全617件 (617件中 1-50件目)
こんちくは。合格よりも不合格の経験のほうが多いので、つい不合格になった方のことを考えてしまいます。でも、合格の経験が不合格の経験よりも多い人というのは1年目で合格した人だけである。1、2年の短期で合格した方の合格体験記を読んだことが昔あって、その頃思ったこと。「試験方法と受験勉強の方法がマッチングしたんだね」長年かかった人のそれは、「実力勝負に持って行くこと、流れを変えることのコツ」が書いてある。合格したからといって勝ち逃げできるわけではない、不合格だったからといって人生の決着がついたわけではない。途中の勝ちは勝ちではないし、途中の負けも負けではない。単に人生のひとつのプロセスにすぎない。トータル勝負になる。合格したら次に何をしなければならないのか悩むことしきりである。どんどんパイが少なくなっているのだから。自分はこの何年間か不合格だ、だからといって、来年も不合格だということが確定したわけではない。むしろ長期戦になれば、実力勝負へもっていけるのだ。タイトルはルバイヤートの詩の一節。続きは、「チューリップひとたび萎めば開かない」【盆中てどまり 張りました】 人気blogランキング 【ようござんすね ようござんすね】詩ではないルバイヤートもある。
2006.09.23
コメント(0)
こんちくは。論文試験の問題および論点が公開されています。平成18年度弁理士試験論文式筆記試験(必須科目)問題及び論点http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/fy18_ronbunshiki_h.htmちなみに、短答式は以下のところ。平成18年度弁理士試験短答式筆記試験問題及び解答http://www.jpo.go.jp/torikumi/benrishi/benrishi2/h18benrisi_tan.htmさらに、ちなみに、過去問集は以下のところ。http://plaza.rakuten.co.jp/patent/diary/200508270001/キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.07.03
コメント(0)
こんちくは。昨日の日本経済新聞の記事「特許審査取り下げ 請求料全額返還」についての続きです。審査請求料全額返還を8月上旬から1年間の期限つきで導入するようです(現在は半額)。新聞記事によると、件数は以下の通り。2005年の審査請求件数:40万件審査待ち件数:80万件着手した一次審査件数:24万件そして、最後に「ただ取り下げが簡単になるので審査請求する企業が増えることも懸念される。」確かに、出願人側からすれば、とりあえず審査請求するというインセンティブになりそうですが、審査請求の後に、先願調査をするということはあまりないのではないでしょうか。とすると、安易な審査請求も増えなければ、取り下げも増えないかも。キーワード 審査請求感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.25
コメント(0)
こんちくは。本日の日本経済新聞に「特許審査取り下げ 請求料全額返還」とありました。その記事の中で、「企業が特許出願後に審査請求を取り下げれば、審査請求料を全額払い戻す仕組みを固めた。」とありました。しかし、この文の中に間違いがあります。「審査請求を取り下げ」とありますが、審査請求を取り下げることはできません。正確には、特許出願の取下げ又は放棄です。ほんとに細かいことですが。参考 http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/henkan_shinsa_seikyuryou.htmキーワード 審査請求感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.24
コメント(0)
こんちくは。前回の続きです。特許出願の明細書作成の2レベルの第2レベルについて。2つ目は、発明を普遍化して書くこと。これにはさらなる訓練が必要で、嗅覚のようなものが必要だと思う。同じ発明に接したとしても、千差万別、代理人毎に異なる結果(明細書)が出てくるのではないだろうか。とはいえ、経験を積んだ代理人は、同じような明細書を作成してくる。不思議なことに。ここでの経験とは、単に特許出願何件というものではない(はっきり言うと、そんなものは誇るべきものではない)。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.23
コメント(0)
こんちくは。先使用権制度ガイドライン(事例集)が公表されています。「技術の戦略的な管理についてのフロー」が載っているので、「発明した、即特許出願だ」と考えている方には、立ち止まって考えるヒントとなります。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.17
コメント(0)
こんちくは。先使用権制度ガイドライン(事例集)が公表されています。ノウハウ管理の一環として、先使用権の活用が提案されています。特許出願すべきではない発明を如何に保護するか、というテーマです。ただし、この制度、自分の実施を続けることができる権利であり、他人の実施を阻止、他人の権利化阻止ということができる権利ではありません。先使用権が規定されている条文は、特許法79条。特許法第七十九条(先使用による通常実施権) 特許出願に係る発明の内容を知らないで自らその発明をし、又は特許出願に係る発明の内容を知らないでその発明をした者から知得して、特許出願の際現に日本国内においてその発明の実施である事業をしている者又はその事業の準備をしている者は、その実施又は準備をしている発明及び事業の目的の範囲内において、その特許出願に係る特許権について通常実施権を有する。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.16
コメント(0)
こんちくは。平成18年度弁理士試験短答合格者統計が発表されました。受験回数内訳の前年との比較をしてみると、初回 22人減 1回~ 5回 45人増 6回~10回 4人増11回~15回 6人増16回~20回 1人減21回以上 6人増多少受験経験者の方が有利になった、ということでしょうか。合格者数が頭うちになると、経験者優位になりますね。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.15
コメント(0)
こんちくは。平成18年度弁理士試験短答合格者統計が発表されました。今年の合格者数が2873人、昨年が2836人。37人の増加です。受験者数は9298人で、昨年が9115人ですから、受験者数は183人増加です。論文の採点は人がしなければならないので、採点者の人数が決まれば、論文を受けることのできる人数の上限も決まってきます。「特許法、実用新案法」が21人「意匠法」が11人「商標法」が11人試験委員が発表になった時点で、合格者数の増減も予想がつく?キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.14
コメント(0)
こんちくは。特許出願の明細書作成の2レベルの第1レベルについて。1つは、発明者の言うこと(考えたこと)をそのまま書くこと。発明者の創作したことをそのまま書くこと。これには訓練が必要である。発明者から発明を引き出すこと → インタビュー術とでもいうべきもの発明を完成させること → 発明者の発想ともいうべきものでは完成していない場合もあるその発明を実施できる程度に抜けなく記載すること → 技術者としての感覚、レベルを有していることキーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.13
コメント(0)
こんちくは。特許出願の明細書作成に少なくとも2レベルあるのではないだろうか。1つは、発明者の言うこと(考えたこと)をそのまま書くこと。発明者の創作したことをそのまま書くこと。2つ目は、それを普遍化して書くこと。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.12
コメント(0)
こんちくは。6月9日付けの日経新新聞によると、「大学の特許収入が初めて6億円を超える」ということです。名古屋大が2億円近い収入があり、抜きん出ているようです。「知的財産の活用が組織的、戦略的になってきた証しだ」という評価ということですが、特許収入を挙げるには、長年かかるので、成果をあまり急がない方がいいと思います。特許になるだけで、数年かかり、たとえ早く特許になったとしても、製品化等にまた数年かかるのがほとんどでしょうから(製品化等がなされなければ、特許収入は生まれないでしょうという前提)。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.11
コメント(0)
こんちくは。「知的財産推進計画2006」まさしく「知財戦略」を国家という立場で論じています。単なる実務家である私も、同感、膝を打つ、と思えた一文。「知財は活用されなければ発明者や創作者、企業の富につながることはない。」発明は思想、この世の物(ぶつ)ではない。いわば精神の世界にあるもの。これがお金につながるとしたら、なにかしらつながりが必要と考えます。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.10
コメント(1)
こんちくは。「知的財産推進計画2006」「知財戦略」が定義されています。「国家戦略である」ということが2度に渡り使われており、強調されています。つまり、「我が国が豊かな国であり続け、諸外国から信頼されるための国家戦略である」「我が国経済・社会の新たな発展を図るという国家戦略である」これは知的財産戦略本部が作成したものですので、国家としての定義になっています。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.09
コメント(0)
こんちくは。知的財産戦略本部のHPに、「知的財産推進計画2006」が発表されています。154ページの大作です。目次を見ると、以下の通り。総論1.今なぜ知的財産戦略か2.第1期 知的財産戦略のスタート3.第2期 世界最先端の知的財産立国を目指す4.知的財産推進計画2006の策定と実施重点編1.知的財産の創造2.知的財産の保護3.知的財産の活用4.コンテンツをいかした文化創造国家づくり5.人材の育成と国民意識の向上本編第1章 知的財産の創造第2章 知的財産の保護第3章 知的財産の活用第4章 コンテンツをいかした文化創造国家づくり第5章 人材の育成と国民意識の向上成果編知的財産戦略の進展1.知的財産の創造2.知的財産の保護3.知的財産の活用4.コンテンツをいかした文化創造国家づくり5.人材の育成と国民意識の向上6.これまでに成立した知的財産関連法等一覧7.施行の体制付属資料1.知的財産戦略本部 名簿2.専門調査会 名簿3.知的財産戦略本部設置根拠4.知的財産推進計画2006 策定までの経緯5.用語集キーワード 知的財産推進計画感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.08
コメント(0)
こんちくは。平成18年度弁理士試験短答式筆記試験合格発表及び合格基準点の公表が発表されました。合格者数は 2,878名 です。受験者数は9,298人ですから、31%です。合格基準点は 37点 です。60点満点ですから、62%の正解率で一次突破です。次の論文試験は、平成18年7月 2日(日) 必須科目平成18年7月23日(日) 選択科目 平成18年度弁理士試験論文式筆記試験貸与法文の取扱い等についても発表されています。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.07
コメント(0)
こんちくは。平成18年度弁理士試験短答受験者統計が発表されています。受験者数は、9,298人です。今年の志願者は、10,060人ですから、願書を提出したが、受験しなかったという人が769人。試験を受けなかったということは、 受験料が12,000円ですから、 12,000円 × 769人 = 920万4000円が採点もされずに特許印紙になったということです。昨年は、910万8000円でした。コンスタントに志願者内に非受験者がいるのなら、その分安くできるかな。それとも、既にそれを見込んだ受験料?キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.06
コメント(0)
こんちくは。昨日の続き。特許出願明細書には(1)書かれていること(2)書かれていないこと(3)書かれているが書かれていないこと(4)書かれていないが書かれていることこの4つに分類することができる。「書かれていないこと」を読めること、これは実務上、非常に重要です。「書かれていないこと」がわかれば、特許性ある発明を発見することができます。先行技術文献を読んで、書いていないところがわかれば、特許になる確率は高いのですから。技術的範囲の判断にも使う場合があります。「何故に、ここまで書いてあるのにあれは書いていないのか」、この発想が武器になります。「書かれていないこと」は、どうしたらわかるのか?「書かれていること」以外のことを知っていること、これが重要です。キーワード 明細書感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.05
コメント(0)
こんちくは。昨日の続き。特許出願明細書には(1)書かれていること(2)書かれていないこと(3)書かれているが書かれていないこと(4)書かれていないが書かれていることこの4つに分類することができる。「書かれていないが書かれていること」についてもちろん、実施の形態でクレームが直接に限定解釈されるというわけではないが、実施の形態があっちの方向を向いているのに、クレームの文言解釈では技術的範囲に属するという場合、なにかとケチがつけやすい。でも、実施の形態ズバリという侵害は、一部例外(マネをした、標準化技術そのものの特許等々、この一部例外は実務上重要だ)を除いてあまりない。ケチがつけにくく、侵害の主張が通りやすくすること、「書かれていないが書かれていること」がキーになる。単にあいまいにすればいいというものではない。あいまいにしようとするのは素人。フレーム理論を使うということ。弁理士の腕の見せ所。キーワード 明細書感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.04
コメント(0)
こんちくは。昨日の続き。文書があり、それによって書かれていることは(1)書かれていること(2)書かれていないこと(3)書かれているが書かれていないこと(4)書かれていないが書かれていることこの4つに分類することができる。「書かれているが書かれていないこと」は、誤記、特許出願明細書においては実施できないようなこと、等々。この記述はむなしい。キーワード 明細書感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.03
コメント(0)
こんちくは。最近、お客様との議論によって考えたこと。特許出願明細書(特許請求の範囲、明細書、図面)は、書いてあることと書いていないことから成り立っている。代理人の常識として、この書いてあることと書いていないことの境界をぼかすことが腕であるという考えがあったと思う。しかし、この考えはもはや古いと言えないだろうか。古いということが必ずしも悪いわけではないが。書いてあること、書いていないこと、この境界を明確にすること。これが求められていると思う。出願時から発明は定まっており、出願後に見つかった先行技術によってその発明が変形するということはない、という考えが主流になりつつあるということではないのか。キーワード 明細書感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.02
コメント(0)
こんちくは。拒絶理由がなく登録になることを一発登録とちまたで言う。この一発登録をもらうと、ちょっと惜しかったかなと未練にも思う。拒絶理由なく登録になるので、審査官が一体どこで許したのかが見当がつかない。なので、「本来ならクレームをもっと広くしても許したかもしれない」などと考えてしまう。だからといって、わざと拒絶理由があるようなクレームを最初から(場合によっては補正で)書くのも考えものだ。戦略的にこれを行うということはもちろんあるのだが。なにしろ手数が少なくて登録になるので、手数料が安く、期間も短くて済む。そして、なんといっても限定解釈の材料となる審査経過が全然ないというのは非常に魅力だ。さらに、出願当時の明細書で勝負がつくのが潔い。とはいえ、もっと広くできたかなぁ・・・。キーワード 登録感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.06.01
コメント(0)
こんちくは。本日の日経新聞に「ニッポン株式会社 実力診断」という連載記事があります。そのタイトルに「海外展開・知財が源泉」とありました。しかし、この記事の中で、知財に関係するのは、「知的財産こそ利益の源泉であり、知財なくして事業なし」という「松下電器産業 中村邦夫社長」の言葉の引用の箇所のみでした。それも、この文脈の中では、知財といっても技術開発のことです。確かに、経営者からみると、知的財産権だけが知財ではないのです。でも、私の期待は裏切られた(と嘆くほどのことはないが)。キーワード 知財感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【人生は勝負】 人気blogランキング 【ようござんすね ようござんすね】特許を楽しみたい方には、「知られざる特殊特許の世界」
2006.05.31
コメント(0)
こんちくは。弁理士試験の合否を分けるものとしての運。前日に見直したことが試験に出た。というのは何故かよく聞きます。合格するような実力があるから、そのような見直しができるのか。はたまた、まったくの偶然なのか。この運を偶然ではなくて、引き起こすことができないか。例えば、前年合格した人の予想問題というのはどうだろうか。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.30
コメント(0)
こんちくは。弁理士試験の合否を分けるもの実力、なんといってもこれでしょう。そのために勉強しているのでしょうから。試験日のコンデション、体調がわるければ実力もだしきれません。精神力、根性論ではないけれど、気持ちの強さというのは関係してくるでしょう。運。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.29
コメント(0)
こんちくは。「工業所有権法逐条解説」という本は通称「青本」と言われています。この本、実は緑色です。なぜ、「青本」と言われるのか。説2つ。(1)日本語では、緑のことも青という。「目に青葉」の如く。同様に「工業所有権法逐条解説」も、「青本」と名づけられた。(2)最初の第1版の「工業所有権法逐条解説」は、青色だった。それが途中から緑色になったが、従来通りの呼び名が使われている。青本の1版を持っている方は、教えてほしいです。その色を。キーワード 青本感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.28
コメント(0)
こんちくは。基礎の基礎としての弁理士試験の勉強方法。青本(工業所有権法逐条解説)があります。ありましたというべきか。なにしろ第16版(2001年8月発行)で止まっており、その後発行されていません。でも、改正本(改正条文の解説書)は無料で入手できます。そこで、マイ青本を作るというのはどうだろうか。もちろん自分勝手に条文解説を行うということではない。第16版の青本を基にして、改正された条文いついて、その後の改正本の中味で置き変えるというものです。その際、従来の条文とのつじつまが合うように旧来の条文解説の中味も見直すというものです。本来は、そのようにして青本は改正されてきました(改正条文のところが改正本の中味に置き換えられて、他の条文の解説もつじつまがあうように書き換えられていました)。これを自分でやるということです。それが作れたら、今の実務家はノドから手がでるほど欲しいでしょう。つまり合格後にも役立つものができあがります。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.27
コメント(0)
こんちくは。弁理士試験は短期合格を目指すべきでしょう。でも、こんなことを考えてみるのも一興でしょう。例えば、合格までに8年かかるとしたら、どんな勉強方法をとるだろうか?と。弁理士が自分で一人前だと考えるのが8年です。合格した後も役立つような勉強をしようと思うでしょう。つまり、将来のお客様のために勉強しようとするでしょう。合格後、すぐに一人前の仕事をするために。だとすると、どこどこ受験機関のまるまる講座がいいらしい、というのはアウトオブザ眼中でしょう。脅迫観念的に短期合格しようと思わなくてもいいのでは。単に、試験勉強はこうあるべきだなどという精神論のようなものではなく、思いっきり合理的に考えてもこのような結論にたどりつきそうです。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.26
コメント(0)
こんちくは。・平成17年度弁理士試験最終合格者統計に公表されている「受験回数等内訳」は以下の通りです。 合格者初回 661~5回 5316~10回 8511~15回 2416~20回 521回以上 0平均受験回数 3.39回受験者としては、自分がいつ受かるかというのは基本的にはわかりません。自分は特別な存在ではなく、多数派に含まれると考えるのが合理的な考えでしょう。公表されている統計からは、最頻値(モード)はわかりませんが、たぶん3、4回ではないでしょうか。とすれば、仮に受かるとして、という前提がつきますが、3、4回あたりだろうとなります。つまり、1、2回で合格できないからといって悲嘆することはないと思うのですが。いかが?キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.25
コメント(0)
こんちくは。・平成17年度弁理士試験志願者統計・平成17年度弁理士試験最終合格者統計に公表されている「受験回数等内訳」は以下の通りです。 志願者 合格者初回 3015 661~5回 5664 5316~10回 821 8511~15回 234 2416~20回 87 521回以上 42 0割合を計算してみると、初回 2.2%1~5回 9.3%6~10回 10.4%11~15回 10.3%16~20回 5.8%21回以上 0%ということで、10回までは合格率が高まり、15回まではそれを維持できる、と言えそうです。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.24
コメント(0)
こんちくは。弁理士試験の問題と解答が公表されています。 平成18年度弁理士試験短答式筆記試験問題 平成18年度弁理士試験短答式筆記試験問題解答 1問目は、カリスマ美容師の「ダンディ甲田」なる人物が登場。出題者の意図は、やはり、「この問題はゲッツ」と叫んでほしかった(声にださずに)のではないかと思います。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.23
コメント(1)
こんちくは。平成18年度弁理士試験志願者統計が公表されています。さて、「受験回数等内訳」という統計を見てみると、おもしろい数字になっています。書き写すと、 今年 昨年 差異初回 3018 3015 +31~5回 5866 5664 +2026~10回 820 821 -111~15回 228 234 -616~20回 83 87 -421回以上 45 42 -3なんと、1~5回以外の層は、昨年との差異が10人未満です。1~5回の層だけが約200人増です。志願者数は、昨年と比べると約200人増ですから、1~5回の層だけが増えていることになります。とはいえ、昨年の合格者分だけ減っているので、実質の増加は約900人です。今年の受験回数初回が3000人いて、900人増えているということは、2100人が、昨年受験したが今年は受験しなかったということになります。そのほとんどが、1~5回の人たちということでしょう。ということは、2年目以降も続けるぞ、という意気込みが合格率を上げることになりそうです。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.22
コメント(0)
こんちくは。平成17年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書についての中に、知的財産関連人材育成のあり方に関する調査研究報告書という報告書があります。この中で、平成11年度と平成17年度の弁理士試験の比較がある。 H11年 H17年受験者数 4690人 9136人 2倍合格者数 211人 711人 3.4倍合格者の平均年齢 34.1歳 34.7歳平均受験回数 5.12回 3.39回なぜか、平成7年と平成17年の比較になるのであるが、 H7年 H17年志願者数 4177人 9863人 2倍過去5年間で、弁理士登録数は、1500人増加。なんと、現在6000人の弁理士のうち、4分の1が5年以内の合格者。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.21
コメント(1)
こんちくは。 実力が接近してくればくるほど、合否の決め手は、得意分野ではなく、ミスをしないことになってきます。 ゲームの勝敗を分けるものとして、得意技で決めるもの、長い長いラリーが続き、どちらかがミスをするまで決着がつかないもの、の2つがあります。 この試験は、後者の分類に入るでしょう。 志願者が1万人おり、合格基準点に1点でも満たなければ不合格です。分布図を描けば、その合格基準点の近辺が最も度数が多いでしょう。 一方、短答試験で突出する人はあまりいないでしょう。突出した分だけ有利になることはありませんし、突出させるための勉強時間は論文試験に割り振りたいでしょう。 とすれば、合格基準点をわずかに超えることが戦略的に有利に働きます。 でも、ケアレスミスで泣く人もいるでしょう。 だからこそ、ポカをしないこと、これが重要です。 ですので、チェックシートを作っておくこと(もちろん、試験最中は頭の中だけでチェックですが)が必要です。自分が陥りやすいミスのパターンがあります。模擬試験はそのパターンを発見して、自分用のチェックリストを作成するためのものです。 そして、試験最中は集中して熱くなるのですが、どこかで冷めている自分が必要です。自分の斜め後ろ45度の天井から眺めることです(冗談ですけどね)。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート敗者のゲーム新版
2006.05.20
コメント(0)
こんちくは。平成18年度弁理士試験志願者統計が公表されています。試験2日前。さて、今年の志願者合計は、10,060人。祝(?) 1万人突破。昨年が9,863人、一昨年が9,642人ですから、年に約200人増。最終合格者は、昨年が711人、一昨年が633人、そのまた前年が550人ですから、年に約80人増。ということは、今年は790人?キーワード 弁理士感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.19
コメント(0)
こんちくは。昨日の続きです。「闘わずして勝つ」「闘ったとしたならば、勝つ」の意味で捉えるべき。相手から見ると、負けることが明白であり、かつ、「闘わずして負ける」か「闘って負ける」を選択するとしたならば、「闘わずして負ける」ことに利がある場合。この場合に、「闘わずして勝つ」という状況が生まれるのでしょう。とすると、特許件数も多く、知財戦略もしっかりとしたものが必要です。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.18
コメント(0)
こんちくは。昨日の続きです。「闘わずして勝つ」勝敗は、闘わなければつかないものです。とすれば、矛盾した言葉と考えることもできます。意味のない言葉だと。とはいえ、矛盾した言葉と捉えるのでは味も素っ気もないので、「闘ったとしたならば、勝つ」という意味で捉えるべきでしょう。決して、労を厭って、策だけで勝つという意味ではないでしょう。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.17
コメント(0)
こんちくは。過日紹介した 「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2005」の中にも「闘わずして勝つ」とあります。割りと流行として使われている言葉ではないでしょうか。「闘わずに勝つ」、ちょっと聞くと手品、魔法のように思えます。そんなうまい手があるのか。特許権を多く取得しなくても勝つことができのか。そんなにうまい手があるはずはない、というのが結論であると思う。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.16
コメント(0)
こんちくは。逆に、トーナメント方式は、番狂わせがあまりない。一見、逆のようでもある。リーグ戦は総当りであるから番狂わせがなく、実力がでる。そして、トーナメントが1番勝負だから運に左右されると考えるのは一般的でしょう。でも、トーナメントは後がないので、その時、その時で全力を出し切って戦う。とすれば、やはり運より実力の差がでるというもの。やはり、論文試験も同じでは。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.15
コメント(0)
こんちくは。1次リーグは意外や意外に番狂わせがでる。その点、短答試験も同じところがある。出題範囲が広いため、勉強したところとの相性というものがあり、また、マークシート方式ということもあり、まぐれ当りがあり、その当りも複数続くことも統計的にありえることで。逆に、実力があっても2次(論文)のための勉強に力が入りすぎて、ということもある。まぐれで1次突破ということもある。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.14
コメント(0)
こんちくは。弁理士試験は、サッカーのワールドカップに似ているかもしれない。短答試験が1次リーグ、論文試験が決勝トーナメント。1次リーグ突破が決勝トーナメント進出の条件であること、そして、キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.13
コメント(0)
こんちくは。過日紹介した 「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2005」の中に「企業間取引に伴う技術流出を回避するための対策」とあります。対策の1つである「秘密保持契約」。もしも特許出願したいと考えているのであれば、秘密保持契約を結ぶ前に特許出願すべきです。昨日の記事の続きで、問題の3つ目です。秘密保持契約を結んだ相手が自分よりも先に特許出願してしまう。こんな事態もありえなくはありません。もちろん、契約違反で、発明の盗用です。許されることではありません。しかし、一方で、発明はだれがしたのかということの立証は非常に難しい。ですので、秘密保持契約を結んだからといって、気を抜いていいというものではありません。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.12
コメント(0)
こんちくは。過日紹介した 「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2005」の中に「企業間取引に伴う技術流出を回避するための対策」とあります。対策の1つである「秘密保持契約」。もしも特許出願したいと考えているのであれば、秘密保持契約を結ぶ前に特許出願すべきです。確かに、秘密保持契約で、新規性は失われずに、特許出願のための時間もかけることができるのですが。問題の1つは、昨日の記事にも書いた通り、契約を守ってくれなければ、新規性は失われることになります。新規性が失われたかどうかは事実行為ですから、契約を守られなければ、特許をとることはできなくなります。2つめは、どちらが発明したのかで争うなどということもありえます。秘密を話して打ち合わせの際に、両方から発案があるかもしれません。もともとは自分だけで考えたのに、共同で発明したということにもなりかねません。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.11
コメント(0)
こんちくは。過日紹介した 「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2005」の中に「企業間取引に伴う技術流出を回避するための対策」とあります。対策の1つである「秘密保持契約」。秘密保持契約を結んでいれば、その後で特許出願もできるし、ということになります。でも、この「秘密保持契約」は万能ではありません。契約を結んでも、必ず守るとは限りません。契約を守ってくれなければ、損害賠償という手もありますが、特許を取れない等々の不利益があり、後の祭り的です。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.10
コメント(0)
こんちくは。過日紹介した 「中小・ベンチャー企業知的財産戦略マニュアル2005」の中に「企業間取引に伴う技術流出を回避するための対策」とあります。その中では、3つに分けています。(1)誰に知られても良い知識(2)外部に知られるのが望ましくない知識(3)絶対外部に知られてはならない知識そして、対策としての取り扱いですが、(1)開示して問題なし(2)「秘密保持契約」の締結を条件に開示(3)絶対に開示しない特に(2)と(3)の境界に、注意が必要です。「秘密保持契約」は万能ではありません。キーワード 知財戦略感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.09
コメント(0)
こんちくは。平成17年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書についての中に、知的財産関連人材育成のあり方に関する調査研究報告書という報告書があります。特許事務所の形態として、特許業務法人というものがあります。平成18年1月31日時点で、53事務所が特許業務法人になっています。弁理士が複数人いる特許事務所が974あります。特許業務法人を作るためには、複数人の弁理士が必要です。53/974=5.4(%)が特許業務法人になっているということになります。意外と少ない。さしあたり法人化するというほどのメリットはないということでしょうか。キーワード 特許業務法人感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.08
コメント(0)
こんちくは。平成17年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書についての中に、知的財産関連人材育成のあり方に関する調査研究報告書という報告書があります。この中で、アンケートの引用があり、弁理士が一人前になったと自分で感じた年数の全体平均は7.79年ということです。資格取得前の経験 3.26年資格取得後の経験 4.53年キーワード 弁理士感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.07
コメント(0)
弁理士試験が近づいてきました。受験勉強時代は、こんなことを考えていました。「どうして1年に1回なのか。」「こんな1日の試験で実力を測ることができるのか。」1年に1回しかないので緊張し、それによって普段ならしない失敗をする。その1回に失敗したならば、また1年なのだ。だからといって、回数を増やすべきだなどとは考えていない。それは単に合格したからいいや、ということではなくて、その1回性というものが今の仕事にも必要な心構えのように思えるのです。キーワード 弁理士試験感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.06
コメント(0)
こんちくは。昨日の記事に続き、ジェネリック医薬品です。平成17年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書についての中に、新たな「知」の保護管理のあり方に関する調査研究報告書という報告書があります。更にこの報告書の中に「資料編 1」という文書があります。この中で、新薬の研究・開発の特徴というのがあります。上市に必要なR&D費用は、1製品につき200~300億円、中心品も含めると1000億円とのこと。研究から上市まで、15年~17年。新薬が承認され上市に至る確率は、合成化合物数から数えると10000分の1。確かに、特許制度で保護できるという確証がないと研究を始められないですね。キーワード 特許権の存続期間満了感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.05
コメント(0)
こんちくは。ジェネリック医薬品が最近話題になっています。ジェネリック医薬品とは、医薬品の特許権の存続期間が満了した後に発売される同一成分の医薬品のことです。既に特許によって守られていないということから安く入手することができます。医療費をおさえることができるということで普及の期待がされています。確かに消費者(患者)からすれば、同じ効能であれば安いほうがいいです。さて、どれだけ安くなるのかというと、新薬の5~6割程度の薬価が設定されている製品が多いらしいです。研究開発費がないということから、その値段になるらしい。もしも特許権がなかったならば、すぐにその値段になると考えると、特許権の価値は次の式になるでしょうか。特許権の価値 = 新薬の値段 - ジェネリック医薬品の値段とすると、特許権の価値は、新薬の4~5割程度ということになりそうです。もちろん、こんな簡単な式では測れないでしょうが。キーワード 特許権の存続期間満了感想・質問・意見交換は下のコメント欄、いいことをそっと耳打ちしたい方は私書箱をどうぞ。【行くところまで行く】 人気blogランキング 【ようござんすね】発明者の権利を守る証拠資料 リサーチラボノート
2006.05.04
コメント(0)
全617件 (617件中 1-50件目)