幸せ探し

幸せ探し

2022年01月13日
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カテゴリ: 私のすきなこと



初春公演のときは舞台の上方に作り物のにらみ鯛と有名な神社仏閣のしかるべき方が揮ごうされた、干支を現した書が飾られる。ことし書かれたのはは住吉大社の宮司さん。

尼崎の段(あまがさきのだん)
十次郎は、夫婦らしい生活もせず祝言だけ挙げては初菊がしばられることになる。祝言しなければ、自分が死ねばどこなりとも嫁に行けるのにと悩んでいる。
それを聞いた初菊は祝言は挙げたいが、このまま別れ別れになるのはあまりにも悲しい、出陣を取りやめというわけにはいかないかとすがりつく。
十次郎は、初菊を叱りながら鎧姿に着かえる。
そこへ、祝言の支度をしたさつきと操があらわれ、それぞれの思いを胸に三々九度の杯を二人はかわすのだった。
遠くで陣太鼓が鳴らされて、十次郎は必ず帰ってくるからと女たちに約束して、出陣していくのであった。

そこへさっきの旅の僧が、風呂が沸いたようですと言って登場する。さつきはどうぞお入りくださいと、僧を案内して、風呂場に連れて行く。
様子をうかがっていた光秀は、旅の僧を久吉だと見破ってあとをつけ、機会があれば打ち取ろうとしていた。これはちょうどよいと、竹やぶの竹を刀で削ぎ切り竹やりとして、風呂場の人の気配のするところめがけて竹やりを突きだす。しかし、竹やりでつきさしたのは、あろうことかさつきであった。
光秀のたくらみをしって、これ以上罪を犯させまいとさつきが身代わりになった。
あっと驚く光秀。騒ぎをききつけて操と初菊も飛んでくるが、あまりのことにおろおろするばかり。

光秀とさつき

さつきは、主殺しという罪深さを語り、「私が刀や槍で死ぬならまだしも、動物のように竹やりで突き殺されるのも、主殺しの息子の一族として罰を受けているのだと思います。これで、息子の罪が軽くなるのならそれもうれしい。」(光秀は負け戦で落ち延びているところを、百姓が突き出した竹やりに刺されて、落命したといわれているところと、うまくシンクロさせている)
操は「お母様は命を懸けて、あなたをいさめようとしておられます。どうか善心に立ち戻って戦をやめてください。」と夫をかき口説く。
しかし光秀は「春長は殷の紂王のような悪逆無道な人間、それを討った武王こそ民を休める天下の英雄。余計な口出しをするな。」とあくまで強気をくずさない。
(続く)


僕のアップいけてますか。byコロ







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最終更新日  2022年01月13日 09時00分06秒
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