世界平和統一家庭連合が「天一国（天一國）基元節（基元節）」2周年を迎え、多彩な行事を用意している。

天一国は、宗教的な表現で、地上天国と天上天国を意味し、基元節は、天一国が出発した日をいう。 2012年、文鮮明総裁が基元節宣言をしたし、聖和（死去）と、韓鶴子総裁がその遺志を受けて翌年1月13日（旧暦）基元節の到来を満天下に宣布した。家庭連合によると、天一国基元節は、人類の文明史を見ると、理想世界が出発する非常に希望的な日である。韓総裁は基元節宣言に際し「人類は創造主天の父母に似て真の愛を実践する天一国の真の主人になるべきです。天一国は、罪の影さえも見つけることができない平和世界」と力説した。今年基元節2周年全体の記念行事は、大きく「祝福·和合」「分かち合い·愛」「共存·平和」の3つのテーマで見ることができる。

世界平和統一家庭連合の創設者、文鮮明·韓鶴子総裁は、地球の平和運動に献身した。写真は文·韓総裁が世界平和のために開かれた国際的なイベントでキャンドルを付ける様子。
世界平和統一家庭連合提供

◆祝福·和合

この式典には、新郎新婦3000組と祝賀客1万4000人など2万人以上が参加する予定である。国際社会は、移民人口の増加に国籍や皮膚の色が違う人々がひとつに調和して暮らす世界に変わって行っている。家庭連合が広げた大規模な国際祝福行事こそ国·人種·宗教間の葛藤を一掃し、世界の人々が一共同体という意識を高めるの平和の祭典である。

これに先立ち、3月1日から加平天宙清平修練院で全世界の家庭連合の指導者と祝福家庭が参加して、天一国の国民の祝祭を進行する。ここには、フェスティバル祭りとご多幸フェスティバル、清平20周年特別大役事などが含まれている。特にこの日の午後5時開かれるご多幸フェスティバルは、多文化家庭が各国の伝統文化を披露する場として、オリンピックのサムネイルとすることができる。国民祭りでは、平和のどら打鐘式とピースバイク（Peace Bike）基伝授式なども行われる。

この他に、今年の韓日国交正常化50周年を迎え、両国の友好増進のために3月1日、ソウル小公洞（ソゴンドン）ロッテホテルで韓日国会議員懇談会が開かれ、翌日には汝矣島国会憲政記念館で韓日大学生姉妹提携が進行されている。 3月21日午後4時、ソウル龍山（ヨンサン）家庭連合天福宮教会では、「第2回文孝進ミュージックフェスティバル」が開かれる。ロック歌手であり天才作曲家であったと文孝進氏は、文·韓総裁の長男として40代の若さで亡くなったが、人類の愛と忠孝精神を呼びかけた千曲の歌詞と曲を残した。

◆分かち合い·愛

家庭連合、全国300余りの教会は、文·韓総裁の御聖誕日（旧暦1月6日）と基元節を記念して「2015愛分かち合いフェスティバル」を行う。一人暮らしや身体障害者など、地域社会の恵まれない住民のために生活必需品伝え、理美容サービスなど、さまざまなボランティア活動を繰り広げる。

元母平愛財団（総裁韓鶴子）は、世界の未来の卵に2年目に巨額の奨学金を支援したが、今年も学業、品行、ボランティア活動など、さまざまな名目で世界600人の小中高生と大学生に奨学金支給証書を授与する予定である。外国人学生の場合、韓国に招請されて牙山鮮文大で韓国文化を学び、グローバル人材に成長する機会も得る。奨学金総額は、当日発表される予定である。 3月7日、ソウル蘆原区ユセンキュウ教会では、「真の愛平和学校」開校式を持つ。この学校では、私たちの社会の青少年が、国際社会のメンバーとして正しく育つ支援をするための体験活動、グローバル文化と心情教育などを指導する。

ロック歌手、作曲家であった文孝進氏を称えるために2014年に開かれた「第1回文孝進ミュージックフェスティバル」の一場面。

◆共生·平和

28日から3月4日までの4泊5日の日程で小公洞ロッテホテルで開かれる国際指導者会議の（ILC）は、世界の各界指導層が共存と和解、平和のために、国家間の連帯を模索する場である。今回は、「私たちの時代の課題を超えて - 社会、国家、世界の変化」というテーマで開催され、海外から100人余り、国内で約300人の指導者が参加する予定である。

3月2日午前10時には、ソウル汝矣島国会憲政記念館で「2015韓半島の統一と東北アジアの平和を実現国際シンポジウム」が開かれる。国会議員の研究団体である統一未来フォーラム、世界の平和教授協議会、天宙平和連合、世界平和女性連合、南北統一運動国民連合、世界平和青年連合、大学原理研究会（W-CARP）などが共同主催する。

今回のシンポジウムでは、今年の南北分断70周年を迎え、韓国民の念願が込められた「世界の平和と北東アジア鉄道の統合のビジョン」「DMZ平和公園と国連第5事務局朝鮮半島誘致の必要性と課題」など主題歌集中的に議論される予定である。

3月1日から5日間、ソウルのロッテホテルで開かれる「第21回世界の報道会議」には、ダンボタン元米国下院議員、クリストファー·ヒル元米国務省次官補、ラリー·ビーズリー米ワシントン·タイムズ社長などが記載され、21世紀の北東アジアの平和方案について深く意見する。会議の期間にナギョングワンセヌリ党議員がDMZ平和公園と国連第5事務局韓国誘致を提案する予定であり、パク·ウォンスンソウル市長の基調講演、オテギュハンギョレ新聞論説室長、ジュチュンリョル世界日報経済部長、ファンヨウンシク韓国日報論説室長などの問題提起も予定されている。

チョン·ソンス宗教専門記者 tols@segye.com