下作延第一ペッパーズ(高津区少年野球連盟所属)応援団

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2021.08.11
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テーマ: 少年野球(741)
カテゴリ: 少年野球上達講座
『全身の力で投げるための肩甲骨のエクササイズ』

少年野球の年代だと、単純な“ボールの投げ方”がまだまだ出来上がっておらず、
●思い切り腕を振っても、ふんわりしたボールになる
●投げる場所がバラバラになる
●無理した投げ方になっている
という子もいます。

どれも問題ではありますが、親にとっては、
負担のある投げ方を続けて、ケガをしてしまうことが最も心配です。

肩甲骨を上手く使えると、

○身体全体を使えるので、肘や肩に負担がかかりにくい
というメリットがあります。

今の状態から筋力をつけなくても大幅に球速アップすることも可能です。

もちろん、全身の力を使って投げられることは
ピッチャー以外にも有効なので
ぜひ、実践してほしいと思います。

身体全体で投げる、という重要性は分かっていても、
『肩甲骨』の正確な知識を基に投球している方というのは
そう多くはありません。

実際にプロの投手であっても、肩甲骨を満遍なく使って、
投球することができている選手は意外と少ないからです。


背中の両側で出っ張っている骨のことを指しますが、
背骨と腕の骨をつないだ中間地点にあります。

肩甲骨が上手く動かせなければ、身体の全体で強い力を出せても、
腕に伝わらないことで、手投げになってしまうのです。

逆に言えば、肩甲骨を上手に背骨と連動させることができれば、

ということが言えます。

実際に、メジャーで活躍する前田健太選手は広島時代から、
肩甲骨を回すための体操を積極的にしていました。

それでは肩甲骨を上手に動かすにはどうすればいいかというと、
エクササイズで動かしながら感覚を身に付けるのが最適です。

肩甲骨が使えていないのにピッチングで身に付けるのは、
非常に難しいですし、
肘や肩への負担も懸念されますからね。

お勧めしたいのは2つ、
□肩甲骨の寄せ、広げ
□肩の後ろ回し、前まわし
これらのエクササイズです。

【肩甲骨の寄せ、広げ】
1.立っていても座っていても良いので、
  腕の力を抜いてリラックスする
2.手のひらの位置を出来るだけ変えずに、
  肩甲骨を寄せたり、広げたりすることを繰り返す

この時に腰が沿ってしまうと、効果が半減してしまいます。

鏡を見て確認したり、パートナーが背中を触って、
どうなっているか分かるようにしてあげましょう。

肩甲骨が動いている感覚が分かりにくい場合は、
触ってもらうことで、より感覚が掴みやすくなります。

【肩の後ろ回し、前まわし】
1.肩をリラックスさせて、
  腕をだらんと下に垂らす
2.肩を耳につけるように、
  10回前側に回します。
3.同じように後ろ側も10回、
  というように繰り返します。

これも余分な力を抜いて、出来るだけ大きく肩を回すように心がけましょう。

これを練習前に
・寄せ、広げを30回
・前まわしを10回×3セット
・後ろ回しを10回×3セット
行ってから、ボールを投げてみてください。

全て行ったとしても、2~3分もかからないと思います。

普通の生活ですと、肩甲骨の動きは意識しないので、
□肩甲骨の寄せ、広げ
□肩の後ろ回し、前まわし
どちらのエクササイズも、30回程行えば、
少しだるさを感じてくると思います。

しかし、肩甲骨に疲労感があっても、ボールは十分投げられますので、
これで全く問題ありません。

逆に疲れを感じることで、肩甲骨を使う感覚が分かるので、
腕全体を大きく後ろに引きやすくなると思います。

ポイントは、
“肩甲骨の疲労度から使えている感覚を掴む”
ということ。

これは専門用語で『事前疲労法』といって、
意識したい部分をあえて疲れさせることで、
使い方を覚える方法です。

これは余談ですが、
投げているときに力が入らず、フラフラしてしまう場合は、
腹筋を少し行うことで、身体が安定することがあります。

これが事前疲労法です。

『肩甲骨周りを寄せる筋肉が疲れて意識しやすくなる』
ことで腕を大きく引いた、豪快なフォームを作れる、というわけです。

このエクササイズをせずに、投球を続けていると、
肩甲骨を寄せる意識が無くなり、腕を引く動きが小さくなります。

そうすると、腕が大きく引けず、いわゆる『キャッチャー投げ』
のようになってしまうので、
肘や肩に思い切り負担がかかって、故障につながってしまうのです。

だからこそ、
“肘や肩の負担を減らし、全身で強い球を投げ込む”
ために、
肩甲骨のエクササイズは、しっかりと行ってほしいです。

なお、『肩甲骨が固い』という表現もありますが、
肩甲骨のストレッチは、あまり必要ありません。
『肩甲骨が固い』という場合、筋力的な固さもありますが、
肩甲骨がスムーズに動いていない、ということがほとんどだからです。
肩甲骨が柔らかい女性でも、使う感覚ができていないと、手投げになりますからね。

『柔軟性』よりも『使い方』を覚える方が重要ですので、
ぜひ、意識して行ってください。

まとめ

肩甲骨が動く距離は短く、
腕が動く距離の方が大きいので、
中々投球や日常生活の中では、
使い方を覚えるのは難しいです。

だからこそ、
□肩甲骨の寄せ、広げ
□肩の後ろ回し、前まわし
を投球前には意識して行ってみてください。

○手投げを防止することで、力のある速球が投げられる
○身体全体を使えるので、肘や肩に負担がかかりにくい

というメリットがありますし、
大きな筋肉を使えるので、コントロールも安定します。

肩甲骨の意識は
ピッチャーだけでなく、
他の選手にも有効なので、
ぜひ試してください。

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Last updated  2021.08.11 19:54:32
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