December 10, 2012
XML
フィギュアスケート グランプリシリーズ
ロシアのソチで開催されて、日本勢は男子・女子のシングルで
アベック優勝という快挙を成し遂げました。

私が今すごく注目しているのが男子シングル。
いえ、単にカッコイイ男子が観たい!というのがありますが
で、その感想を昨日の日記からの続きを。

パトリック・チャン。
バンクーバー五輪以降は国際大会で優勝の常連で、すっかり
実力派の選手になりました。

がっちりプログラムを作ってくるでしょう。
日本勢の強力なライバルです。

羽生君。アメリカ杯2位、日本のNHK杯は優勝。
昨年の活躍が自信になったのか、まだ18歳の高校生とは思え
ないほど、この1年でずいぶんと大人びた印象でした。

羽生君は技術的なレベルの高さだけでなく、しなやかな動きで
その音楽の世界を表現できる頼もしい若武者です。
ただ、そこはまだまだ18歳の高校生。
細かい部分では、高橋君の演技にはまだまだ及びません。
そして高橋君が魅せる “大人の男の色気” の世界は、どうにも
表現できない部分でしょう。


高橋君だって18歳のときは今のような “大人の男の世界” はまだ
出せなかったのですから。
羽生君はこれからが楽しみな人なのです。

高橋君。中国杯が2位で、日本のNHK杯も2位。
そしてこのファイナルで優勝でした。

バンクーバー五輪以降もますます表現に磨きがかかっていました。

次の技に移る前のほんの短い時間でも、絶えず上半身が演技を
していて、観ている者を飽きさせない動き。
審判や観客に向ける顔の角度や視線。

もちろん技術面でも妥協していません。
このファイナルで1度目の4回転は失敗したものの、2度目の
4回転+3回転を決めました。
解説の佐野さんが思わず、 「男っ!!」 って力をこめて言葉を
出したほど技をピシリと決めて。

私は今さらながら気がついたのですが、高橋君は “背中でも” 、
曲の中の 「何か」 を感じさせるのですね。
日本人にしては貴重なタイプです。

このあたりが、彼の積んできたキャリアなのでしょうね。
高橋君の独特の雰囲気は、欧米の女性たちをも夢中にさせる
ような気がします。

日本男子は、いつの間にこんなにレベルが上がったのでしょう。
まだ他にも、無良君がフランス杯で優勝しているのです。
日本人の演技はつまらないと思った昔がウソのようです。

以前なにかの話で、体操王国のロシアやルーマニアでは、「世界で
戦うよりも、国内選手権を勝ち抜いて国の代表になることのほうが
難しい」 とあり、私はその言葉を羨ましく思っていました。

でもそんな時代が、日本のフィギュアスケートで到来したのです。
世界に出るために、全日本選手権を勝ち抜くことが難しい。
選手にとってはライバルが多くて大変だけど、観る側にとっては
嬉しいことです。

それにこれで高橋君ひとりの肩に重荷がかかることがなくなります。
女子が真央ちゃん以外、どうもぱっとしない現状なので、なんとか
男子に華を咲かせて欲しいです。

ああ、なんかソチ五輪が楽しみになってきました
おっと、少々気が早いですね。
まずは今シーズンの世界選手権を日本人が制覇、そこからですね。

  • DSC03749.jpg
今日はこの地方でも初雪となりました。 雪と氷の世界は寒いです
でもフィギュアスケートのリンクの上では、選手たちが熱く戦っています。
頑張る選手たちを、私も応援したいです。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 10, 2012 11:28:54 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: