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性別の差による差別はのりこえられても、能力の差と価値の連動は、そう簡単にははがせないので、たとえば、本に貼るポストイット、付箋のように必要に応じてはがすことが、人々の日常感覚に降りてくれればいいなと思う。付箋は、だんだんよれよれになっていくしね。付箋は給料の額かもしれないけれど、いややなと否定するのではなく、「それはそれだけのこと」とはがしても、本体のページに書かれている人間としての存在や、いのちの重さは変わらない。奇跡的に存在しているものであることもね。能力の差があることを否定するのではなく、能力の差によって一定の処遇の差があることを否定するのでもありません。否定するのは、能力の差とその人の存在の価値を連動させることです。連動させてしまう、人間の存在の内面にくいこむ差別的なもの、価値の序列的体系がある。障害を通して、きちんと整理して批判的に研究したいと考えます。福島智 1962年、兵庫県生まれ。9歳で失明、18歳で失聴した。東京都立大(現首都大学東京)卒。金沢大助教授、東大先端科学技術研究センター准教授を経て2008年から教授。生井久美子「ゆびさきの宇宙~福島智・盲ろうを生きて」岩波書店 より※この本は知人に借りて読んだ。 手許に置いて何度も読み返したいので購入しようと思う。
2010/07/30
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木曜日はS女声合唱団、O先生のレッスン。ナンシー・テルファー 、ミサ・ブレビス。うまくいかないとき、O先生はまずこう言う。「デザイン感覚があるといいですねぇ。」「ビジョンが無い」という言い方をする日もある。「ただ音を鳴らすのではなく、何かを形創るんですよ?」この言葉で音が良い方向へ変わる場合もあるが私たちのイメージが悪いとうまくいかない。その場合は細かくテクニカルな要求をする。for example...「一旦音を出したら押しません。 次の音までの間に減衰しなければ美しくありません。」「フフッ やり過ぎると下品ですね。」「しかし、テンポ遅くならないで。」「うーん、それで、音の立ち上がりはもう少し早く。」歌う毎に要求が増えて歌っているうちにわけわかんなくなったりするが、後で録音を聴くと、初めて意味がわかる。今回は珍しく「うん、いいじゃないですかー。」と言われる。「今の、覚えておくといいですね。」そう言われても!覚えていられたらこんなに苦労してないっちゅうねん。
2010/07/17
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よく考えてみれば、病に苦しんだ自分の存在が、歴史の記録にも残らず、人間の記憶から消えてしまうということに、慄然としないでいられるということのほうが、よほどおかしいのではなかろうか。世間でいう心が頑強になるということは、本質的なことに対しサイキックナミング(心理的感覚麻痺状態)になるということなのかもしれない。戦場の兵士が累々たる屍を見ても何も感じなくなるように。 柳田邦男「犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日」より 何も成果がなかったなんて言うなよがんばってたよ俺は見てたよ 羽海野 チカ「3月のライオン 4巻」より
2010/07/13
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