ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Sep 17, 2008
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「井の中の蛙」

 今日はカルテットの練習をした。ハイドンの傑作「蛙」。

 この曲、 先月はセカンドで弾いた のだけれど、今回はファースト。かなりの難曲だし、緊張しながら臨む。(セカンド:マリリー、ビオラ:ベロニカ、チェロ:メルセデス)

 この数日、大慌てで練習してきたのに、やっぱり間に合わず。1楽章も4楽章もボロボロ。激しく反省。
 ハイドンのカルテットって、ファーストの人がきちんと曲を理解しないで(初見とかで)弾こうものなら、ほかの三人が全然楽しめないし、いい迷惑。その点では、四人全員が初見だったとしてもなんとなく楽しめてしまうモーツァルトとは大違い。

 さてこの曲、当然ながら、ゲロゲロと蛙の歌が聞こえてくる終楽章が名曲かつ大曲だけれど、1楽章もすんごい。燃えまくり、萌えまくり。最後のほう、和音がギュッと締まるとこがあって、これがいわゆる「ディミニッシュ」の和音ってやつなのかなと、ふと思う。先週のジャズピアノのレッスンで習ったばかり。

frog50_6.JPG
 ♯ドと♭シだから、減七。えーと、これはC#dim7? ←全然違ってたら恥ずかしい……


 っていうか、これまで和音のことを全然気に留めずに旋律だけを弾いてたことに今さらながら気がついた。これからはもう少し和音のことを意識しながら弾いてみようと決意を新たにした次第。

 音楽の世界って、ほんと無限なわけで。





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最終更新日  Sep 18, 2008 07:11:29 PM
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