ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 16, 2023
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「人並みに終われや」

 しばらくオーケストラの本番がなくて寂しいなーと思ってたとこだし、何か交響曲をきちっとさらいたくなって模擬本番ごっこ。
 今回選んだのはシベリウス5番。動画に合わせて弾いてみた感想を。

 てか、ぼくはこの曲は一度だけ弾いたことがあって(約30年前)、ただ楽しく弾けた記憶はなく、わかりにくい曲という印象しかなかったのでその後は封印。聴いてもいない。
 だがしかし今回ついに解禁、自分もいろいろ人生経験、演奏経験を積んだし、時が解決することもあると思うので、ついに因縁の曲に再挑戦。30年前は第2バイオリンを弾いたので今回は第1で。

 この曲、全部で三つの楽章しかないとこからしてひねくれてる。

 1楽章はとにかく拍を数えるのが大変。もし数え間違って落ちてしまったら一巻の終わり。復帰できるかどうかぼくは自信ない。
 ファースト的には最後の高音♭ミ。絶対に当てないと。


 2楽章は全曲ちゅう最も弾きやすい/わかりやすい。が、やっぱりシベリウスお得意の2分の3拍子だし、あちこちにいちいち罠が仕掛けられてる。




 以上。やっぱり狐につままれたようで呆然としてしまう曲。
 管の人はどう感じるのかは知らないけれど、弦奏者的には拍数えたり弓の配分に気を遣ったりして苦労が多いわりに報われない曲。気分よく弾けないし胃が痛くもなる。

 世の中にはほかにももっといい曲がいっぱいあるし、ぼくは特にこの曲を称えようとか再度弾きたいとは思わないというのが本音。聴くのも辛い。
 今後さらに30年、封印させていただこうかと。





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最終更新日  Jul 24, 2023 12:06:20 AM
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