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川畠成道さんのヴァイオリンのコンサート、聴きました。
川畠成道(ヴァイオリン)、ロデリック・チャドウィック(ピアノ)
<プログラム>
ソナチネ(ドヴォルザーク)
ヴァイオリンソナタ2番 イ長調 op.100 (ブラームス)
***
歌の翼に(メンデルスゾーン)
ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
コンソレーション(リスト)
熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)
アヴェ・マリア(グノー)
カルメン幻想曲(ワックスマン)
(アンコール)
エクアーロ (ピアソラ)
チャルダッシュ(モンティ)
ひばり (ディニーク)
G線上のアリア (バッハ)
●
デビュー10年の川畠さんのヴァイオリンのコンサート。
毎年1月の終りに行くことが多いです。
前半は少し重いプログラム、後半はカジュアルな感じ、ここ数年変わらないコンセプトのように思えます。そのなかで少しずつ新たなレパートリーを加え、いろいろ楽しませていただきます。 なかなか冴えわたっていました。ブラームスのソナタとかがプログラムに入るようになり、2番は特に個人的にも好きなので、聴き入っていました。
ヴァイオリンの高音の彼独特の澄み切った音色は、いつもながら感動しました。
伴奏ピアニストもいつもながら気になり、メンデルスゾーンもありましたし、ヴァイオリンの音とピアノの音のバランスとかも勉強になりました。
小品をたくさん演奏されています。10年たって、ベスト盤といわれるCDは、かつての録音を再販するのではなく、全部録音しなおしたとか。それでどれだけ進歩しているのか自分で確かめたいと言われていました。
たぶん、タイスの瞑想曲、ヴォカリーズ、歌の翼に、ロンドンデリーの歌、ツィゴイネルワイゼン・・・何千回も弾かれているからなのでしょうけど、高い境地を感じます。音の少ない曲は音そのものが問われるわけですし高い技術があっての演奏という気もしますし、人柄とか人間性とかそういったものも音に表れているのでしょうし、このCDは持っていないのですが、コンサートのなかで語られたこと、たいへん印象的でした。
このコンサート、私は介添えボランティアという役割であったりします。
5回目になりましたが、今回は少し人生の先輩の男性の介添えをさせていただきました。
なかなか音楽を生で聴く機会もなく、本当に楽しみにされておられたようで、
そういうお役にたてたのはうれしかったです。
質問された紀尾井ホールの、紀尾井の由来は、紀州徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家の中屋敷があったことに由来しているそうです。たぶん・・・としかいいきれず、即答できずに、勉強不足でした。
帰りのなかで、曲によって、拍手の大きさが、左のほうだったり、右のほうだったり、
少しちがうのです・・・といわれたこと、非常に印象的でした。
目が不自由ななか、他の五感は、それ以上のものになるのでしょうか、
私なんか想像もできないような耳のよさです。
もし、なにかのボランティアでピアノを弾くということになったら、自分はどういう風にすればいいのでしょうか。拍手の大きさのお話をうかがって、とてもごまかしでは弾けないとおもいました。せめていろんな聴き手のことも考えて、曲を選ぶところから、まじめに考えたいと感じています。
BGM: メンデルスゾーン 歌のつばさに ヴァイオリン:川畠成道
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