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marnon1104 @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 三峡、日本統治時代の建物が残っている そ…
パパゴリラ! @ Re:三峡老街へ(11/27) New! 山峡街は日本統治時代の建物が並ぶとあり…
moto,jc @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! おはようございます ビビアン・スーさん…
Jan 5, 2023
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カテゴリ: カテゴリ未分類
実は私、麺をズルズルとすすれないのです。

これは長年、タイにいたときの習慣が残ってしまったため。
日本に住んでるのだから、別にすすっても問題ないのですが、いつの間にかこの習慣が身についてしまった。


ご存知のように、欧米人は「すする」という食べ方ができないので、麺類を食べるときに音を出す習慣ってないんですね。
逆に非常に下品だと思われてしまうし。
これは欧米だけぢゃなくて、東南アジアでも同じ。
で、タイ人がやってるレンゲ食べが私も習慣化したワケです。
中国人も麺を食べるときレンゲを使いますが、それとともに中国では麺類を切ってはいけない習慣があるのですね。

どっちにしてもレンゲ使ってたら、食べるときスープが飛び跳ねないしね。
とは云っても、日本人以外でもレンゲやスプーン使わず、麺をそのまま食べてる人はゴマンと居ますけどね。
ただ、一口で食べれる量だけ口に運んで、麺を噛み切ることはしてないです。

スパゲッティだってスプーンでクルクルは日本人だけで、イタリア人はフォーク一本で食べるのが普通。
スプーンも使って食べてるイタリア人なんて、先ず見たことがないでしょう。
イタリアと云えばピザの食べ方もイタリア人と日本人で違いますよね。
日本人は手づかみでって云う方がほとんどでしょうが、イタリアでこんなことしてたら幼児と間違われてしまう。

イタリアのピザは原則としてひとり1枚、そして提供されるときは焼き立ての熱々。
なのでナイフとフォークでってのがほとんどのイタリア人がやってること。
って云うか、私が目にした欧米人はみんなこの食べ方でした。
手でそのまま食べるってのはカットしてサービスする、立ち食いピザ屋さんなんかくらいぢゃないですか。

日本ではナイフ、フォーク使う場面以外は、と~ぜんお箸の出番になりますが、箸を使って食事するときのタブーがダントツに多いのは日本。
「迷い箸」や「合わせ箸」はもちろん、「逆さ箸」やる人もいますが、チャンと取り箸使わないとね。
「探り箸」は汁椀の底に具が残っていないか、箸でかき回して中身を探ることだけど、これもタブー。
他にも食べ物を箸に突き刺す「刺し箸」や、箸で食器を手元に引き寄せる「寄せ箸」、途中で箸をに渡し置く「渡し箸」、いったん口に入れた食べ物を、さらに箸で口の中に押し込む「込み箸」などタブーがホント多い。

ところが、同じお箸文化の韓国では箸を両手に1本ずつ持って食べ物をちぎったり混ぜたりするし、中国では箸と箸で食べ物をわたし合ったりすることも日常茶飯事。
お箸で世界共通のタブーは「箸で人を指す」ことだけです。
ナイフとフォークでの食べ方にもマナーがありますね。
絶対にやってはいけないのが、ナイフを口に入れること。
要するにナイフについた食べ物やソースを舐めないってことですね。
これはロシアのようなえ~かげんな国でも非常に失礼だとタブー視してますね。

こんな人は見かけたことありませんが、パンをナイフで切るのもタブー。
逆にドイツなんかでは、手を使って食べていいのはパンだけです。
昔、フランスではレストランに行って食べ残しを詰める箱をくださいと云うとダメダメ。
食事を楽しめなかった(おいしくなかった)ことを意味してしまうからです。

ところがフードロスが問題化して、これが時代遅れだと。
それで2018年に法改正されて、ドギーバッグ(持ち帰り用の袋や箱)の義務化が行われるようになりました。
このレストランや料理人に気を配るってのも面倒くさいものですが、イタリアでは料理人の腕を侮辱していると「もっとチーズかけて」と頼んではいけないんだとか。
おなじようなことはエジプトでも、料理人の腕の侮辱にあたると「塩入れ」を手に持つことすらしてはいけないらしいです。
食べるのは料理人ぢゃなくて、自分なんだから好きに食べさせてよって云いたくなるけど。
これは食事マナーではありませんが、食事をするにあたっての心得ってのはお国柄によって違いますね。
韓国では、同席している最年長者が食べ始めるまで、食事を口にしてはいけないのはよく知られてますね。

私たちはお呼ばれすると、ちゃんと時間守って遅れないように行きますが、タンザニアでは逆に20分くらい遅れて来なくてはいけならしい。
あまり早く来るのは、主催者を侮辱することにあたるそうです。
ハンガリーでは乾杯のときにグラスをチャリンと鳴らすことはご法度です。
それは失礼な行為にとられるだけでなく、レストランなんかだったら年配の常連客から怒鳴られる可能性があります。

なぜかと云うと、オーストリア政府が1848年のハンガリー蜂起を鎮圧したとき、ハンガリーの反政府勢力の処刑を乾杯で公然と祝ったからです。
それがハンガリーの歴史に暗い影を落としているのですね。
グラスをチャリンと鳴らさないと云う伝統は2000年に終了するハズでしたが、今でもこだわってるハンガリー国民は多いそうです。
ポルトガルのポルト港から出荷される特産のワインに「ポートワイン」がありますね。
イギリスでは、このポートワインを飲むとき使うデキャンタ(ガラス容器)は必ずテーブルの周りで、時計回りに渡す必要があるそうです。
その理由は?
誰にもわかりません(笑)

一説によれば、剣をつかむために右手を自由しておくと云うのがあります。
ぢゃあ、隣にいる人が気配りなくて、デキャンタを渡してくれなかったらどうするか?

マナーでは直接促すのではなく、「ノリッジ司教を知ってますか?」と尋ねます。
それは1837年まで司教を務めたノリッジが、年老いて視力が低下してたため、しばしば船が「港(ポートワインのポート)」に立ち寄ったことに気づかなかったためです。
そこでテーブルに沿って待っている人がいることを思い出させるための丁寧な方法として考えられたのですね。





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Last updated  Jan 5, 2023 05:12:43 AM
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