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ララキャット @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! へえ、現地語で話しかけられましたか? …
Oct 10, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
台湾で使う中国語はいわゆる北京語ベースの台湾華語です。

シンガポールも簡体字です。
例えば「ありがとう」は繁体字だと「謝謝」ですが、これが簡体字だと「谢谢」になります。
私は上海語の読み書きはできるのですが、発音はできません。
それに加えて簡体字を使う中国では全く言葉が分からないのと一緒です。


だったら繁体字を使う台湾に行くなら上海語ができるのだからOKかと云うと、それもダメなんですね。
料理メニューくらいは判読できますが、台湾は北京語ベースなので理解できないことが多いのです。

上海語は、上海とその周辺の華東地域の一部で通じる言葉でしか過ぎません。

どれくらい北京語と上海語が違うかと云うと、例えば「彼ら」を北京語で書くと「他们」が上海語では「伊拉」。
「あなた」は北京語で「你,您」が上海語は「儂」。
「しかし」は北京語で「但是,可是」が上海語は「必过」。
「誰が」は北京語で「谁」が上海語では「啥人」と全く違うのです。
そもそも日本では中国語の標準語と云うことで「北京語」と呼んでますが、北京人が話す中国語も標準語とは云いがたく「北京话」という立派な方言なんです。
中国の方言は大きく分けて7大方言と云われてます。
「北方語」「呉語(上海語・蘇州語)」「粤語(広東語)」「贛語(南昌語)」「湘語(長沙語)」「閩語(福建省、台湾)」「客家語」の7つです。
さらに地方によってもっと細かく言葉が分かれます。
これに加えて中国では55の少数民族が暮らしており、少数民族が使用する言葉はまた違うのですね。
北京人が喋る中国語は語尾が「アール」という巻き舌音になるのが特徴で、口全体を使って発音しますが、上海語は日本語と同じように口の前部分を使って発音し、標準語に比べ四声もはっきりせずに抑揚の少ない方言と云われてます。
なので北京人が上海人同士の会話を聞くと聞き取れないことが多いです。



上海人は上海語が喋れない中国人を「外地人」と呼んで馬鹿にしてると述べましたが、ぢゃあ上海語ができないと上海で生活できないかって云うとそんなことはありません。
上海は人口2,000万人以上を数える大都市ですが、外国人や中国全土からの出身者も多く、街中で上海語を聞く機会もそれほど多くありません。
上海語を話せなくても北京語を話せれば生活に困りません。
上海学校でも北京語で教育してるので、上海人でも子どもたちはみな北京語なんです。

とにかく日本語だったら、方言でも他の地方の人もある程度理解できますが、中国語の方言はほとんど外国語と同じなので厄介なんですね。

私みたいに読み書きだけでも上海語ってのはガラパゴス人間なんですな。
中国には標準語である北京語を話せない人が約4億人いるらしく、政府は全国民が北京語を話せるように普及活動に努めています。
ちなみに中国語の料理メニュー判読はとても簡単です。
「麺」は分かりますね。
この「麺」の前に麺の種類や具材がひっついてます。
例えば、山西省発祥の麺で、包丁で削る麺が「刀削麺」。
中国四川省発祥の麺で、辛味を利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた麺が中国本土では「担担面」(簡体字)、台湾では「擔擔麵」です。
「ギョーザ(水餃子とか蒸餃子)」は「餃子」。
中国式の皮が厚いのを焼いたのは「锅贴(鍋貼)」。
皮が薄い日本風の餃子は「日式餃子」(繁体字)。
ブタマンは「小笼包(ショーロンポー)」ですね。
前菜のことは「冷盘 (冷たい皿)」とか「凉菜(冷たい料理)」、「拼盘(盛り合わせ)」と云います。
ピータンは「皮蛋」ですね。「蛋」は卵のことです。

スープは「汤、湯」で、これの前に食材などがくっつきます。
「サンラータン」は「酸辣湯」、つまり「酸(すっぱい)」+「辣(辛い)」+「湯(スープ)」と云うワケです。
このスープに麺が入ると「酸辣湯麺」。


お料理は基本的に「蒸す」か「焼く」か「煮る」か「揚げる」か「炒める」になります。
「蒸す」は「蒸」、「焼く」は「烤」、「煮る」は「煮」、「揚げる」は「炸」、「炒める」は「炒」です。
これに食材の名前をくっつけるだけ。

「紅焼蝦仁」の「紅」は醤油によって赤茶色になった料理の色を云い、「焼」は加熱した材料をスープで煮詰めることで、「蝦仁」はむき身の小海老のこと。
これが車海老だと「明蝦」になるので「紅焼明蝦」です。
さらに「紅焼」ではなく「乾焼」になると「乾焼蝦仁」でエビチリになります。
四川料理の鶏肉とピーナッツの炒め物は「宫保鸡丁」。
チンジャオロースーは「青椒肉丝、青椒肉絲」。「青椒」がピーマン、「肉絲」が豚肉の細切り。「肉」は豚肉で、牛肉は「牛肉」と書きます。
スブタは「咕咾肉(古老肉)、香醋肉塊」。
フカヒレスープは「魚翅湯」。
かに王は「芙蓉蟹」。
上海焼きそばが「上海炒麺」なら、五目チャーハンは「揚州炒飯」。「揚州」は江蘇省の土地の名前ですね。
ジャージャー麺は「炸醤麺」。
八宝菜はまんま「八宝菜」。
北京ダックは「北京烤鴨」です。
こんな風に食材と調理方法が日本の漢字に近いので判読は難しくないのですね。
台湾旅行計画されてる方へ。
2025年の6月30日まで、台湾政府が「遊台湾金福気」と云うキャンペーンをしています。
台湾を訪れる外国人で、滞在が3~90日で、かつ団体旅行や台湾観光署の奨励補助金を利用したツアーでなければ(個人旅行)誰でも応募できます。
抽選で5,000元 台湾$(約23,000円)のホテル券かICカード(電子マネー)が当たるのです!
申し込みは台湾到着の7日前~1日前に日本でエントリーして台湾空港の到着ロビーで抽選。
当選するとその場で景品引き換えと云うシステムです。
ICカードは電子マネー:悠遊カード、一卡通(iPASS)、icash2.0(愛金卡2.0)のどれかで、以前は自由に選択できましたが悠遊カードの希望が多すぎて、今はその時になったらしい。
ホテル券は1,000元 台湾$券✕5枚になります。
今年の当選商品数は15万人分らしい。
詳しくは いらっしゃいませ・遊・台湾 で検索してください。
ちなみに悠遊カードなどは後から金額が足りなくなったら台湾の小銭(硬貨)などを機械でチャージできて小銭の始末にいいのですが、このイベントで配られるICカードはチャージできないので使い切る必要があります。





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Last updated  Oct 10, 2024 04:58:38 AM
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