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2004年05月29日
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【日本人の宗教心の基盤には呼吸があった】


 ヨガや禅の呼吸というものは、静かに合掌しましょうとか、みなで黙想しようとか、自分の息を数えろとか、そういう生活レベルで受け継がれていました。

 呼吸を通じて自分を調える技術、あるいは死を受け入れる構えを日常から訓練していた。

呼吸で作り出す意識の在り方が、宗教心の基盤にあった とも言えるでしょう。

 日本ではキリスト教やイスラム教のように、ある言語というもので構築された思想体系としての宗教は持ち合わせていませんでした。

 むろん、仏典とか輸入されてきたテキストもありますが、むしろ日本人にとっての宗教というものは、生活の身体に自然に溶け込んだ形で育まれた倫理観に近いものだったのではないでしょうか。

 例えば、毎朝仏壇に向かって静かに手を合わせるとします。


 手のひらというのは非常に繊細な器官です。その非常に敏感な末端同士が対等に重なることで、自分の身体が隅々までまとまった一つのものとして感じられる。そういう感覚を、<身体の全一感>と私は呼んでいます。

そういう人間の知恵を超えた大きな宇宙の原理とつながっているという身体的感触こそが、紛れもなく宗教であったと思います。

【ぽんぽこ先生 解説】
昔、焦りで失敗を繰り返していた時がありました。その時に、また心のスクリーンにある言葉が浮かんできたのです。

『君は宇宙を信頼していないね? 宇宙を信頼することだよ。君が信頼すればするだけ宇宙は豊かさを与えてくれる。それに、宇宙の信頼度と呼吸の深さは比例するんだよ』

たしかにそうでした。最後は、うまくいくことができると思えないほど、【信頼】をしていませんでした。

そこで、宇宙(守られている根源のようなものと解釈)を信頼して生きることにしたのです。

すると、呼吸も次第に、深く落ち着いてくることがわかりました。

そして、その時に抱えていた仕事はうまくいくことになったのです。

もし、あなたが何か焦りや苛立ちを抱えていたら、あなたの人生を信頼してみましょう。

そして、深い呼吸を意識してみましょう。



わかりましたか?

では明日。

ぽんぽこ先生より





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最終更新日  2004年05月29日 09時58分58秒
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