2004年01月02日
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さて、1月1日、2004年元旦礼拝は11時から。今年も、心をこめて、神さまを礼拝する。

メッセージは「悔い改めとは」というタイトルで、教会の聖書日課 第一サムエル記12章から。

それまで指導者として民を導いてきたサムエルが年をとり、息子たちにその地位を譲るも、その治め方はひどいもので、民の中から王を求める声が上がってきた。 (8章)  が、それは、サムエルにとって自分と自分の息子に対する不信任を意味するきわめて不本意なこと。しかし、神さまは、民のいうことを受け入れ、王を任命するように命じ、サムエルはそれに従った。

そして・・・

今日は、悔い改めの重要性について。悔い改めなしに、神さまのすばらしさは知り得ない。




   主はその日、雷と雨とを下された。民はみな、主とサムエルを非常に恐れた。
   民はみな、サムエルに言った。
   「あなたのしもべどものために、あなたの神、主に祈り、私たちが死なないようにしてください。
    私たちのあらゆる罪の上に、王を求めるという悪を加えたからです。」(18~19節)



それまで、イスラエルの民は、神さまとの 人格的関係 を知らなかった。
罪は、 人格的な関係 を踏みにじるもの。
民は、神さまからの雷と雨を見ることで、ようやく自分たちの本来の姿と罪を知るに至った。

人格的関係 とは、相手の存在そのものを喜び合うこと。
相手に対する愛を喜ぶ時、客観的には犠牲を払っていたとしても、それはまったく犠牲とは思わない。逆に、自分はこれだけ、相手のために尽くしているのに、という思いが湧き上がる時、健全な状態ではない。


2 神さまは、立ち返る者を喜んで迎えてくださることを信じること

(8章)


   まことに主は、ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。
   主はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ。
   私もまた、あなたがたのために祈るのをやめて主に罪を犯すことなど、とてもできない。
   私はあなたがたに、よい正しい道を教えよう。(21~22節)



戻ってきた民を受け入れるサムエルの姿は、まさに神さまの姿。いや、サムエルは、その神さまの御思いを知っていた。

さんざん自由の限りを尽くし、万策尽きて(仕方なく)戻ること。世の中では「何を今さら」と言われて当然。
しかし、どんなに罪を犯してしまったとしても、どんなにぼろぼろでも、悔い改めて、立ち返る者を、心から喜んで下さる神さま。そのことを信じることも信仰。もうだめだ、受け入れられるはずがないと思うことは、決して真の謙遜ではない。


3 全てを神さまにお任せすること


   ただ、主を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えなさい。
   主がどれほど偉大なことをあなたがたになさったかを見分けなさい。(24節)



20節以降、「心を尽くして、主に仕えよ」「誠意をもって主に仕えよ」と繰り返し語られる。


   そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。
   こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。
   しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。

   だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
   そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。

      (マタイの福音書6:31~33)



悔い改めていく時、操縦桿を神さまに握っていただくように、変えられていく。



   ---     ---     ---     ---



午後は、山形に帰るため、速攻でいったん、家に戻る。荷造りをして、3時過ぎに家族5人で家を出る。なんばからバスで伊丹に向かっている途中、バスの上を ポケモンジェット が横切り、着陸していった。機材はB767、乗る予定の飛行機と同機種・・・。今の着陸時間が、乗る飛行機の出発予定50分前・・・。期待は高まる。

そして、チェックインして、搭乗口に向かうと、おおぅっ、もしやもしやのポケモンジェット!ちょっと暗くなりがちな旅行に、ちょっとしたサプライズ。子供たちも大喜び!





ポケモンジェットは4時40分発、一路、北東へ向かい、1時間少しで、すっかり闇に包まれた仙台空港に到着。子どもたちにとって、初めての冬の東北。2週間ほど前には、大分冷え込み、雪も積もったようだが、今日は、そんなに寒くなく一安心。

タクシーで最寄りのJR駅に行き、仙台で乗り換え、山形着は7時40分過ぎ。途中、山越えもあったが、積雪も溶けて、ほとんどない。

元旦は、市内のバスが全運休!なので、タクシーで実家へ。
簡単な夕食を食べ、今日はおしまい。布団がうすいので、夜は気温以上に寒く感じる・・・。



   ---     ---     ---     ---



2日。朝から曇り時々雨。

朝は、山形の教会員の方が、母を病院に連れて行くため、迎えに来てくれることになっていた。ぽん家5人が帰省することは想定外、全員は定員オーバーで乗れないので、子どもたちだけ車に乗せてもらい、自分と妻の二人はバスで病院に向かう。

病院に着くと、父は頭の消毒の処置をしていたため、病室には入れず。30分くらい経って、ようやく、病室に入ることができた。
9日ぶりの再会。だいぶ、やつれたようにも見える。心のどこかで、目に見える回復を期待していたのか、「ああ、何も変わっていない」と、ちょっと弱気になったり・・・。

子どもたちも、病室を訪れた。点滴や、酸素マスクや、いろんな医療計測機器をつながれ、横たわる姿は、小さなショックだったみたい。声をかけても、反応がない。意識がもどらないということが、まだ理解できず、「おじいちゃん、起きないの? 死んじゃうの?」 そんな心配もしてしまったみたい。

執刀医の先生が、自分がやってきたことを知り、経過の説明をして下さった。

 ・脳内の腫れは、徐々にひいているが、まだ腫れている。
 ・頭からの水を抜くため、管をさしているが、長期間させば、細菌が入り込むリスクがそれだけ増える。
  かといって、早く抜いてしまうと、頭に水がたまる水頭症の危険性。現状では、来週、手術の可能性も。
  水の量が減らない場合、頭から腸まで、体内に管を通すという手術を施す方法もあり得る。
 ・たんの出る量が多く、体力を消耗する。改善傾向にある肺炎も、そのあたりが影響している可能性も。
 ・回復は、人それぞれまちまち。症状の度合い、年齢、気力、リハビリによって変わる。

などなど。


子どもたちにとって、病院は決して楽しい所ではないので、お昼は、郊外のジャスコに行くことに。病院は、市街地のど真ん中にあるんだけど、病院から歩いて5分くらいのところから、ジャスコ行きの無料シャトルバスが出ている。それに乗り、10分ちょっとで、ジャスコへ。

ものすごい人手で、昼食を食べただけで、ジャスコを後にする。2時過ぎには、また病院へ。

今度は、子供たちも、環境に慣れてきたのか、病室に入ると、さっきまで言えなかった「おじいちゃん、来たよ」など、話しかけられるようになってきた。その語りかけに応じて、時たま、右手を動かす父。たまにだけど、握り返してきた時、「早く早く」と、子供たちに父の手を握らせ、子供たちも手を握り返してもらえることも。

子どもたちは、控え室・食堂を拠点に、時々、病室をのぞきに来てくれた。その時々に流しているテープの歌に合わせて、Lyreの歌や、「そのままの姿で」などを、子どもたちといっしょに賛美する。^^
聞こえているのかな。聞こえていれば、さぞかし、うれしかっただろうなぁ。


東の、しかも北国の夕暮れは早い。大阪より、体感的に30分は早い感じかな。5時頃には、すっかり暗い感じ。曇り時々雨の天気のせいもあるかも。


近所の人が、母親を迎えに来てくれたので、朝同様、子どもたちを車に乗せ、妻と自分は、バスで帰宅。

夕食を食べた後は、家から持ってきた何本かの家族のビデオ上映会。川遊びや、墓前礼拝&納骨式などのビデオを楽しむ。


夜は、また、冷た~い布団にくるまり、おやすみなさい・・・。






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最終更新日  2004年01月09日 09時11分45秒
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