Follow the Dream 療法士の夢

2005.08.01
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カテゴリ: どじな思い出
日本から、ダンボール10箱以上送った、Davina。1ヶ月以上たって、続々と到着し始めた。


わがアパートのビルは、大学の配慮によって、住人以外は入れない。よって、郵便屋さんも、小包や書留などは、そのたびに通知をする。そして、再配達してくれるか、こちらが郵便局に取りに行く。


最初のダンボールが届いたとき、郵便屋さんが荷物をアパートまで配達してくれた。呼び鈴も無いので、電話を私に入れてくれて、それで荷物を受け取った。


配達車から私の部屋の前まで少し距離があり階段もあったので、「ドアの前まで運んでもらっても良いですか~^▽^」というと、運んでくれたので、$1チップなぞをあげてみた。


Davina、これですっかり荷物をアパートまで配達してくれると思い込み、その後にまたダンボールが来たときに、郵便局に電話した。「再配達してくださーい。」


すると、配達できない、という。郵便局まで取りに来て、という。


なんで?!おとといは運んでくれたじゃないの!しかも到着したら電話までかけてくれて!


電話口で、早口のお兄ちゃんが何か一生懸命説明しているが、よく分からない。そのうち「ルームメートは英語ができる?じゃあ、電話するように言って。」


それで引き下がるDavinaではなーい。「とにかく、アパートに配達してよ。着いたら電話してくれればいいじゃない。それができないの?じゃあ、土曜日一日家にいるから、持ってきてよ。なに、取りに来いって?だ・か・ら、私は車が無いから取りにいけないのよ!だから配達してよ。それなら、荷物をポストの前に置いておいてよ。構わないから!」





半分切れ気味になって話して、じゃあ、荷物をそのまま置いていく、と話がまとまった(と、Davinaは思った^▽^;)ので、翌日楽しみに帰ってみると、


”我々は、あなたのアパートにアクセスできないので、荷物を取りに来てください”


また郵便局に電話する。「私の責任で、荷物をおいていっていいから!」というも、「それはセキュリティー上できない。」


それで、受付のある、もうひとつのアパート群に転送してくれるように頼んだ。だいたい最初、私のアパートに着いた荷物は、そちらに自然に転送になると教えられていた。大学のルールになっている。なのに、どーして、こちらにばかりくるの?


そう思った私は、今度は怒り口調ではなく、困った口調で電話で訴えてみた。


そこなら友人に頼んで、授業後にとりに行って間に合う。ここまで頑と受け付けないのなら、こちらも友人の車を頼むことまで譲歩するよ。


すると運転手に言ってくれ、という。


おまえらが言った方がきくだろー・・・▼ー▼;;


でも、ずっと郵便局に電話をしていて、どうやら日本のように上から下へと命令系統がすっきり通っていない感じだ。配達人に任される部分が日本より大きいらしい。


私も電話での会話が100%理解できないので、自分の都合の良いように理解できたら電話を切る(なんだ、会話じゃないねー)。郵便屋さんは学校に行っていて捕まえられないので、ポストの前にメモを貼っておいた。


これ、この今回の押し問答関係で2回ほどメモを貼っていたが、同じアパート群に住む、同じクラスの韓国人男性に、「メモあったでしょ。」と言われたので、皆に読まれているらしい^▽^;





ルームメイトも、その韓国人男性も、車を持っている友人も、皆、荷物が届いたら、自分で取りに行ったということに気がついた。。。。


あれ、これって、普通は、


こちらが取りに行くものらしい。。。。。^▽^;;;/


それで、「転送してね!」メモを貼った日に、同時に郵便局へ行った。1個くらいは持って帰れるかも。


私の荷物を見に行ったおじちゃん、「うーん。重すぎて持っていけないよ。歩きは無理だよ。何かキャリーかなんかないと(暗に車でおいでニュアンス)。」





郵便局のおじちゃん「明日、土曜日は?10-2時で開いてるよ。」


土曜日は閉まっていると思っていたので、「わかったー」と行って帰ってきた。やっぱりSちゃんに頼むしかないよなー。悪いなー。でっかいの3個もあるよなー。


それとも、「瞑想の会をしているけど、来ない?」と言っていた、日本にいたあのアメリカ人男性に頼んでみようかな?代わりに瞑想の会にでたら、ちゃらかな?でも、あの会、出たくないなー。


いろいろ考えて、諦めて荷物を取りにいくことにした。だって、


誰も配達してもらった人がいないんだもん。。。T▽T;;


知らぬが仏とはこのこと。書留でサインがいるから、たまたま最初のときはついでにダンボール箱を持ってきてくれただけなのだ。


なんだ、日を決めて、着いたら電話か、クラクション鳴らしてくれればいいだけじゃない。(あくまでも、自分は正しいと言いたい)


友人にもその話を通し、1週間くらいのばして、全部到着するのを待ってもいいよなー、何かおごらなきゃなー、と思っていた。


すると


郵便局に行った次の日の土曜日の朝、電話がなった。ものすごい早口の局員が何が言っている。


(こいつ、私が半分切れかかって話した奴だ)と話の内容ではなく、人物特定が先にできた。


「あと30分くらいで持っていくから」


すごい早口で、確認するまで時間がかかったが、早口で喋るくせに、こちらの遅い反応をずっと待ってくれる。


持ってきてくれることがはっきり確認できたので「Thank you so much!!!」と言うと、「ん、じゃあね。」と切った。私が英語を聞き取れないのは覚えているはずなのに、早口でまくしたて、でも、こちらの沈黙、確認などのスローな反応はずっと待っている。


一体、不親切なの?それとも親切なの?


本当に言った時間通り郵便やさんが来たので、すぐ出て行って今度はビルの入り口までで置いてもらった。もう一個日本から届いていて、全部で4個の大きな荷物。


「部屋の前まで運んで♪」とは今回は言わなかった。なんたって、皆は取りにいくんだからね。。。


相変わらずの無愛想ぶりだが、でも、言えば運んでくれる。またまた$1チップをあげて帰ってもらった。普通、ホテルなら荷物1個につき$1だけど、公務員だからなー。


でも、あれだけ配達しない、ましてや連絡はできない、と言い張っていたのに、突然どうして?転送するのなら、めんどくさいから直接もってきた方がいいと思ったのか、それとも、昨日話した、郵便局のおじちゃんから、歩きで持って帰ろうとした可哀想なアジア人、と話がいったのか?


いずれにせよ、宅急便のように配達してくれて、これはこちらの郵便局において、ビップ待遇並なのに違いない!(日本なら当たり前なのにね)


あれだけ取りに来て、と言っていて、電話をしてくれて持ってきてくれ、ドアの前まで運んでくれるアメリカ人って、


不親切なの?親切なの?


面白すぎるよ、アメリカ人!











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Last updated  2005.08.01 12:39:07
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