PRETTY HEART

PRETTY HEART

2006/06/28
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私は時々、
自分がジェットコースターに乗っているんじゃないか錯覚する。
気持ちが不安定で、浮いたり沈んだり・・・
寄せてはひく波のように、
色んな感情が押し寄せて収拾がつかなくなるからだ。
自分ではコントロールできないところで、
突然どうしようもなく心が堕ちてしまう。

月曜から今朝にかけてもそうだった。
月曜の朝、

心も体もどんより。
学校の仕事が終わってから、
MCの仕事の顔合わせお食事会があり、
事務所の社長と共に参加してきた。
お得意様やら同業者やら、
とにかく山盛りの人だかりで、
人酔いした感もあったけれど、
飛び交う営業スマイルにうんざりし、
一刻も早く帰りたかった。
帰宅するころには、
へとへとに疲れていて、

涙すら出てくる有様だった。
何もかもがつらくて、
すべてが嫌で悲しかった。
そして、
どうしようもない程に孤独で淋しかった。

起き上がることができなくて、
学校をお休みした。ずる休み。
一日家を一歩も出ることなく、
ひたすら寝て、ぼーっ過ごした。
さすがにこれ以上休むと、
不登校になりそうだったので、
なんとか起き上がったものの、
気持ちがついて行かず、
結局抗うつ剤を服用しての出勤となった。

何がそんなに嫌なのか、
自分でもわからないけれど、
時々どうしても行きたくなくなる今の職場。
行けば別にどうってことなく、
一日過ごせるんだけど、
時に黒い雲に覆われるみたいに心が堕ちて、
どうしてもどうしても行きたくなくなるのだ。

一人暮らしをはじめてから、
私は生まれて初めて、
「生活」のために仕事をしている。
恥ずかしいけれど、
私はこの歳になるまで、
「生活」のために働いたことなどなかった。
仕事はいつも一生懸命してきたけれど、
それはすべて「自分」のため。
自己実現のためであり、
自分の人生の経験・肥やしのためだけだった。
お金はあくまでもそこに付随するものであり、
後からついてくるという位置づけだった。
お金よりも、
経験から得る付加価値が第一だったのだ。

生活を支える・・・
生活ががかかっている・・・とは、
なんとプレッシャーであることか。
世の中のお父さんたちを始め、
大黒柱として働く人たちは、
こんなにも大変だったんだと
いまさらながら知った愚かな私。
同時に、
私はどれほど恵まれて生きてきたのかを知った。
私は本当に子供で世間知らずだった。
そして家族に皆に、
守られて守られて来たんだと知った。

「生活」という現実の中で、
仕事をして行くということは、
大人のしての覚悟を持つことであり、
その意味で、
私もやっと大人の仲間入りができたのかもしれない。
現実を受け止めた上で、
いかに「仕事」をしてゆくか・・・
ここにこそまた、
さらに深い付加価値があるのかもしれない。

そんな気がしている。





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Last updated  2006/06/29 12:34:04 AM
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