52歳のおっさん、老後に向けての第二の人生を歩む(遊びまくる)

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2012.03.07
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カテゴリ: 政治・経済評論
大阪交通局を民営化しようとするが多分黒字にはならない
http://news.livedoor.com/article/detail/6318082/

現在大阪市では、赤字部門の市バスについて、給与を4割減する方針と橋下市長はもくろんでいるようだが、
そもそも、給与が高すぎた感は否めないが、給与を4割削減するとどのくらいのコストが低下するのかを試算
していないと思う。

基本、給与を「民間並みに合わせる」との橋下徹市長の方針は間違っていない。
何も行政がバス会社を運営する必要はまったくない。

ちなみに、平均年収(49.7歳)739万円とあるが、えらい高年齢化している運転手だなぁと思う。
給与も高いのは理解できるが、じじぃばっかじゃんと思う。平均で50だよ。後10年で一気にいなくなるじゃん。



ただ、民営化になっても、赤字は解消しないと思う。間違いなく通勤通学時間以外はダイヤが減ったり、路線がなくなったり
するのは目に見えているが、市側はそれを規制するため、結果的に赤字になるだろう。
そのくらい市バスは儲からない。
マイカー通勤を抑制し、渋滞緩和措置としての機能を付加させるためにも、市バスは重要であり、交通弱者のためにも税金を投入する価値はある。

広告デコバスにしたとしても、中吊り広告を募ったとしても、いまの大阪では、広告収入もおぼつかないのでは
と感じてます。(事実地下鉄の広告は埋まっていない)

また、民営化にしたどころで赤字は解消されないのは明白なので、民間が乗り込んでくるかは微妙。

その先例が博多だ。

結局、行政サービスとしての交通網の充実を図るために、一定の奨励金というか補助金をバス運営会社に支払うことで、
赤字だけど居座って貰うということになるため、この補助金なりが実質的な赤字になる。
いっそ、軽油の税金を免除してというならば赤字解消するかもしれんがまぁしないでしょう。


ちなみに博多のバス会社の件は、高速道路無料化の時に、稼ぎ柱であった高速バスの収益が減ったために、
バス会社は、市内バスを整理しようとした経緯があり、博多市がその会社を脅して無理矢理運営させているのが現状で、
既にボランティア化している。

市内バスが儲かると思っている時点でアウト。見合いの費用対効果を考慮すべきである。





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最終更新日  2012.03.07 10:03:25
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