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SFサスペンス映画を観た。〇ストーリーソフィーはIT起業家の父親と共に,幸せな体験を再生するデバイス"オービル"を世の中に広める。だが使用体験を語るソフィー自身が,自分の記憶に揺らぎを感じ始め・・・ーーーーーーーーーーアヤ・ナオミ・キングというアフリカ系アメリカ女優が主演の映画だ。”オービル”という夢のIT機器を開発して世の中に売ろうとしているソフィーと父親,だがその過程を通じて,ソフィーには過去の記憶がよみがえってきた,と言う流れなのだけれど,先の展開が読めてしまうのであまり緊迫感はない。ーーーーーーーーーーソフィーの家は,ここまで金を持っていて,SPとか備えているのであれば,そもそも過去の事件なんてもみ消しが出来るような気がする。日本のドラマやCMでもマネされるようになった,iPhoneの新製品などを発表しているCEOの姿を映画で再現していて,やっぱアメリカでもやりたいよね,と思った。ーーーーーーーーーーワンアイディアで映画を作るのは,ちょっと無理があるよな。
2020.04.30
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カバンに名刺は何枚入っているだろうか?僕でも20枚くらいは持っていたと思っていたのだが,先日確認をしたら10枚しかなかった。少し消費して補充していなかったらしい。じゃあ,って補充する先は,オフィスのデスクの引き出しだ。で,今は,そこに手が届かない。火曜日に久々に外出して,打合せで外部の人と出会った。大手企業の方は,大人数でお越しになるので,結局手持ちの名刺は全部消えてしまった。2週間巣ごもりしていて,この先もほぼ同様の予定なのだ。名刺を使うこともないとは思うけれど,でも・・日本のビジネスパーソンとしては持っていないとね。
2020.04.29
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2週間前の火曜日に出社をしたが,実にそれ以来ぶりに出社をした。しかも成田空港,つまり県境の越境となる場所だった。在宅勤務をしているだけでなく,基本徒歩圏内でしか生活していなかった。なので電車に乗るのも2週間ぶりだ。ーーーーーーーーーーーまずは素直に新宿に出た。7時台の電車だったので,噂ほどは空いていなかった。他人の隣に座りたくなかったので,立っていた。そこからは予約をしておいた空港リムジンバスだ。40人乗りくらいの大型バスだが,乗っているのは3人だけだった。これは経験したことがない。到着したのは第2ターミナルだったが閑散としていて,各エアラインの受付カウンターの人が手持無沙汰そうに立っていた。ーーーーーーーーーーー打合せを終え,東京に帰るのだが,午後の早い時間にはリムジンバスがないので,京成スカイライナーで戻ることにした。これがまた車両に1人だけ。8両編成全体でもたぶん1ケタという乗車率だった。日暮里で山手線に乗り換え。こんな時期だから7人掛けの椅子に5人くらいしか乗っていない。けれども,マスクもしないでウロウロしている変な男がいた。どんな時でも変な人はいる。新宿まで山手線を1/3周して,小田急線に乗り換えて帰った。ーーーーーーーーーーー帰宅して,すぐにシャワーを浴びた。消毒消毒。
2020.04.28
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「名探偵コナン」の映画で唯一まだ観ていない作品だった。〇ストーリー大阪のテレビ局に出演する毛利小五郎について,コナンたちは関西にやってきた。そこには大阪の高校生探偵・服部平次も来ていたが,同じく出演を予定していた高校生かるたクイーンの大岡紅葉が,かつて平次にプロポーズをされたと言い出し,遠山和葉の怒りを買う。その時,テレビ局に爆発が起こり,コナンたちは・・・ーーーーーーーーーーー映画版でいつも起きる大パニックシーンが冒頭から来る。今回はここに持ってきたのだと思っていたら,ラストにさらに豪快な展開が待っていた。この映画シリーズは,毎回趣向をこらした展開を楽しめる。この作品はレトロに,京都,百人一首かるた,いいなずけ,というテーマだ。ーーーーーーーーーーーかるたの経験があまりない遠山和葉が,数日の特訓で高校生クイーンと並ぶ実力をつけるというのは眉唾ものだが,まあ,レギュラーキャラをストーリーに絡める必要があるので仕方がない。平次,和葉,紅葉の三角関係は,最後に謎解きもあり,なかなか楽しめた。ーーーーーーーーーーー一方の連続殺人事件の方は,さすがに共感は出来なかった。ちょっとなあ・・・・
2020.04.27
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友人と出掛けることが多くて,家で夕食を取ることが少なかった上の姪もずっと在宅勤務だ。週末でさえも大人しく家にいる。流行の〈どうぶつの森〉を妹と通信しながら遊んでいるのを見ると,中学生くらいだったころを思い出してしまう。さて彼女にアマゾンから大きいけれど軽い荷物が届いた。なんと中身はウクレレだ!少し前に友人と話していて習おう,ということになりその場で注文をしたらしい。というワケで今日の午後は家の中にウクレレの音がぽろんぽろんと流れていた。風情があっていいね。あと・・・バイオリンじゃなくて良かった。
2020.04.26
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『リヴォルト』に続いて,宇宙人侵略SF映画を観た。〇ストーリー地球は異星人〈アザーズ〉の侵略を受け崩壊の瀬戸際にあった。第1の波:電子機器の使用不能,第2の波:地殻の変動により地震と津波,第3の波:新型ウィルス感染,が訪れ,人々は難民キャンプで暮らしていた。そこに軍隊が支援と回収に現れ,第4の波:人間への潜伏を伝える。だが,キャシーとサムの姉弟はまだ真の恐怖,第5の波を知らなかった。ーーーーーーーーー多くのレビューで語られているけれど,侵略SFって映画の1つのジャンルとなっていて,常に製作されている印象だ。ゾンビー映画もうそうだけれど,よくもまあこれだけ近いジャンルでスポンサーが付くよな。この映画のウリは,主人公・キャシーを,クロエ・グレース・モレッツが演じていること,そして少年少女が大人に反抗するというヤングアダルト視点になっていることだと思う。ーーーーーーーーー映画は主人公・キャシーの視点パートと,ベンという青年視点パートの2つで,〈アザーズ〉の第4と第5の波の攻撃が語られる。だが・・・この攻撃って,必要なんだろうか?電磁波攻撃,地殻への攻撃が可能な〈アザーズ〉なのだから,ちゃちゃっと人類を殲滅してしまえばいいのに。なんなんだろうな?ゲームなのかな?ーーーーーーーーー悪い大人の代表・ヴォーシュ大佐を『ウルヴァリン・ゼロ』の兄貴を演じたリーヴ・シュレイバーが演じている。続編,無いよね。
2020.04.25
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多くの人と同じように在宅勤務をしている。以前にも書いたが,集中力を保つのはなかなか大変だし,お茶を入れるのも,食事をするのも自分でやることが多いので時間がかかる。自販機やお弁当屋さん,って仕事の効率化に役立っていたんだな。仕事は8時に開始するようにしている。で,出来れば5時に切り上げたいと思っていた。ただ現実は,午前中はあまり集中できず,午後の方がずっと業務ははかどり,7時まで,あるいはそれを過ぎても仕事がある。ただ7時くらいで夕食になってしまって,そうするとさすがにその後はほとんどする気になれない。自分は朝方タイプだと思っていたけれど違うのかな?これが続くならば変えて行かないと。
2020.04.24
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向井理と仲間由紀恵のサスペンスドラマを観終えた。〇ストーリー船の爆発で死んだはずの由貴子は生きていた。圭太は警察にも協力をして,彼女と決着をつけようとする。一方で翼は新聞記者と宇都宮の協力を得て,社長・長沼を社会的に破滅させようとする。それぞれが抱えていた秘密は,ついに最終局面を迎えようとする。ーーーーーーーーーーなるほどー。ぐだぐだ,あるいは未解決のまま終わってしまうかと心配したけれど,きれいに終わったので安心した。まあ2回前くらいからどんどん状況がクリアになって,まとめに入っていたけれど。きちんと終わる,それがとにかく大事だ。ーーーーーーーーーーダメ男の向井理,悪女の仲間由紀恵,というのがウリだったワケだが,終わってみれば,圭太はしっかりしていたし,由貴子も決してワルだけではない,とだいぶ相対化してしまっていた。俳優のイメージを保つためもあるし,観終えての視聴者のスッキリ感を考えるとそうなるよな。ーーーーーーーーーーネタバレを避けるために曖昧になってしまうけれど,最終回は相対化があちこちで行われていて,驚くほどストーリーがキレイにたたまれてしまって,ちょっと物足りなかった。で,由貴子があのパスポートをどうしても必要としていたのはなぜ?国外逃亡ならば,また新しいものを作ればいいので,ずっと外国に送金していた巨額の資金がその名義とかだよね?せめてそうでないと面白くない。
2020.04.23
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ついに噂の〈アベノマスク〉が届いた。家は5人で暮らしているので,2個届いても正直困るが,出生率が2.0を切っているので,多くの世帯では十分なのだろう。ネットで噂されているような品質の低さはどこにも感じられなかった。伝統的なガーゼの布マスクで,昭和生まれとしてはひじょうに懐かしかった。昔はマスクと言えばこれだったよな。白くてふわふわしていて,端っこはゴムで縮まっていて,なんだかパンツみたいなのが昔のマスクだ。今の時代ではブラでマスクを作るというのだから,ぐるっと回って近い所に来たのかも知れない・・・ってまとめようとして,まとまってないな。
2020.04.22
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動画配信サービスでこのシリーズを観た。〇ストーリー大学生・中田正義がアルバイトを始めたのは,美青年の金髪青年が経営する宝石商〈エトランジェ〉だった。そこには日々,宝石にまつわる謎が持ち込まれ・・・ーーーーーーーーーマンガ原作かと思っていたが,9冊の小説が原作だった。6冊目までの内容を全12話のアニメーションシリーズになってしている。ほとんどの場合,1冊の内容が30分のアニメになっている。確かにストーリーテリングが急ぎ足の部分もあった。とは言え,小説が間合いを取り過ぎなのか,アニメが濃く出来ているのか?ーーーーーーーーーー完璧な美貌のイギリス貴族・リチャードと,正義感のかたまりの日本の大学生・正義。コンビとして,あまり上手く行きそうもないのだが,探偵・助手というより,先生と生徒という感じで,対等の関係ではない。2人の関係だけでなく,多くの場面で不自然な心の動きがあり,だいぶ戸惑ってしまった。典型的なのは,『天使のアクアマリン』の回で,正義が憧れているらしい同級生の谷本晶子だが,どれだけ不思議ちゃんなんだろう。・・・気持ち悪い。ーーーーーーーーーーシリーズ後半は『導きのラピスラズリ』で終わりと思わせておいて,『祝福のペリドット』と『転生のタンザナイト』が続いていた。なんだかヘビーに終わった。まあ,とにかくBL趣味のない僕にとっては,ミステリーとしては薄くて,偶然の要素が濃い展開にはあまり乗れなかった。ーーーーーーーーーー義父を「さん」づけで呼んでいた,中田正義って,本当に正義感にあふれた青年なんだろうか?
2020.04.21
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南アフリカ製作のSF映画を観た。〇ストーリー目覚めると男は留置場にいて,記憶を失っていた。なんとか扉を開けて出た世界はすっかりと荒廃し,暴力が支配していた。さらにそうした人々を,謎のロボット兵器が狩っていた。荒廃した国土を,男と留置場で一緒にいた女は,アメリカ軍基地を目指して移動を開始する。彼らを待っていたのは・・・ーーーーーーーーーー『第9地区』『エリジウム』とよく似た空気感を持つ南アフリカのSF映画だ。主人公・ボーは,地球外生命に侵略され,荒廃したアフリカの大地を移動する。荒野,乾いた廃墟,灰色の風景が続く。このリアルな空気感はなかなか他では出せない。この風景はセットなんだろうか,CGなんだろうか?たぶんリアルにそこらにゴロゴロしているんだろうな?それゆえに,圧倒的な説得力がある。なんだか怖い。ーーーーーーーーーーもっともそれ以外は,だいぶ力量が足りていない気がした。人類の抵抗組織が存在していて,人々を治療していたり,秘密兵器を開発しているのには安心したが,説得力のある軍事力がない。グレネードランチャーが当たればいいけれど,それ以外はなすすべ無しみたいな戦いでは,生存は出来ないだろう。ラストで,群衆がヒツジの群れみたいに集められているシーンは良かった。なんだかリアルだったよなあ。ーーーーーーーーーーロケーションだけで1本のSF映画が出来てしまう,そんなことを考えてしまった。
2020.04.20
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週に1日しか出社しないで,テレワークを続けている。出社していると,自宅から駅まで,電車の乗り換え,会社の最寄り駅からオフィスまで,と,そこそこ歩く。意図的に歩いているところもあるので,毎日4キロは歩いていたと思う。それがテレワークになると,一気に歩かなくなる。さらに動かなくなる。今思えば,ちょっとプリンターまで,会議室まで,食堂まで,とオフィスの中でも,ちまちまと身体を動かしていたことが分かる。ーーーーーーーーーーースーパーや駅前まで買い物に行って帰っても1.5キロ程度なので,とても運動量としては足りない。なので朝一,あるいは夕方にウォーキングをするようにしている。目標は4キロだ。毎日同じ方面だと飽きるので,今日は北,明日は南と,方角を変えてテクテク歩いている。けれど,天候が不順な時はどうしても短い距離となってしまうので,今日みたいに温かい日は6キロ歩いた。歩いた後に,食料とかペーパータオルとか買って帰るという仕事もある。戦後混乱期の買い出しみたいだな。
2020.04.19
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街を歩いていている時,自動ドアが開いた途端にガーッと騒音が流れ出すことがある。それはパチンコ店の近くにいた時だ。前から,パチンコ店が明らかにギャンブルなのに,警察や政府との癒着でゲームとして規制を逃れているのがキライだった。外国への支援送金の元となっていのも問題だと思う。そして現在の外出自粛の世の中,僕の生活で重要だった図書館も映画館も居酒屋も閉まってしまっているのに,今日隣町のパチンコ店が営業をしていて,騒音がガーッと流れてきて驚いた。こっちは他人に迷惑をかけずに静かに過ごしていてたのに,自粛でそれも奪われている。違法賭博の店が営業を続けていて,しかも騒音を街中に垂れ流すなよ。この時期営業を続けること,そこに通うことが自殺行為なのに・・・それも認知できない人々か?・・・
2020.04.18
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『ガーディアンズ』に続けて,ロシア製のSF映画を観た。〇ストーリーゲームデザイナーとして成功していた青年キリルが家に帰ると,知らない女性が暮らしていた。警察を呼んだ彼は,自分の方が不審者として排除されてしまう。翌日,職場に行った彼は,また見ず知らずの人間として追い出されてしまう。追われる身となった彼がたどり着いたのは,街中にある古い塔だった。そこで彼はパラレルワールドをつなぎ,新しい世界のデザイナーとしての生活を始めるのだが・・・ーーーーーーーーーーこんどはサイバーパンクだ。またまたロシア映画を観たが,こちらの気のせいか,それともマーケットの需要に合わせているのか,ハリウッド映画と比べると色合いがくすんでいる。ロシア製サイバーパンクは,なかなか良かった。雪景色の中を走る蒸気機関タクシーは風情があったし,人民を管理するマトリョーシカ型ロボットは『電脳コイル』みたいだけれど良かった。ーーーーーーーーーーいただけない点はいくつかあって,まずは主人公のチカラがよく分からないことだ。キリルはパラレルワールドをつなぐ門番となるのだけれど,他にも同じ能力を持つ者たちがいる。なぜか彼はその者たちと戦うのだけれど,なぜ?よく分からなかった。彼らの上位に管理者という存在がいて,それがラスボスみたいに語られていたのだけれど,登場するとあっさりと別の行動を取る。これまでの戦いは何だったんだろう?僕の理解不足なのかなあ?ーーーーーーーーーーつぎにいただけないのは,登場する女性がどの人もパッとしないことだ。ヒロイン・アンナも1時間後には顔を思い出せない程度で輝きがない,悪女レナータも撮影が悪いのか年令が気になる。くすんだ風景,寒そうなパラレルワールド,輝くような美女がいない・・・そりゃソ連も崩壊するよな。主人公・キリルの理想の世界が常夏のビーチってのも分かる。ーーーーーーーーーーサイバーパンクの世界観は美しかったのだけれど,現代のロシア社会とのつながりが薄くて残念だった。
2020.04.17
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ライアン・レイノルズ主演のSFサスペンスを観た。〇ストーリーガンで死にかけている建設業の富豪ダミアンは,数億ドルを払ってクローン身体に自分の意識を移し替えて生まれ変わる。スポーツと行きずりの女性関係を楽しんでいた彼だが,科学者に渡されていた薬を飲み忘れたことで,不思議な映像を見る。そこでの彼は結婚して幼い娘がいた。果たしてクローンのはずの彼の身体は,意識は誰のものなのか?そしてそれを調べ始めたダミアンを,処置をしてくれた組織が追い始める。そして・・・ーーーーーーーーーーライアン・レイノルズと言えば,大コケの『グリーン・ランタン』,そして大ヒットの『デッドプール』が有名だ。アメリカ人らしい眉毛の濃い,そしてちょっとバカそうな顔。良くも悪くもこのキャラが映画を決定付けている。新しい命を手に入れたダミアンは,マークと言う名でこの顔だ。けれども立派な体格をしていて,しかも抜群の戦闘能力を持っている。え?でも,老人のダミアンと共通点がほとんどなくない?ーーーーーーーーーーそれにしてもダミアンは,数億ドルを支払っても,まだまだ豪勢な生活が送れるというのだから,よほどのやり手だったのだろう。彼は若い身体と,十分すぎる資産で,新しい人生を謳歌する。だがふとしたきっかけで彼は疑いを持ってしまう。手に入れたのは,まっさらな新しい肉体なのか?それとも誰かの身体なのか?ーーーーーーーーーーたぶん組織は,もっとダミアンにピッタリの,大人しい生活向けの肉体を用意すべきだった。もっと眉毛が薄い顔の。いろいろツッコミどころだらけでB級感が半端ない作品だけれど,ところどころチカラが入っている。でもハッピーエンドで良かった。
2020.04.16
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朱川湊人の〈箱庭旅団シリーズ〉の2巻を読んだ。〇ストーリー会社帰りの電車から見える街の景色に,不思議なオレンジ色の旗がたなびいていた。〈私〉は,いつの間にかそれが気になり始め,とうとう途中下車をして,その旗のある場所を探し出した。近付くと,マンションのベランダから5年前に私を捨てた妻と娘が笑いかけていた。そこに入ろうとした〈私〉に・・・ーーーーーーーーーー今回は15編の短編で構成されている。連作短編集と紹介されていることがあるが,その印象は薄い。最後の短編に申し訳程度に”唯一無二のマギー”が登場するくらいで,他は関連が薄い。その分,一つ一つの短編の魅力は増していると感じた。バラエティ豊かだが,それぞれ小さく光る魅力があって楽しめる。ーーーーーーーーーー「誰もゾウにはかなわない」「市長選怪文書」「未来人のビストロ」「時計のまち」「傷心の竜のための無伴奏バイオリンソナタ」「アタシたちのステキな家」この辺りの短編はとても楽しめた。正直,短編集としては”当たり”の率がひじょうに高いと思う。ーーーーーーーーーー3巻にも期待だ。
2020.04.15
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外出自粛,そして在宅勤務が要請されている。それを先取りする形で3月の終盤から,チームでは在宅勤務を基本としている。誰にとっても手探りの大々的な在宅勤務なので,当初はメールとメッセージだけでやりとりをしていたが,いつしか電話を掛け合うようになっている。とは言え,一方で在宅勤務によって,疎外感,孤独感を感じてしまう人も多いと聞く。それもあり,週に1回程度は,実際に集まってチーム打合せを持とう,というのが今の僕の方針だ。前回は先週の月曜日,今回は今週の火曜日,と,少しずつ頻度を減らしている。今回は,個人の業務報告,プロジェクト単位の報告と流れ,途中から活発な意見が出て良かった。メンバーの意思疎通の容易さや,メンタルの健全さのために集まるべきなのか,それさえ後回しにして在宅勤務を徹底すべきか,今はそのどちらが優先なのか判断が難しい所だ。次回開催は,感染の増加次第だな。
2020.04.14
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週末は毎週図書館に行く。そこで本を読むこともあれば,何を借りようかといろいろ手に取って悩んでいることもある。借り出している本を念頭に,どういう組み合わせや順番で読むかを考えるのも楽しい。地元の区の図書館も新型コロナへの対応のために,ここ半月ほど閲覧室が閉鎖となり,カウンター業務だけを行っていた。ところが今週本を返しに行ったら,扉が閉まっていて貼り紙がしてあった。全館閉鎖で,返却のみを返却ポストで対応という案内だった。とうとう来たか,全館閉鎖。しかも5月末までということだ。借りている本は7冊残っているが,とてもじゃないけれど持たない。これはツライぞ。どうしよう?
2020.04.13
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ロシア版〈アベンジャーズ〉という評判のSFアクション映画を観た。〇ストーリーかつて遺伝子操作によって超人兵士を造り出した科学者・クラトフが,自らを改造しロシアに戦いを挑んできた。女性将校のエレーナは,姿を消していた4人の超人兵士を探し出し,クラトフと戦うためのチーム〈ガーディアンズ〉を結成する。だがクラフトはあまりにも強力で・・・ーーーーーーーーーー冷戦時代に造られた超人たちで,50年後という設定なんで,全員70才とかのはずなのだが,1人がせいぜい50代,もう1人が30代,後は20代にしか見えない。超人だから年取らないの?冷凍睡眠だった?ちょっと設定がよく分からない。岩石を自由に操る男,高速移動の剣士,透明になれる女性格闘家,そしてクマに変身できる男の4人が〈ガーディアンズ〉だ。人数少ないし,なんだか薄味で,ちょっとこれでは〈アベンジャーズ〉に勝てない。ーーーーーーーーーー悪役のクラトフは,科学者で,さらに超能力を持っている。最初はヒーロー4人を返り討ちしてしまった。クマもグーパンチで倒したのは驚いた。どうしてこんなに強い?さらにクラフトは,巨大な軍事組織を従えている。どこにそんな資金力と組織力が??50年間どこかに幽閉されていたんじゃないの?これまた設定が分からない。ーーーーーーーーーーエレーナが率いる正義の組織もよく分からない。なんだかぴっちりしたスーツの若者がいっぱい詰めているが,軍人?ボーイスカウト?若者はみょうに楽しそうだ。ーーーーーーーーーークマぶそうが可愛い。やっぱロシアはクマだよね。
2020.04.12
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在宅勤務,外出自粛が続くと,毎日昼夜に食事を用意する必要が出てくる。これまでの普通の土日だと昼はラーメン,焼きソバ,パスタ,というローテーションで済んでいた。けれども皆大人になって,舌が肥えてきていろいろ注文を付けるようになってきた。まあ,その方が健全だとは思うけれど。姉も毎日大人数の食事を用意していて困ってきているのか,僕に献立を訊いてくる。訊かれると困る気持ちもあるけれど,「ビーフシチュー」「手巻き寿司」「和風パスタ」「うどん」「焼き鳥」と,思いつくままにアイディアを述べていて,そこそこ評判が良い。自分自身がこんな変化があったらな,と思って提案しているので,まあ良いのだろう。インドア派なので,まだまだ”戦える”。
2020.04.11
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首相から,そして知事からの非常事態宣言を踏まえて,在宅勤務を要請される期間が5月の連休明けまでと延長された。月曜日に出社し,火曜日から3日間在宅勤務を続けたが,金曜日は打合せが5つ連続してあったし,どうしても社内便,宅配便が来るので出社した。無しで行け,と言われれば,なんとかそれで行けるけれど,人との接触を8割減らせ,と言われているけれど,数字的には週に1回だけ出勤するということになる。そこまでいきなり減らすのって,難しいな。帰りは電車が混むのを避けるために,午後4時に家へ向かい,在宅勤務を続けた。真面目な自分。
2020.04.10
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竹本健治の〈牧場智久シリーズ〉の長編を読んだ。〇ストーリー湯河原では,交通事故,ストーカー,沼をキーワードにした怪談混じりの事件が起きていた。県警の楢津木刑事たちは,居酒屋で不思議な事件について語り合う。楢津木の知り合いの,本因坊の天才棋士・牧場智久のアドバイスにより,刑事たちは真相に近付くのだが・・・ーーーーーーーーーーー10年前に読破しようとしていた竹本健治だが,僕には珍しく断念した。何しろ分厚くて,難解な作品が多かったからだ。そうなったのはこの作者ぐらいかも知れない。一方で,竹本健司は「キララ、探偵す」など,とてもソフトな作品も発表していて,それはそれで手に取りづらいと言うことがあった。というワケで,だいぶ久々の竹本健司作品だった。ーーーーーーーーーーー作品は,いくつもの断章で始まる。街の怪談,実際の未解決の事件,個人の体験談・・・最初はあまりにもとりとめが無くて,どんな流れになるのかが不安になった。ただ,とにかく読みやすい。見事な文章で,作品世界にすらっと引き込まれてしまう。この文章センスはなかなか努力で身に付けることが出来ないと思う。まさに天性のリズム感だと思う。ーーーーーーーーーーー牧場智久の登場で,「あー,このシリーズだったのか~」という寝ぼけたファンだが,登場によって作品の流れがピリッとしたのは確かだ。実際に彼のアドバイスが見事に的中して,混沌とした状況が整理され始める。その流れは驚くほどで,急速に複数の説話がまとまり,本当に危険な事件が何か,が判明する。最近では珍しい名探偵なのだが,リアルさを保つように距離感があるのが面白い趣向だった。ーーーーーーーーーーー長編なのだが,断章の重ね合わせなので,ひじょうに読みやすい。久々に出社した通勤の一日で読み終えることが出来た。久々の竹本健治なので自信が持てないのだけれど,これって傑作なのではないんだろうか?オススメだ。
2020.04.09
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「ご近所美術館」を読んだ森福都の連作短編集を読んでみた。〇ストーリー予定より早く帰宅した何かに駆り立てられるように家を飛び出した妻が、大学時代の5人の同級生に配信した5つのショート・ミステリー。ささやかな日常に潜む小さな軋みが人生の落とし穴に変わるとき、そこに浮かび上がるのは見知らぬ妻の素顔…。ーーーーーーーーー「ご近所美術館」が不思議なクセを感じつつも楽しめた。調べたら同じ作者で〈連鎖式ミステリー〉作品があるということだったので,早速図書館で予約をした。僕の中での〈連鎖式ミステリー〉の定義は,短編1つ1つがミステリーで成立しているのだが,最後にまた別の回答が与えられて,連作の裏に隠れていたストーリーが見えてくるというものだ。その感覚でこの作品を読んだが・・・うーん,いただけない。短編のミステリーはともかく,最後の謎解きが薄い。またそれによって,それまでの短編の読み方が変わる,ということもない。フツーの連作短編集とした場合,それぞれの短編に魅力は薄いので,またガッカリだった。ーーーーーーーーーどうも加納朋子の〈連鎖式ミステリー〉で,こちらが一方的に構成を決め付けていた感があり,その過剰な期待からのギャップがあったようだ。「ご近所美術館」も,主人公の男性が報われないばかりだったし,この作者は主人公に対して共感を求めないのかも知れない。ちょっと合わないなあ。ーーーーーーーーー各編について簡単に感想を述べる。「火曜日の糸杉」:大野流子は友人の歯科医師のところに毎週火曜日に予約を取る裕福な婦人について調査を行う。婦人が目指していたこととは・・・なかなかロマンチックな短編だが,さすがに不自然だと思う。そこまで気の強い婦人ならば,押しかければいいじゃない。「アディクティド」:流子の友人の環は,ゲームセンターの経営者と仲が良くなる。そこでは不思議なことが起きていて・・・この短編はヒネリがあったし,視点が新しくて良かった。「第三の女」:流子の友人の良二は,東ヨーロッパのツアー旅行に行く。だがそのツアーに参加していた新婚カップルには,ストーカーの女性がいた。そしてついにその女性は消えてしまい・・・長い。たったこれだけの内容を語るのに冗長過ぎる。この短編でがっくり来た。「家庭菜園ノススメ」:流子の友人の清香は,土地を借りて本格的な家庭菜園を作っている。そこでは土地を4つに分割して,4人の女性が菜園を営んでいた。けれども1人の菜園から定期的に野菜が盗まれることが続き,清香は他の3人と,犯人を捕まえようとする・・・シンプルなストーリーを複雑にして長くしているのは前の短編と同じ。内容はまだ良かったけれど。「グラン・メゾン・フォートラスの落日」:飯塚が憧れていたあかりは,黒澤明の映画の途中で中座した。そして彼女のアパートが放火された。その背景とは?・・・書かれている要素がどれも人間の行動としてあり得なくて,どう解釈すればよいのか?黒澤明も可哀相だ。「トレースルート・ラプソディ」:・・・解決編ということらしいのだが,これも様々な表現に満ちていて冗長。
2020.04.08
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月曜日は出社してチームの皆と打合せもしたが,火曜日からは在宅勤務だ。朝起きて,とにかくまずは髭剃り,着替え,と普通のことをして,気持ちをなるべく切り替える。時間はまだまだ早いので,朝食を採って,ちょっとゆっくりしてしまうが,これがクセモノだ。8時,9時など,チームの皆が自分に合わせた業務開始時間を報告してくる。自分も仕事をするが,今一つ乗り切れない気分だ。電話会議があると,きちんと時間と仕事してる感が出るのでなんだか救われる。だが,それが途切れた時間が困る。一所懸命,”やることリスト”を作って,それをこなそうとするのだが,これがなかなか難しい。同じように在宅勤務,休校となっている家族がいて,対応をしているといろいろと時間が細切れになる。つくづく感じるのは,職場だったり,学校だったり,という空間の移動と枠組みが,集中力を掻き立てていたんだなあ,ということ。在宅勤務,難しいです。
2020.04.07
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森川成美の〈アサギシリーズ〉の第3作完結編を読んだ。〇ストーリー巫女の老婆の指示で外の村〈とが村〉に着いたアサギは,神隠しに遭ったと言われていた人々が,奴隷として働いていることを知る。そこに潜入し,彼らを解放したアサギは,自分の〈下村〉に戻り,〈とが村〉からの追っ手を迎え討とうとする。〈下村〉から戦士は派遣できるのか?そして3つの村のチカラを合わせることは出来るのか?ーーーーーーーーーーー〈上〉〈中〉〈下〉,そして〈とが〉の4つの村をめぐる〈アサギ・シリーズ〉も最終巻だ。巻頭に地図が配置され,とても分かりやすくなっている。外部との貿易をすることで,3つの村との約束を守る必要がなくなった〈とが村〉は,3つの村の人々を捕えるだけでなく,武力で制圧しようとしてくる。”赤い穀物”を手に入れたことがその決断の元のようだが,それにしても乱暴な方針だ。ーーーーーーーーーーー故郷〈しも村〉に帰り着いたアサギだが,過去の奴隷取引を隠そうとする長老たちにごまかされそうになる。勇気をふるって発言したアサギは,元奴隷たちと,少ない人数の戦士とで,3つの村の連合を目指す。これまで巻で語られた地理を利用した戦は臨場感があり,なかなかの迫力だ。こんな壮大な展開になるとは思わなかった。ーーーーーーーーーーー4つの村のチカラ関係とは別に,商いでしたたかに生きる女,遠くの村から出稼ぎに来た青年など,別の生き方をする人々を描写することで,物語は立体的になっている。村と村の戦はあるが,人と人は本来は別の関係だということだろうか?それにより,戦のむなしさが増すような流れとなっている。相変わらず猿や〈声〉については,一切の説明は無かったが,物語は2巻の時点での心配を払拭してくれて,骨太にきちんと終わった。もっとこの作者の作品を読みたい。
2020.04.06
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外出自粛がうたわれているので,家で映画を観ていた。〇ストーリーイラストレータの石神が帰宅すると,自宅は空だった。妻の姿は消えており,妻の実家にも別の人が住んでいた。彼女が殺害されたことを疑った石神は,たまたま知り合った女性記者と謎を追う。ーーーーーーーーーー矢作俊彦の盟友・司城志朗の原作の映画だ。西島秀俊が主演で,イラストレータ・石神だと思っていた主人公が,実は遺伝子工学の科学者の韓国人だった,というトリッキーな映画だ。とは言え,昨今のCGなどを使うワケではなく,西島秀俊が消えてしまうアイデンティティと戦う映画だ。ーーーーーーーーーー派手なアクションやカーチェイスはあるものの,主人公が追い込まれる状態は不自然でテレビドラマの品質だ。ここまで人の経歴を数日で糊塗するのは,現実的には無理だろう。主人公周辺の人々が,みんな経歴を詐称しているのも余計混乱を招く。
2020.04.05
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在宅勤務の2日目は,1日目の反省を活かし,朝からきっちりと仕事をした。幸いに電話会議が複数あり,気を抜いている暇がない。朝から資料を作り,会議で説明をして,部門会議では来週の予定を話す。昼は少しだけ駅前に出て,買い物もしてから戻った。それから急いで午後に予定されていた会議に参加。後は,来週に向けての調整と資料作りだ。18時と,いつもからしたら笑ってしまうほど早いけれど,業務を終えた。なんだかさすがに金曜日の夜にこれ以上在宅では仕事は出来ない気がした。でも,1日目と比べてはるかにきっちりと仕事が出来たので満足だった。
2020.04.04
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少し不謹慎かとは思ったが,新種のウィルスの大感染を描いた映画を観た。〇ストーリー釜山市へ娘・スアンを送り届けるソグたちの乗る特急列車には,謎のウィルスに感染した女性乗客が乗り込む。乗客から乗務員に感染し,そこから爆発的に感染は進む。ソグ親子,サンファ夫婦,ヨンググカップルたちは,なんとか逃げ延びようとするのだが・・・ーーーーーーーーーー特急列車という限定空間で設定されたパニック映画だ。スピード感,列車ならではのスリル,様々な人々の人生模様が語られ,抜群に面白い。主人公・ソグは,離婚の危機にあるやり手ビジネスマンだ。妻は別居し,釜山で暮らしている。娘・スアンと同居しているが,彼女のことをよく分かっていない。スアンを釜山に送るために,特急列車に乗ったソグは,初めて父親らしい行動を取り,スアンを驚かせる。ーーーーーーーーーー最初はソグに反発をしていたサンファだが,真剣にスアンを助けようとする姿を見て,徐々に信頼を寄せ,状況を切り抜けるための同士のような関係になる。サンファの妻は妊娠をしており,逃げる人々の弱点の1つともなっている。それ以外にも老姉妹も足を引っ張る。それに反発するソグに対して,優しさを見せるスアンがあり,その心根は徐々にソグを変えていく。ーーーーーーーーーー残酷なラストのシークレットはさすがに可哀相だった。しかし,新ウィルスの爆発的な感染,テグ市での足止めによる大量の死者,と,これまた『アキラ』に次いで,預言の作品だなあ。
2020.04.03
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いろいろあったが,木曜日から在宅勤務を開始した。昨晩仕事から帰ったのが22時だったので,朝ゆっくりと起きることが出来るのは素直にうれしい。朝食を取ってから,シャワーを浴びる。それから仕事をしたのだが,どうも集中できない。気になってキッチンの皿を洗ったり,自分の部屋を片付けたり,まるで試験前の中学生みたいな行動を取っていた。ーーーーーーーーー昼食時に1人だったのが,またいけない。ついビールを飲んでしまった。ダメだ,自分。ーーーーーーーーー気を取り直して,午後からは近くのファミレスに出て,そこで仕事をした。ファミレスの周りの席はけっこううるさい,ということを思い知った。さすがに18時くらいまではぽつぽつと仕事をしたけれど,我ながらダメな1日だった。難しいね。
2020.04.02
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矢作俊彦の〈二村永爾シリーズ〉の記念すべき第1作を読んだ。〇ストーリー横須賀の洋館に1人で住む女性が撃たれて死んでいた。同じ銃で,米軍基地の中で男が殺されていた。非番の県警捜査一課の刑事・二村は,この事件の捜査を特別に指示される。ヨコスカという特殊な街を知り尽くした彼が発見したこととは・・・ーーーーーーーーーまだまだ矢作俊彦の作品を読んだ数は少ないが,この連作の主人公・二村永爾は,まだまだ若く,お洒落で,はねっかえり,と瑞々しいキャラということでは,読んでいて入って行きやすかった。屈折した中年が主人公,というのが最近のハードボイルドの作品で多いのだけれど,もっと素直なキャラでいいのではないかと思ってしまう。ーーーーーーーーー二村そのものは横浜の出身らしいし,所属は神奈川県警なのだが,物語は2つとも横須賀を舞台にしている。そして,2つとも横須賀の人々のコンプレックスがベースとして語られている。横浜,湘南,鎌倉と比べると,どうしても下に見られてしまう横須賀。一方で,米軍基地を抱えていて,華やかさ,刺激では一番の横須賀。地元の感覚でしか伝わらない,優越感と劣等感の混合が語られ,あまつさえいくつかの事件のきっかけにもなっている。横須賀観光に行っておいて良かった。ーーーーーーーーーこの作品の特徴は,そうした地理的な要素だけでなく,学生運動の残滓という歴史的な要素を取り込んでいることだと思う。そのおかげで,アメリカ西海岸のハードボイルド作品のオマージュのような作品に,血が通い,場所と時間にリアリティが生まれて,我々に近い世界観の作品として仕上がっている。”本物”の西海岸作家が書いているような,細かい比喩の連続でありながら,逆に日本の1970年代という設定を濃く出している部分もある。さすがは矢作俊彦だ。ーーーーーーーーー同じ空気感は持ちつつも「マイク・ハマーへ伝言」と比べると,青春の切なさは薄れ,小説としてより楽しめると思う。ぎりぎり矢作俊彦の作品群の空気感が共有できる世代で良かった。もっと読んでみようと思う。
2020.04.01
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