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2008.09.06
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カテゴリ: わくわく児童文学
「ウチのお母さんはキツネ!」という富安陽子の「シノダ!」シリーズを読んだ。

○ストーリー
信田家は,人間のお父さんとキツネ族のお母さん,そして3人の姉弟,ユイ,タクミ,モエの家族だ。子どもたちはキツネ族の親戚には迷惑ばかりさせられているが,自分たちもそれぞれ特殊な能力,「風の耳」「時の目」「魂(たま)よせの口」を受け継いでいた。さて,キツネ族の夜叉丸叔父さんが,信田家に持ち込んで来た新たなトラブルとは?

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2003年,04年,06年と1作ずつ発表され,それ以来続編が待たれているシリーズだ。主人公はしっかりモノの5年生の長女ユイ,それにキツネ族の親戚にだまされやすい3年生の長男タクミ,まだ幼稚園だが高い能力を秘めた次女モエの弟妹がいる。研究者らしくのんびりとしたお父さん,たくましいお母さんが加わり,5人で信田家を構成している。

母親の親戚のキツネ族は,ハチャメチャな元気さで,信田家の日常を引っ掻き回す。人間の所に次々とキツネの親戚が訪ねてくる,という設定や,キツネ族は現代でも人間と関係なく繁栄をしていて,パーティなどを開催している,という設定が面白い。滅びかけていて人間を恨んでいる・・・とかではないのが気楽で助かる。

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第1作の「チビ竜と魔法の実」は,マンションで水竜を育てるという児童文学ならではの設定だ。どんどん巨大化する竜を,あたかもこっそり飼っている犬のように,ご近所のウルサイオバサンから隠すなど,コメディタッチの作品だ。

第2作の「樹のことばと石の封印」は,過去を舞台にした和風ファンタジーだ。見つめられると石になってしまうオロチに襲われた村を,3姉弟が救う物語だ。まじないを打ち破るために,3人の能力が大活躍をする。



こうして並べて紹介をしてみると,微妙に対象年齢が上がってきているような気がするが,早いところのシリーズ再開を望みたい。








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Last updated  2008.09.08 23:24:00
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