元祖女性起業家の後継者問題とは?
「はとみさん、わたしは、もう50代後半。
娘は、結婚して、子供も産んで、
今流行のキャリア・ガール。
息子は、もうすぐ、30歳。今、店を手伝ってくれているが、・・・」
よ~く、話しを聴くと、
仕事熱心ではないようだ。
宝飾関係店の2代目のセガレの後継問題で、悩んでいるようです。
「はとみさん~、どうしたらいいだろうか?」と相談を受けた。
わたしは、わたしの経験談を話しをした。
内容は、こうです。
「いいですか、お母さん、このわたしもそうでした。
セミナーに積極的に参加しました。
商業界主催の後継者育成ゼミや、
婿養子の経営者さんの話しを積極的に
話しを聴きました。
当時の社長(現会長)にお願いして、2ヶ月に1度。
泊まりで、勉強会を受け、夜中、相談したり、仲間らと
激励しあって、やってきました。
もう、あの仲間達がいなかったら、今の自分が、なかったと思います。
どうしても、実の子供には、言いにくいことが、多いようです。
身内だと、返って言いにくいことが多いようです。
やはり、家の中ではなく、
店で会議形式で、
打ち合せは、必要だと思います。
じっくり、時間をとることだと思います。
でも、なかなか言いにくいこともあるでしょう。
やはり、後継者の悩みは、後継者しかわかりません。
その仲間をつくることだと思います。
懇親会ではなく、研鑽会として
だれかをリーダーに立てて、
まとめていくのです。
このわたしは、自分より、
10歳から15歳上の
婿の社長様のカバン持ちをして、
勉強させていただきました。
2ヶ月に1度だけ。
朝早くから、夜遅くまで。
もう、すべてを吸収しようと、体ごと、吸い取る感じで
学びました。
そうですね~、5年ぐらいやったでしょうか?
その社長様が言います。
「はとみさん、よくやった。もう言うことはないよ。
後は、自分の考えをプラスして、行動しなさい。
悩んだら、いつでも、相談に来ていいよ。」と
先輩のムコ社長(50歳代)さまに
言われました。
もう、それを言われた時は、涙、涙、涙です。
そうです、車で30分から、1時間半ぐらいの距離ぐらい離れたところで、
師匠(ししょう)を見つけることです。
参考になるでしょうか?