最近、この日記を読まれている女性から、・・・。
近頃、口コミで、コノ日記を読むようになりました。・・・というメールが届きました。
わたしは、本当に、本当に、本当に、普通の男でした。
サラリーマン時代には、女性からの感情的な嫌がらせや、
暴言をはき、誤解の多い男、いや、オスでした。
反省、反省、また反省。
それでも、
想像もしなかった経営者の悩みを知りながら、
また婿養子に入り、
後継者の方に少しでも、参考になれば、・・・と思い
この日記を書き始めました。
では、過去の日記で、人気のあった
「白ネズミと針ネズミの法則」を再度書きます。
一部、付け加えて、解説もさせて頂きます。
では、どうぞ。
ゆっくり、落ち着いて、コーヒーを飲みながら、
読んで下さい。
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あなたは、
「白ネズミと針ネズミの法則」を知っていますか?
これは、営業は、相手の状況を判断して商談した方がいいか?
強気で商談がいいか?・・・という参考事例です。
どちらが、良いとあなたは、思いますか???
わたしが(株)東京スタイルでのサラリーマン時代に、当時の磯貝常務より
教えていただいた法則です。
「腹をすかせたライオンの目の前に、白ネズミと針ネズミががいたら
ライオンはどちらのネズミを食べるか?・・・・・ わかるか?」
これが「白ネズミと針ネズミの法則」です。
お分かりですよね。
そうです。
ライオンは
白ネズミを食べます。
針ネズミを食べると、針が口に刺さり痛いからです。
磯貝常務は私にこう教えてくださいました。
「としあき、人間関係も商談も、この通りだ。
常に、強気、強引にやれ。」
ロコレディに入社しても、わたしはこの法則を続けていました。
しかし、ロコレディ入社後、3年、いや5年してからでしょうか。
この法則の答えが、
間違いであることに、
氣がついたのです。
中小企業には、この考えは、向かないことに、氣づいたのです。
当時の社長だった羽富 正三(はとみ しょうぞう)から、
つぎのように言われました。
「いいか、としあき。人間関係で一番大切なのは、外に優しく内に厳しい。
すなわち、
外柔内剛
(がいじゅうないごう)
である。」
「大手企業だから『白ネズミと針ネズミの法則』が通じる。
中小零細企業では、相手に優しく接することによって人脈が広がる。」
「としあき、よく聞け。東京スタイルの商談は、プロとプロとの商談だ。
でも、小売業は一般消費者相手だ。
そのプロ意識が
鼻につくと消費者は
逃げる
。」
「いいか、覚えておけ。 今は
、小売店が取引先を選ぶ時代だが、
近いうちに、
取引先が小売店を
選ぶ時代 がくるぞ。
どの業種でもそうだ。病院も潰れる時代が来る。」
「だから、ロコレディでは支払いを良くする。そして、営業マンを大事にする。」
「『会社としてのロコレディとの取引も大切だが、
人柄のよい仕入れ担当者との
人間関係のほうがもっと大切だ』
と思っていただけるようにする。わかったか?」
「としあきよ~。自分が強いと思う考えもある...よなぁ~。
でも「白ネズミと針ネズミの法則」は、ロコレディに馴染まない。」
頭がガーンと殴られたように痛くなりました。
わたしは悩みました。
そして「そうか。自分のセルフ・イメージを変えればいいのか?」
と氣がついたのです。
また、羽富正三は、こうも言いました。
「特に、女性と接する時は、このことを特に頭にいれろ。
相手の女性に優しく、そしてその女性の心の奥を知ることだ。」
この後、少しずつですが女性との人間関係に悩まなくなってきたのです。
参考になりますか?
高飛車に出るのではなく、相手の心に入っていくことなんです。
参考になることがあれば、実践してみてください。
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わたしは、その会社、会社によって、社風があると思います。
でも、ほとんどの中小零細企業は、
中途入社の社員が多いです。
ですから、新しく入社したスタッフの能力を引き出しながら、
会社に新しい風を送ることだと思います。
会長正三(しょうぞう)が言います。
「いいか、としあき。オマエが入社して、社風は、変わった。
それより、オマエが、どうしたら、ロコレディという会社になじみながら、
社風を変える事が出来るかを考えてくれたお陰だと思う。
おれは、もう先が見えてきた。
強気な商談より、
相手の心の奥に入る。
これが、心の経営のポイントだ。」
と教えてくれました。
参考になりますか?
商談や、打ち合せが入っています。
今日も
源氣に
働くでぇ~。