5,6年前でしょうか~、会長の正三から、言われたことです。
「いいか、としあき。肩書きや、役職で商売しては、ダメだぞ。
心と心のふれあいは、人間力だ。
とかく、人は、ある程度の力が
出てくると、どうしても
放漫がでてくる。
氣をつけろ。」
そうなんです。
わたしも、ある得意先と打ち合わせする時に、
「わが社は、こうですよ。わたしは、000ですよ」
と言われ、信じました。
その人の肩書きを信じ、役職から、
ココは、納得せざるを得ないと判断した。
ところが、真相は、違ったのです。
「騙された」と思いましたが、
その結果を会長に報告しました。
会長正三より、
「商売人は、商売でとりかえすのだ。感情で、対応するな。
お客様の心をつかみ、正直に商売すれば、騙した人は、
必ず、天罰がある」と
言われました。
そして、 わたしも、反省しました。
自分にも、置き換えて、そのような態度をしていないか
チェックをいれます。(態度や、言葉の表現など)
サラリーマンであれ、経営者であれ、この肩書きや、役職
で商談や、打ち合わせをすると
驕り、昂ぶりが出てきて、人間性を疑われます。
ある時、大手企業の方と、車で移動中に
「はとみさん、相手が肩書きや役職を使って、話しをしてきたら、
それを見破り、対応する方法がありますよ。
それはね~、相手の弱い部分を察知して、
少しずつ攻めていくのです。
そうすると、話しの内容が、先ほど、本人が
言ったことと食い違い現象が出てくるのです。」
なるほど~、そうか。
勉強になります。・・・と一言いいました。
すると、
「こんなこと、本に書いてないでょう。」
・・・・・って、その大手企業の男性が教えてくれます。
「はとみさん、なぜなら、ぼくも、嫌な体験をもっているから。
自分自身の反省もこめて、言っているんですよ。」と丁寧な
丁寧な言い方で、教えてくれます。
「正直、正直、正直」常に、
心の中で、唱えろ。
そうすると、
自分が悩んだ時、
ふっと風のように
表れる人や、解決方法と
出愛(であ)えるよ。
それはね~、
人間は、とことん考えれば、
必ず答えは出る。
会長の好きな言葉に
「念ずれば、通じる。」
絶対に、役職や、肩書きで、商売をするなぁ~。
威張る態度では、ダメだ。
殿様商売法というような言い方をするコンサルタントがいる。
威張れ・・・という意味ではない。
と言う言い方をするが、人をひきつける為のテクニック商法だ。
役職が、人を育てる。
でも、その逆もある。
役職が、人を驕(おご)り、
昂(たか)ぶりを植え付けさせる。
わたしも、まだまだ勉強中です。
ある社長様から教えて頂きました。
「優秀な人間は、学んで、足りずを学ぶ。
愚か者は、学んで、傲慢になる。」
学んで、学んで、反省して、自分の愚(おろ)かさを知る。
参考になりますか???