どうせ洋服を買うなら、
良い生地を使っている物を買って、
長持ちさせ
たい。
・・・こんな考えの女性は、多いですよね~。
ここで、本や、雑誌に書かれていないことを
特別に公開しますね。
「生地の見分け方って難しそう・・・。」
そこで、誰でも簡単に良い生地を見分ける方法をご紹介します。
方法は簡単です。ただしちょっと準備が必要です。
1.まず、人指しゆびの爪を伸ばします。ここがとっても重要です!
2.人指しのゆびの爪(利き腕の方の人指しゆびのツメです)が伸びたら、
婦人服売場に出かけます。
3.お気に入りの服が見つかったら、袖に手を入れます。
4.生地の裏側から、伸ばしておいた人指しゆびの爪を立ててみてください。
これだけで、良い生地かどうか見分けることができます。
爪のあとが残らなければ、
比較的良い生地と言えます。
逆に爪のあとが残って
しまったら、
あまり良くない生地です。
(すべてが、すべてではありません。
あくまでも、目安です)
ただしこの方法で良い生地かどうか見分けられるのは、綿素材だけです。
この方法は、プロの我々、アパレル業界(特に生地屋の担当者、企画者、デザイナー、バイヤーなど)さんが良い生地を判断する際に使っている技。
これであなたも買い物上手?!洋服を買う際は、生地の質もチェックして
みてください。
なお、ここで言ういい生地とは、
素材の原材料自体がいいものを指して
いるもので、長持ちする
という意味のものでは
ありません。
一般的に、いい生地ほど
長持ちしないと
言われています。
・・・これ、これ、コレが
重要なポイントです。
いいですか?
女性との人間関係と同じなのですよ。
「えっ~、本当?」
そうなのです。
婦人服の良い品というのは、
着ごごちのことを言うのです。
パターンのひき方が、安い品とは、違うのです。
例えば、20歳代の女性の二の腕と
40歳代の女性の二の腕は、違うのです。
だから、同じパターンでは、ダメなのです。
二の腕の場所わかりますか???
婦人服の良い、悪いは、きじだけではありません。
縫製技術もあります。
ロックミシンで、縫うのと、インターロックミシンでは、
全然着心地も、違ってきます。
似ているようで、全然違います。
縫製とパターンが、重要なポイントです。
しかも、生地との相性もあります。
また、付属の生地との相性もあります。
大手量販店の商品は、
生地の相性まで、考えて商品化されていません。
このアパレル業界は、売れ筋商品をスグ
コピーするアパレル・メーカーも
多いです。
でも、着ごこちや、パターンは、マネ出来ません。
似ているようで、似てないのです。
本物の商品は、19,000円。
コピーの品は、7,000円。
着ごこちが、全然違います。
その婦人服の洋服の着る目的や、
自分自身の考え方で、変わってきます。
間違って、モノ事を観てしまっているのです。
おしゃれな素材は、比較的デリートなのです。
弱い素材なのです。
丈夫な素材は、平凡な、誰もがもっている服が多いのです。
おわかりになりましたか?
お買い得の商品と
安く洋服を買うことと、
セール品を買うことは、
まったく、
異なるのです。
まったく、違うことなのです。
それを素人さんは、間違って、
今日も、衝動買いを繰り返すのです。
この28年間、アパレル業界にいる私が、言うのですから
少しは、信じてくださいね。
是非、洋服を買う時の参考に
してください。
もし、洋服選びが苦手な女性がいましたら、
販売員さんに「お洒落な素材のワンピースが欲しいです。
ちょっと、他人に自慢したくなる素材のコートが欲しいです。」と言って、ください。
アウトレットで、安い品を買う。
・・・これには、技術が必要です。
古い商品もあります。
2,3、5年前の品もあります。
また、セール用に開発された品もあります。
アウトレットで買う商品は、自分自身のその商品を買う目的を
明確化しないと、衝動買いになってしまいがちです。
参考になりますか???