翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2009.10.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「カシミヤ100%は、ユニクロで買ったわよ~」




『店長、そのような商品もう、持っているわよ~。』



「もう、カシミヤのセーターは、もっているから~、・・・ごめんね」

などなどと


と断られてしまった経験は、お持ちでは、ないですか?



アドバイザーなら、そんな経験は、多いのでは、ないでしょうか?





私もお店に立って販売をやっていました。こんなこと、毎日 言われていました。




「もう、他のお店で、去年 購入したから、もういらないわ~」とか、


ある女性スタッフから


「 どの女性も、カシミヤのセーターは、1,2枚もっているから、・・・。


だから、もう接客をしても売れないわ~。」と言われた経験もあります。

・・・こんな時、あなたなら どうしますか?




--- すでに他店で、お買い上げのカシミヤが1枚あるのなら、
それをあなたのお店のモノに替えてもらえば
良いのです。




・・・-すでに古いカシミヤのセーターをお持ちなら、
その素材の良さは、わかっているのですから、



接客は、しやすいのではないでしょうか?

それを新しいモノに替えてもらえばよいのです。


そう考えればいいですよね。




「こんなお洒落なデザインや、シルエット!」と説明しながら、
着こなしや、コーディネートを説明
します。

古いカシミヤは、リメイクで、お孫さんの腹巻や、
レッグ・ウォマーにしたら、どうですか?・・とも提案しました。


商品そのものを紹介するのではなく、その商品を身につけたら

どんな気持になれるか? どんなに素敵に感じられる?

このことを親身になって、説明します。




もう一度、書きますね。




商品そのものを紹介するのではなく、

その商品を身につけたら

どんな気持になれるか?

 どんなに素敵に感じられる?

このことを親身になって、

説明します。







カシミヤ100%の素材の説明だけでは、売り上げを
アップさせることができるでしょうか?





正解は「×」。




「カシミヤ100%の素材の説明」って言うのは、

多くの他のライバル店がやってしまいがちな


「間違い」なのです。


お客様はカシミヤの専門家ではありません。


例えば、


そ毛(もう)のカシミヤと、

ぼう毛(もう)のカシミヤの違いを
説明しても、


一般のお客様には、理解できません。






ついつい、難しい言葉を並べて、接客するから、
お客様は、逃げて行くのです。

「(・・・この人はいったい何語をしゃべっているのだろう???)」
と思われるのが関の山です。








ついつい、難しい言葉を並べて、接客するから、
お客様は、逃げて行くのです。

「(・・・この人はいったい何語をしゃべっているのだろう???)」
と思われるのが関の山です。



お客様に「買い替えした方がいいかも・・・」と思わせるためには、ちょっと表現の仕方
を変えていかなくてはなりません。




「このカシミヤ商品は、3頭分の羊のあごの部分の

パシミナで、やっと1着分出来るのですよ。」ではなく、


「今お持ちのカシミヤのセーターは、3年は、持たないですよ。


着崩れ、毛玉になり易いですよ。



なぜなら、型紙使用の縫製技術で、作られていないからです。


お呼ばれや、食事会では、ちょっと、失礼になるのではないしょうか?」と

いう表現に変えるのです



「今、流行のカシミヤの安価なセーターは、

ベビー・カシミヤ で、
  作られていないので、


普段着としてならともかく、

人と逢う時には、お召しになるのは、おすすめ出来ません。」





このように、お客様がお持ちの商品では、

『同じカシミヤのセーターでも、違いがあることを説明します』。






お客様のお持ちの商品を非難するのではなく、

違いを説明するのです。


素材の説明ではなく、

お召しになる場面を想定して、

説明するのです。









「そのカシミヤのセーターをお召しになって、お友達との食事会では
不適切であること」を挙げることで、

お客様の中に小さな『不満のタネ』が生まれます。




私の知り合いが、コインランドリーを経営しています。


乾燥機も揃えています。


一度、使うと、もうクセになるそうです。


干して、たたんで、しまう。・・・これが、主婦のストレスになるそうで

す。売上げも、毎年、毎年伸びています。

皆さんも覚えがあるのではないでしょうか?




一度 氣付いてしまった『不満のタネや、使い易さ』を、気になり出すと止まりません。
どうですか? そんな経験ありませんか? 私も、あります。



気になって、気になって、もう我慢できなくなってきます。






携帯電話も、一時期、私は、

持つのを止めましたが、


我慢できなくなるのです。



実際に目の前にあるモノですので、

毎日、その『不満のタネや、使い易さ』を身近に感じてしまうのです。





そのタネはお客様の中でだんだん成長し、


最後には「・・・やっぱり買い替えようかな」とか、


「利用しよう」と思ってしまうものなのです。






私は、店長時代に、こんなことを あるご婦人のお客様に声をかけました。

『限定素材の超最高級のカシミヤのせーターを
         是非、お客様に触って、この素材の良さを感じて欲しいのです。』



多くの人が何となく、同じようなカシミヤのセーターでも、2万円以上も違う価格の差、
どこが、どう違うのか?  



カシミヤ・セーターに対する不満。

それを「あなたのお持ちのカイシミヤのセーターでは、

こんな場面では、お召しになれません。」と


声に出したり、文字にして表したことで、

お客様の中で「あれはやっぱり不都合だよな」


「粗悪ではないが、お友達との食事会では、失礼」と判断基準を示すことで


女性の心の奥の心理を探ることが出来るのです。






そんな心理状態であれば、「買い替えませんか?」という言葉が深くしみ込むよう


になり、「そうか~、じゃ購入しよう。」という氣持ちになるのです。






「もう既に持ってるから、売れないんだ」ではなく、
わが社で扱っているカシミヤのセーターの商品は、お客様に、

肌触りだけではなく、着こなしの提案や、新しい生活のシーンを提案することができる商品です。

・・・と思うのは、私一人だけでしょうか?








接客の練習とは、自分から学ぼうとする氣があるか、どうかです。


他のお店では、説明できないことや、展開できない商品を・・・
ドンドン アドリブで、構いませんアピールしていきましょう!!

参考になりますか???







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最終更新日  2009.11.13 20:13:21
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