"普通の女性が、
トツプ・セールスレディに
変身した物語り!"です。
わが社の手作りの社員研修会のレポートを公開します。
~少しの差を生むたった1つの考え方の違い~
ある普通の主婦感覚のスタッフが、
大人の女性に見事に変身した物語りをまとめてみました。
その女性スタッフは、わが社に入社する前は、
タダの普通の女性でした。
決して以前から、
優秀で、ファッション業界の勉強を特別にしたわけでは、
ありません。
1,2年前までは、ズブの素人でした。
その女性スタッフが私に言います。
「無」だったから、
出来たかもしれません。
もう一人の女性スタッフが、言います。
「私は、この婦人服業界に永くいますが、
ある日を境に、ある言葉を除いて、
すべての経験を捨てたのです。」
そのある言葉とは、「教えて下さい。勉強させて下さい。」と
お客様だけでなく、店長にもこの言葉を投げかけたのです。
2人の女性が偶然にも、
同じような体験をしていたのです。
本当に、偶然の出来事をほぼ同じ時期にしかも、私に、説明してくれたのです。
どうしたら、お客様に、満足してお買い上げしていただけるか?
ある独身女性(29歳・身長162センチ、48キロ)に、
男2人(同じ年齢の32歳です)が、アタックをしようと、
競争をはじめましたと仮定しましょう。
一人は、身長185センチ、スマートで、スポーツマンタイプです。
不動産関係の起業家で、年収は、3,000万円です。(Aさん)
もう一人は、無職で、貧乏、学歴なし。
身長160センチ、体重75キロ。年収は、200万円です。(Cさん)
一方、女性は、
クチュール・エレガンスのスーツ姿で、
まるで、モデル系の女優 藤原紀香(ふじわらのりか)さん似です。
その女性に2人の男性が次ぎ、次に、声をかけます。
「こんにちは、 ボクは、スポーツ大好きです。ところで、
美味しい韓国料理のお店にご案内しますが・・・・・。」
・・・と、Aさんが声をかけました。
すると、「すみません。ちょっとお手洗いに・・・」
とそっと優しく声をかけて、去っていきました。
もう1人、無職、貧乏、学歴無し、「並以下」の男が彼女に静かに歩み寄り、
そして彼女の耳元で静かに「何か」をつぶやきました。
この貧乏、無職、学歴無し、「並以下」の男は、たった一言で
一瞬にして彼女、そう「モデル系美人」の心を
掴(つか)んで、
その女性が、レストランに誘い、 出かけたのです!
・・さてさて、あなたは、この男(貧乏、無職、並以下)の男は一体
どうやって、この「女性」の心を掴(つか)んだのでしょうか?
実はこの男(貧乏、無職、並以下)は、この「女性」について
ある秘密を知っていたのです。
実は、このモデル系美人・・
ヴェジタリアン(菜食主義者)だったのです!
どんなに金がある男にも、どんなに地位が高い男にも、落ちなかった彼女が・・。
この貧乏で、無職で、学歴のなく、並以下の男にハートを奪われた
たった1つの理由・・ それは・・・
この男が、なんと中々手に入らない野菜、果物を
持っていたからなのです!
「他のスタッフより、
ほんの少しだけ知っている」そして、
「他のスタッフと
共創(きょうそう)する。」
と言う事なのです。
●もしあなたが、収入を上げたいのであれば、
収入を上げる方法を知らなければ、いけません。
●もしあなたが、料理をうまくなりたいのであれば、
あなたに適した料理の先生(祖母、母親)を見つけて、教わることです。
●もしあなたが、ゴルフをうまくなりたければ、ゴルフの先生を
見つけて、教わることです。
●もしあなたが、健康に長生きをしたいのであれば、健康的な食事方法、
運動方法を知っている友人・知人を見つけて、教わることです。
話しを戻します。
この話しの中では、この貧乏の男性は、他の2人の男たちが知らない事を
知っていた。・・という事実が、彼に「デート」という成功をもたらしたのです。
あなたは、会社から給料をもらいながら、「なぜ、あなたは途中で、
お客様の情報を取とることを諦めてしまうのでしょうか?」
<<あなたに甘えがあるのでは、ないでしょうか?どうでしょうか?>>
私は、主婦だから、女だからと言って、中途半端な考えで、逃げていませんか?
Aさんや、Bさんのように自己中心的な話しを実際、あなたは、お客様と会話して
いませんか? また、自己中心的に好き嫌していませんか?
あなたは、偏(かたよ)った判断で、商品を仕入れしていませんか?
では、どうすれはいいのか?
これからは社内で、競争ではなく、同じ考えをもってお互いに
共創(きょうそう)するのです。
本当にお客様が欲しがっている商品や、本当にお客さまがして欲しい
コーディネートが何なのか? を知らなければいけません。
女性であるあなたに、
知ってもらいたいのは、
お客さまが
何を本当に
心の底から、
何を今すぐ欲しがっているのか?
なぜ、欲しいのか?
ただ、それを探るだけでいいのです。
「質問」
することなんですよ。
ただひたすら、
「質問」
することなのです。
それにはまず、
欲しがっている商品を
見つけなければ
いけません。
お客さまについて知る必要があるのです。
DMを出す時、接客する時、サービスを提供する時、
一人よがりになっていませんか?また、自己満足的な話しをしていませんか?
もう一度、イスに座って、静かに目を閉じて考えてみて下さい。
「ご来店のお客さんは、一体何を・・・本当に心の底から欲しがっているの
だろうか?・・・ そして、私はそれを提案できるだろうか・・・」
静かにそっとあなた自身の心に問いただしてみて下さい。
きっと何をすれば、
何をお客さまに与えれば本当に喜んでもらえるのか。
・・・・・を「知る」事ができるようになります。
あなたが成功・・願望を実現する為には、まず、あなたが他人に対して、
お客さまに対して一体何ができるか?・・・を想うことなのです。
一体どうやったらお客さまの願望を叶えてあげる事ができるのでしょうか?
・・・と考えて始めて、あなた自身の願望が叶うのです。
「考え方を」・・という見方を自分中心から、
お客さま中心に切り替えるだけで
あなたがすべき行動が見えてきます。
そうです、まずあなた自身の
ペルソナ(人格)を
知ることです。
あなた自身は、どんな人格ですか?
ややもすると、「考え方の 生活習慣病 になっていませんか?」
「すべて、相手が悪いとか。商品が悪いとか。社会が悪いとか。」
接客や、考え方が、あなたは偏っていませんか?
それでは、この女性たちが、見事に実践している行為とは?
毎日、行っているのは?
1.お客さまの世間話しをよく聴く。(この聞くではない。)
2.お客さまにもっと質問してみる。本当に欲しがっている商品は、
どんなモノかを さりげなく聴く 。
3.お客様の生活様式や、生活シーンを さりげなく聴く。
売上げ不振のスタッフは、
お客さまを知る前に商品を売ろう。・・・と考えています。
この2人の女性の共通キィーワードは
「聴き出す」 ことだったのです 。
(以上、社内レポートより)
参考になりますか?