女性の買い物心理から、
学ぶヒントとは?
「女性は、捨てることが出来る。
男性は、捨てることが、出来ない。」と
ある経営コンサルタントさんが、
恋愛感情を例にして、
講演をされた。
「だから、女性は、失恋をすると、他の男性をスグ探す。
男性は、未練が残る。」と言われた。
私は 買い物に関しては、
逆
であると、思う。
女性は、買い物が好きだ。
私の妻も、よく買い物をする。
冷蔵庫にタマゴが、まだ、あるのに
特売で、タマゴをまた、買ってくる。
計画性がないのが、女性特有のモノである。
女性は、悪いと言っているのではない。
先日、ある保険屋さんに、会った。
「はとみさん~、毎日、読んでいますよ。
読まない日は、返って、ストレスが溜まります。
よく毎日、続くな~。」と言われました。
実は、この男性、直接の知り合いでは、なかったのです。
でも、人当たりが良いので、出先で、会うと、
話し込んでしまいます。
ここから、先は、女性は、読まないで欲しい。
宇宙人の女性は、OKよ。
セクハラと言わないでぇ~。
女性は、月に一度、お客様が、必ず、来ます。
そうです、アレです。アレ、あれ、ですよ。
生理です。
出逢いがなかったから、月に一度壊れるのです。
流れるのです。
生理中は、出来るだけ、
優しい言葉で。
・・・ある男性店長に
私が、アドバイスします。
特に、言葉使いや、顔の表情を豊かにします。
中高年女性の生理中や、更年期の女性に対しては、
特別の配慮をします。
お茶を入れたり、イスを用意したり、
甘いもの
出来るだけ、リラックスしてもらいます。
女性は、買い物をする時も、 安心感
を買います。
例え話しが悪いかもしれませんが、
もし、自分の子供が、車にぶつかりそうになると、
女性の場合は、子供を守ろうと子供の方に、体を寄せます。
男性の私は、車に、向かって、子供の壁になろうと
します。
女性と、男性には、これだけでも、差があります。
女性は悪いとか?
男性が悪いと言っているのでは、
ありません。
それぞれに特長があるから、それを引き出していくのです。
どうですか?
この私は、30年間かかって、やっと、やっと、
少し、見えてきました。
私の会社にも男性店長もいます。
男性だから、女性に洋服が、売れない???
いいえ、そんなことはありません。
近頃、女性のスタッフより、男性に見て貰いたいという
中高年女性が、多くなってきました。
紳士服売り場の女性スタッフも多くなりましたよね~。
昨年の12月の話しです。
ある50才代のお客様である女性に、私が、接客しました。
「寒くなりましたね~。
ごゆっくり、ご覧下さい。」とこの言葉を言っただけです。
すると、
「この店へ来ると、落ち着くのよ。
何か、他の店では、感じ得ない雰囲気なのよ~。」と言われました。
お買い上げ、頂きました。
接客する時に、お客様の逃げ道を作りながら、接客するのです。
逃げ道がある応対言葉を投げかけるのです。
逃げ道とは、お客様が断れることが
出来る言葉を想定して、
逃げ道言葉でしゃべるのです。
男性的な、理論的な言葉は、
女性は、あまり好きではありません。
昔、そうですね~、26,7年以上前の話しです。
東京スタイル勤務時代に、
ある有名なデパートの婦人服売り場に、
私は、接客する為に、
立っていました。
いきなり、接客。
そして、たたみ込むしゃべりで、
お客様を困惑させて
しまいました。
その当時は、理解できませんでした。
しかし、反省しました。
その後、人事異動で、
他のお店を担当することになり、
営業活動するより、接客販売することが、得意となったのです。
「おい、トシ坊。今日、おれの家に泊まっていけ。
明日も、販売応援に来てくれ~」とデパートの売り場係長に
あっち、こっちからお声が、かかってきたのです。
本当に、本当に、ありがたいお言葉を頂きました。
私は、まず、お客様が、なぜ、この婦人服の売り場に顔を出したのか?
それを第一に考えます。
もし、あなたが保険屋さんなら、
「なぜ、わたしと、会ってくれたのか?」
その状況を把握するべきだと思います。
なぜ、この女性は、この商品をさわったのか?
なぜ、この男性は、ジケットを触ったのか?
これを探るべきだと思います。
先日、つくばの某デパートへ、出かけて、
セーターを触っていたら、
「セーターをお探しですか?」とある女性アドバイザーが声をかけて
きました。
もちろん、無視しました。
でも、スグ検証します。
そうか~、わかった。・・・・・わが社でも、販売の弱い女性は、
声をかけるタイミングが悪いのである。
お客様に、逃げられると、事務作業を初めてしまう。
そうではない。
練習しか、ないのだ。
実は、この私に日記を一般従業員である他の婦人服店の方が、読んでいます。
どうも、接客販売が、うまくいかない。・・・と悩んでいるようです。
もう、練習しかないのです。
接客という練習しかないのです。
販売力の弱い人は、やはり、練習をあまりしません。
逃げています。
わが社にも販売力の弱い女性スタッフはいます。
ロール・プレイングもします。
そして、何度も、何度も、
接客販売の楽しさや、
それが、お客様にとって一番のサービスであることを
何度も、何度も、何度も
説明します。
参考になりますか???