夏秋(かしゅう)企画と
女性の心との
関係について
夏秋(かしゅう)企画
・・・商標登録済
この企画とは、
この時季(7月、8月)
暑い
でも、7月末になると、
夏物を着る期間が、短くなります。
お盆を過ぎると、空を見上げると、
やはり、秋を感じる雲となります。
でも、もう夏物は、
要らない。
・・・・そんな女性のお客様の声を頂きました。
どうしたら??????
と商品を企画しました。
平成2年に、自分で考え、
どうしたら、お客様に、
満足できる品揃えが
できるか?・・・・・・
本当に、本当に、本当に、悩んで、
この時季(じき)の品揃えを
私は、研究しました。
2,8月は、
小売店は、赤字である。
こんな常識を打ち破りたい
・・・当時の社長正三(しょうぞう)から、
入社する前から、言われ続けました。
数多くの失敗から学び
暑くても、
涼しく感じる商品を
アパレルメーカーさんや、工場さん、問屋さんの
協力で、取り組んできました。
「はとみさん~、夏秋(かしゅう)企画をマネして、
婦人服専門店さんに、
紹介したいのですが????」
とアパレル営業マンさんに、聞かれました。
私が言います。
「同じセミ(蝉)でも、メスは、泣かないのよ。
泣くのは、オスだけ。
秋色でも、売れない商品を並べても、売れない。
でも、仕入れ担当者は、氣が付かない。
まだまだ、売れると誤解する。
だから、この夏秋(かしゅう)企画も、
8月21~25日を過ぎたら、
縮小していき、秋物商品につなげていく。
販売、展開時期は、ほんのわずか。
蝉(せみ)も、わずか、
7日間から、10日間の命。
地下で、約10年。陽の目を見るのは、
たった数日。
また、夏秋(かしゅう)企画は、野球でいう
ワンポイント・リリーフ。
押さえの投手である。
延長戦まで、引っ張ると、球筋が読みきられる。
好きな女性(男性)に、恋焦がれても、
時季(タイミング)を逃すと、
しつこいとか、ねっちこいとか、
いやらしい・・・という感情が出やすくなる。
男と、女の関係に、
この夏秋(あき)企画は、似ているんです。」と解説しました。
時季、時期、時機
すべて、「じき}と
呼びますよね~。
他の専門店さんが、苦手な時期に、
自店の強みを出す。
困った女性がいるときに、
助けに入れる男性のようなものでしょうか???
夏秋企画(かしゅうきかく)は、
失敗して身に付けた手法です。
マネしても、マネしても、
インストールしない限り、身に付かない。
これが、奥の奥です。
とある取引会社の役員さんに
言われました。
真似して、覚えて下さい。
相当出費はしますけど、夏秋企画は、
アパレル業界にとって、必要なことだと感じています。
参考になりますか?
