取材を受けました。
公開します。
スタッフの働きやすさを徹底的に追求した「オーダー・メイド型雇用人事制度」を
オリジナルで開発、茨城県内に9店舗の展開。
強さの理由は、仕事上の"配慮はするが、
遠慮はしない"姿勢で人材育成、プロの接客・サービスが
お客さまをひきつけていることにあった。
職場の女性を活かす「オーダー・メイド型雇用人事制度」
月曜の朝、9時半。最寄駅である茨城県・水海道駅で降り、驚いた。
「・・・何にも、ない」
ロータリーにタクシーが2台。後は夕方には開くかもしれない居酒屋が2軒ほど。
ロコレディの本店は、そこから徒歩2分である。
「売れてるって、本当?」
思わず疑問符が浮かぶ。ところが、インタビューを終え、
また、驚いた。
母娘、夫婦、父母娘づれなど数組が、買い物を楽しんでいるのだ。
「こうやって、2世代、3世代にわたりご利用くださるお客さまが少なくないんです」と
同社代表取締役社長の羽富都史彰(はとみ としあき)さん(写真)。
上得意さまとの世代を超えた息の長い関係は、
多くの企業の望みである。
それをロコレディは、なぜ実現できているのか。
「ベテランのスタッフを、しっかり育成できているからだと思います。
ここに、当社独自の、オーダー・メイド型雇用人事制度が効いています。
私は26年前にロコレディに入社し、商品力だけで営業成績をアップ。
ところが、『商品回転率より、人の回転率の方がもっといいな』
とやゆされたくらい、人がどんどん辞めていくのです。
これに悩み、女性スタッフの心理や働く環境を研究し、
失敗を重ねながら練り上げたのがこの制度です」
長く働き続けられる仕組みとは
働く女性は、妻、母、嫁、娘など多様な顔を持ち、
日本社会ではその役割責任が、多くの場合男性よりも重い。
しかも、年々、状況が変わっていく。例えば入社時に幼稚園児だった子供も、
5年もすれば小学校高学年。
勤務可能な日時も、変わってくる。
「オーダー・メイド型雇用人事制度は、そうした社員
一人ひとりの事情に徹底的に合わせ た勤務条件やシフトを、
個別に決定するシステムです。
お客さまは、商品知識の豊富な、慣れ親しんだ女性スタッフに付き、
継続的に長くご来店くださいます。
その女性スタッフに長く勤めてもらうには、
柔軟な働き方ができることが、一番なのです」
具体的には、
1 正社員(月給制)、
2 フルタイム定時社員(時給制で1日8時間、月20日間勤務)、
3 変形定時社員(時給制で週3日は1日7時間、残り2日は1日8時間勤務、
公休日は月9日)という働き方が、基本ラインとして用意されている。
同じ定時社員でも、
3より休みの多い
2は、「義理のご両親の病院通いに付き添う必要がある社員が多いため」。
一方、週3日早上がりできる3は、
「子供の塾の送り迎えのため短時間勤務をしたい人が多いため」用意した。
個々の状況の変化に応じ、正社員と定時社員の間の行き来も可能。
3つの定時社員枠でもはまらなければ、さらに微細な調整もOKだ。
「当社は正社員も定時社員も、基本的な仕事内容は変わりません。
違うのは働く時間と、役職に応じた役割責任です。良い方には、
徹底して長く働いていただきたいのです」
ちなみに現在の最高齢者は74歳。
社内に20年選手、30年選手はザラなのだ。
パートでも1回1時間、計3回面接する
長いご縁が前提だけに、採用には最大限の注力をする。
「面接は、私自身が行います。
1回約1時間。最終決定するまでに、1人につき3回は面接します」と羽富さん。
しかも、最初にこう伝えるという。
「当社は個々の社員に徹底的にフィットした、
オーダー・メイド型雇用人事制度を採っています。
だから、通常の面接では聴かないような、個別の事情もうかがいます。
もちろん、個人情報をもらすことは一切ありませんが、面接してよろしいでしょうか」
こうして聴いていくことで「自転車で通える範囲なら、
土日の勤務や他のスタッフの急な欠勤による穴埋め勤務ができる」など、
多彩なことが見えてくる。
「面接をし『この方に働いてもらいたい』と思ったものの、
本人が希望する働き方がA、
会社の希望がBだった場合、
本人の都合を細かく聞きながら、
その折衷案であるCを会社から提示します」と羽富さん。
こうした面談の結果、実際「10~15時・17~19時」という変形シフトで働く人もいる。
15~17時の2時間で、
保育園に迎えに行き、義父母に子を託し、
夕食の準備をして、仕事に戻るのだ。
一方、それだけの面接をするからこそ、
不採用通知にも、最大限の心を配る。
「まるでラブレターを書くような気持ちです。
初恋を思い出し、後ろ髪引かれながら、どうしても別れなくちゃならない、
といった感じですね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オーダー・メイド型雇用人事制度は、
毎月、毎日、進化させています。
時代背景や、家族背景などなど。
私は、なぜ?
行間を開けて、ブログを描くのか???
それは、読みやすいを自分なりに、自分なりに。
スクロールが、面倒だ。
・・・・とご指摘もいただきましたが、
これが、一番現在の私には、
適していると判断したからです。
まだまだ、修行の身です。
参考になりますか?