先日、ある先輩社長から、頂いたお言葉です。
「はとみさん~、これを読めよ~。
松下幸之助先生の言葉をまとめた文章のようです。
私も、これをいつも、いつも、手帳に入れて
時々、読み返しています。
ぜひ、これをコピーするのではなく、
書き写して、いつも、いつも、持っていると
いいよ。」と言われました。
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原則を徹底すべし。ただし、原則を基本とし、各自に応用させるべし。原理主義に陥るべからず。
原則、すなわち理だけではやがて限界。加えて人望、すなわち情がなければ、人を率いること叶わず。
決め込むべからず。常にのちのちのことを考え、筋を通しつつ、融通無碍の言動を取っておくべし。
急ぎ事を進めなければならないものと、時間をかけてすすめなければならないものを見分ける見識と賢明さをもつべし
攻撃ばかりでは戦に勝てぬ。押して引いて勝負する柔道もまた然り。攻めるとき、引くときを使い分けるべし。
国内問題ばかりでは大きさが感じられぬ。外交問題にも積極的に考えを言うべし。
ワン・イシュー組織は大組織に成長せず。小といえども多様なメニー・イシューを用意すべし。
大将は大将、参謀は参謀。大将は参謀の提言通りに事を行うべからず。参考にしつつも、己自身で決断し実行し責任を持つべし。
大将の成長なくして組織の発展なし。人徳を身につけることこそ、肝要と心得るべし。信長型から秀吉型に、秀吉型から家康型に変身すべきなり。
大将は、秘書役と参謀役と補佐役の、三種類の部下を持つべし。言いなりの部下を寵用することは、身を滅ぼすことになると心得るべし。
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徳川家康公の大将のこころえに
共通の部分があると思います。
徳川家康が息子の秀忠に
語ったとされる「大将のこころえ」です。
大将の心得
大将というものは、
敬(うやま)われているようでその家来に、
絶えず落度を探られいるものだ。
恐れられているようで侮(あなど)られ、
親しまれているようで疎(うと)んじられ
好かれているようで憎まれているようなものだ。
大将というものは、
絶えず勉強せねばならぬし、礼儀もわきまえねばならぬ。
よい家来をもとうと思うなら、
わが食へらしても家来にひもじい思いをさせてはならぬ。
自分一人では何も出来ぬ。
これが三十二年間つくづくと思い、
知らされた家康の経験ぞ。
家来というものは
禄(ろく)でつないではならず、機嫌をとってはならず、
遠ざけてはならず、近づけてはならず、
怒らせてはならず、油断させてはならぬものだ。
「ではどうすればよいので」
家来には惚れさせねばならぬものよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぜひ、手帳に再度、書き写そうと
考えました。
参考になりますか???