CAPTAINさん

ありがとうございます。
ここへ書くとかえってご心配頂くことになる気もしていたのですが…
葬儀が終わった時点でツイート再開してたくらいですから、
私としては悲しみに暮れている、という面はまったくありません。 (2013/02/24 08:43:19 AM)

SALT OF THE EARTH

SALT OF THE EARTH

2013/02/21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
個人的なことなので、こういうところに書くべきか迷ったのだが。

月曜日の朝、実母が亡くなり、木曜日に葬儀を終えた。
自分の人間性とか情緒に何か欠落があるのかもしれないが、
この間、一度も涙は出ず、感情に揺らぎもなかった。

私は高卒で家を出て以来、
親とは30年別世帯として暮らしている。

結局そういうことだと思う。
今の自分にとっての「日常」のパーツは自分の家族だし、
日々顔を合わせている人というのは例えば職場の人である。

そういう意味で、母親が亡くなったということは、
私の日常には大きな喪失感はもたらさなかった。

母はこの7,8年は毎年何かしら入院するようなことがあって、
去年の夏にも転んで骨折(!)した。
私も妹も家を出ているので、一番大変だったのは父だった。
ここ2,3年は私も妹もなるべく実家に顔を出したり連絡をとっていたが、
そうはいっても結局月に1,2度の訪問程度が実情。
私は先月、あの大雪の成人の日の前日に実家に行き、それが母との対面の最後になった。

10日ほど前にやや体調が悪いのでちょっと入院するが、
特に心配しなくていいと電話で話していたので、
先週土曜日も実家を訪ね父には会ったが、私は病院には行かなかったのだ。

臨終には間に合わなかった。
体力も落ちていたし消化能力が弱まり、入院中は点滴だけになっていたので、
私としては生きても死んでも本人が楽な方がいいと常々思っていた。

そういう意味で、私の思いは「しんどかったでしょうね、お疲れ様」という気持。
長い闘病などもなかったので顔色や表情も苦しそうでなく、

(他の人の葬儀で長い闘病で本当に「変わり果てた」ご遺体に会ったことがあるので、
 よくわかる)

親を見送って一人前になれると思っているので、半人前くらいになれたのだろうか。
親不孝ではあったが、今は感謝と労いの思いしかない。
しかし、涙は一向に出ないし感情の揺れも未だにない…


















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Last updated  2013/02/23 11:30:56 AM
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Re:欠落?(02/21)  
まずは、お母様のご冥福をお祈り致します。
そこから先の言葉が出てきませんが… (2013/02/23 01:17:11 PM)

Re[1]:欠落?(02/21)  
slash555  さん

Re:欠落?(02/21)  
おばかんの  さん
お母様の御冥福をお祈りいたします。 私の母も1月17日に亡くなってもうすぐ四十九日を迎えます。 私の場合は今でもひとりでいる時間が多いからなのか?、時々一人悔しさと寂しさで涙することがあります。
男にとって母親とは「自分の身を痛めて産んでくれた」という感情が強いからなのか?やっぱり特別のような気がします。女性は自らの子供に持つ感情がそうなのではないかと。

いずれにしても、もう話をすることも聞くこともできない現実に、もっと話を聞いてあげればよかった、困ったときに誰に相談すれば・・・という戸惑いに立ち向かうしかないんですよね。 次は自分の世代か・・・という死に対する恐怖というのも感じますし。 (2013/02/24 03:38:10 PM)

Re[1]:欠落?(02/21)  
slash555  さん
おばかんのさん

有難うございます。お母様のこと、そちらのブログを読んでおりましたが、それこそ私の方で言葉を持ち合わせておらず、コメントを避けておりました。
お優しいお母様だったのでしょうね。
おばかんのさんは、愛情深い方だと思います。
ブログを読んでいれば伝わってきます。

私は脳みそのどこかがおかしいのかもしれません(苦笑)
また、一般にも娘は息子より母親にシビアです。
30年間離れて暮らしていたこと、その間の特に前半は私自身がシングルマザーでしたので、自分のことで精いっぱいでした。
自分が涙するのは子供を亡くした時だけと確信しています。
(夫でも泣かないかもしれません)
子供が先に逝ってしまうようなことだけはないことを祈っています。

残念なのは60代までは健康だった母の晩年がそのまま続かなかったことですね。もっと楽しめてよかったはずなのに、それが気の毒です。ただ、身体のしんどさからは解放されたのだろうと思うことが救いのような感じです。 (2013/02/24 03:52:32 PM)

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