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私
1月12日の朝日新聞のオピニオン欄
に 詩人で作家の 辻井喬
氏のインタビューが載っている。
氏は、かって、 70年代から80年代
に セゾングループ
を 経営者 堤清二
として率いていた。
A氏 :俺も読んだが、当時の消費社会を「 隣がテレビを買ったから我が家も買おう 」という「 大衆消費社会 」といい、次に 自分のニーズにしか合う物しか買わない 「 個人消費社会 」の段階に入ったという。
私
:そして 21世紀
に入って、 選択的な好みによる需要
しかない「 選別消費社会
」の段階に入ったというね。
こないだ自動車関係の人に会ったときに「 なんで急に車が売れなくなったんかね
」と聞いたら、「 不況前から日本では、すでに車は若い層には人気がなく、売れなくなっていた
」と言っていたね。
A氏 :政府が 不況対策として個人需要を喚起 しようして、 定額給付金 を出すというのは、そういう消費の変化となっている社会には 効果は薄そうだね。
私 : 辻 氏は、最近、 マルクス の「 資本論 」を読み直しているそうだが、そこに「 人間の欲望を満たすための消費が、資本主義社会になってから、労働力の再生産のための消費一辺倒になってしまった 」とあるという。
A氏 : 個人の欲望を満たす消費 でなく、 不況対策のための個人消費 とはね。
私
: 堤
氏によると、 無印良品
、 ユニクロ
、 ロフト
、 東急ハンズ
など専門度を高めしかも安価な店がいいという。
車社会の変化
で、 郊外の幹線道路に面して展開したスーパーやレストランチェーンが軒並み
大ピンチ
だという。
元気なのは
、 大都会の中かその近くにあるコンビニやレストラン
だという。
A氏 :しかし、辻氏は、 自由主義的な市場経済を主張 しているね。
私:
だが、 うまくいくための3条件
を示しているね。
第1
に「 勝つだけが目的でないこと
」
第2
に「利潤目的で運用が効率的に運営できない、 教育、警察、上水道などのインフラ整備がしっかり運営されていること
」
第3
に「 リーダーが社会に与える影響に関心を持つこと
」
教育
も何もかも 市場原理主義を徹底しようというの
ではないね。
規律ある資本主義
だね。
A氏
:だから、 辻
氏は、日本でも、 規制をなくして自由にすれば必ずよくなる、中途半端だからいけないという論者
がいて 、これだけ経済がひどくなった今もまだ言っていると批判的
だね。
論者とは 竹中平蔵
氏のことかね。
私 : 辻 氏は、 インチキ商売 と同じだと厳しいね。
A氏
:「 選別消費社会
」では、 共同体
の再評価が必要
になるという。
それは昔の 隣組とか村落共同体の復活
でなく、 最小のものが家庭の復興
、そして ファンクラブ的な集まり
、 趣味や志向が共通的な人たちの集団
だという。
私
:アメリカの 多様な
コミュニティ社会
と似ているね。
氏は最後に、不況はいずれ終わるだろうが、日本は 極
にはならないだろうとしている。
小さな平和国家、通商国家
として生きるべきとしているね。
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