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公平・無料・国営を貫く英国の医療改革
私
:今、 長野新幹線
で帰って来たところだよ。
台風一過
で 横浜は快晴
だね。
留守中は風で大変
だったらしい。
帰りの新幹線
は、大分、ダイヤは乱れていたが、出発したら、ほぼ、定刻通り東京駅に着いた。 昨夜は、長野方面も雨が激しかったが、風は大したことはなかったね。
昼頃からは、日も差しだしたね。
往復の新幹線の社内で、この本の続きを読んだよ。 帰りの車中で読み終えたね。
A氏
: 医療改革
は、 アメリカでは クリントン政権
が失敗
しているね。
今、 オバマ政権
が挑戦しているが苦労が多いようだね。
医療改革
は、政治的にも複雑でリスクが高いようだね。
それを何故、 ブレア
は公約
に掲げたのかね。
私
: ブレア
は政権をとるとき、「 英国の将来を考えるとき、他のすべての政策が失敗しても、医療と教育の改革は必ず成功させなければならない
」と言っていたという。
それは 彼が貧しい家庭
で育ち、 父親は公教育
に助けられ、 大学を出て弁護士となって成功
した。
彼は「 私の父と私が成功できたのは、英国の優れた公教育の仕組みと英国医療システム( NHS
)のお陰だ
」と言っているという。
この 信念
と、 NHS改革に対する国民の支持と注目
、 好景気に支えられた潤沢な財源
、そして 首相のリスクを厭わない姿勢
がブレア を大規模な改革の実行に着手させた原動力
だという。
A氏 : ブレア政権の教育 については、 サッチャー政権の教育政策 に絡んで君のブログでもふれているね。
私
:イギリスでは「 健康格差
」が問題になっているという。
1980年代から90年代
での サッチャー政権
の市場原理主義の導入
で、経済は活性化するが 社会経済的な格差が拡大
する。
これが、 寿命、病気にも関係
して、「 健康格差
」になるというわけだね。
この 市場原理主義的な負の部分
を ブレア政権
は解決しようとするんだね。
しかし、皮肉なことに、 ブレアの医療改革の 第1ステップ
( 2001年から2004年
)は、この経済の活性化によって得た 豊富な財源
を、 積極的に医療分野に投資
したことだね。
医師、看護師の給与を上げ、その数を増加
させた。
まず、「 量的拡大
」だね。
そして、 2004年から06 年には、 第2ステップ として「 質の向上 」をめざし、 競争原理を導入 する。
A氏:大枠
は国が決め、 その枠内では競争原理を組み合わせる
という方法かね。
サッチャーのいいところはとり、負の部分を避ける手を打っているわけだね。
サッチャーのいいところを引き継いだ ブレアの教育改革
と似ているね。
私 :明日は具体的な内容にふれよう。