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道路整備事業の大罪
私
:東海道の 三島市
の商店街は「 シャッター通り
」ではない。
活気がある。
郊外に ショッピングセンター
を作る土地がなかったことと、 電柱地中化
を契機に 2004年
から「 町並みづくり協定
」を 4つの商店街が協定して作った効果
が大きいという。
空襲にあっていないので街並みは曲がっていて自動車には通りにくいが 歩行者には歩きやすい。
そこでその特性を生かし、 三島市
では 1996年
から「 街中がせせらぎ事業
」が展開されている。
A氏 :俺は 三島市の道 をタクシーに乗って走ったことがあるが、 道路が何か一般の都市と変わっていると 思ったが、そのせいなんだね。
私
: 富山市
は、 県庁所在地で最も人口密度が低い。
そうすると 公共交通の採算性
が悪くなる。
用事のためには 長距離の移動が必要
になる。
しかし、その問題を富山市は 道路整備と自動車
で解決しなかった。
2006年
、 富山市
は 路面電車
( ライトレール
)を再生した。
中高年齢層の利用が増加
した。。
そして、 沿線
に 障害者のグループホーム
や 高齢者のディサービス施設
、 高齢者賃貸住宅などを立地
させている。
また、 企業の社員寮
もある。
このような 自動車主導方式に反対の施策 を次々と打ったことで、 1963年以来、減少が続いていた中心市街地の人口が2006年度に前年比で増加に転じた という。
A氏 :そういう動きが「 コンパクトシティ 」というのだね。
私
: 青森市
もそうだね。
青森駅
を降りれば、 すぐに賑やかな商店街
だね。
「 シャッター通り
」はない。
これらの動きは、 底に大きな思想 があるね。 「 脱自動車 」だね。
A氏 : 自動車は、もはや豊かさの象徴ではなくなった というわけか。
私
:著者が、この本を書いているとき、著者を頼って、 スウェーデン
の建築家が訪問
してきた。
日本の研究のためだという。
彼が言うには、 スウェーデン
では、 自動車社会
が進みすぎたことで、 公共交通の利用率が激減
し、 郊外型ライフスタイルが定着
して、 地元の商店街がほとんど死にかけている
という。
日本では、 自動車に依存しないで歩いて生活ができると聞いて
、その理由を研究にきたのだという。
A氏
:なんだか、こそばゆいね。
日本では、反対に スウェーデンは高福祉で理想の国
のように言っているのにね。
私 :しかし、その東京都がまだ、 道路が足りないと 言っている。
A氏
: 道路整備問題
は、単に道路だけでなく、 日本が戦後の廃墟から奇蹟的に経済大国
になり、 今は落ち目
になっているのに、 その夢が覚めないという戦後史の象徴
だね。
道路整備の真の問題点
に目覚めれば、まだ、 救いの道
はあるかもしれないね。
私
: 民主党政権
で「 事業見直し
」がはじまったが、 ダム
は「 流域思考
1
.
2
. 3
」で、 道路整備
は「 自動車社会からの脱出思考
」でやってもらいたいね。
そのような 政治転換
ができれば、そこに 韓国の李大統領
が言うような「 21世紀の先進国日本
」があるように思うね。