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A氏
知的街道
は 「宝塚線事故の調査情報漏洩問題」
、 「『国鉄一家』復活?」、
「 JR西日本の隠蔽体質
」と続いたが、 昨日19日の朝日新聞朝刊の一面トップ
は、 JR西の漏洩問題を検証した第三者機関の報告
を報じているね。
私
: 漏洩の原因
を「 組織防衛優先の企業風土
」にあったと 指摘
しているという。
そして、 井手正敬
元会長
が作り上げた 経営体質
について 「独善的で『上にもの申さぬ文化』をつくり、技術軽視も進んだ
」と 報告書は批判
しているという。
国鉄分社民営化
のとき、 井出
氏は、 松田昌士
・ JR東日本前会長
、 葛西敬之
・ JR東海会長
とともに、「 国鉄改革3人組
」と呼ばれたという。
A氏:葛西 氏は、 このブログ でも「 国鉄改革の真実・『宮廷革命』と『啓蒙運動』」 の著者として登場するね。
私
:「 国鉄改革の真実・『宮廷革命』と『啓蒙運動』」
で 葛西
氏が「 宮廷改革
」として、 トップ人事の重要性
を強調し、同時に、働く人の「 啓蒙運動
」の 重要性
も指摘しているね。
民営化当時、民営化を成功させるため、 JR東日本がモデルとして重視
され、有利な条件でスタートさせたが、 JR西日本はその点、不利なスタート
だったようだね。
しかも、 京阪神は「私鉄王国」だ
。
そこで、 1992年に初代社長となった井出氏
は、 ワンマン経営
をして、一時はJR西日本は「 井手商会
」と呼ばれるほどであったという。
A氏 : 利益優先策は成功 するが、 一方で安全面の投資はJR東日本やJR東海に比較すると低かった というね。
私
:俺が気になったのは、 井出氏が1995年ごろ、「鶴の一声」で技術系社員の採用を減らしたこと
だね。
「昭和人」らしくないからだ。
関係者は「 運輸を全部事務屋にやらせるという、現場知らずの過ちを犯してしまった
」と第三者機関に語ったという。
井出氏
は、「 昭和人
」で年齢的に 少年時代は軍国少年
だと思うね。
この世代は、アメリカの技術に負けたという「 技術コンプレックス
」があるから、本来は「 技術重視
」がしみついているはずなんだがね。
この世代は、 軍国主義イデオロギーに拒否反応
を示し、 軍国主義イデオロギー
がもっとも軽んじたもの-- 科学性と民主主義
--への 熱い期待
を持つようになるんだがね。
戦後の高度成長がそれを示している。
A氏
:それが「 昭和のエートス(気質)
」
で 民主主義と徹底した科学主義(技術主義)
だね。
ところが JR西日本は
「 日勤教育
」という「 日本陸軍のピンタ教育
」同様の 精神的教育
が「 啓蒙運動
」になってしまったね。
井出
氏は、その意味で 軍国主義嫌悪から来る「昭和のエートス」
を持っていなかったのかね。
私
:ただ、この 第三者機関
が「 漏洩問題」の原因は「井手体質
」だというのは、疑問だと俺は思うね。
どの企業も 「組織優先の風土」
があるからね。
特に日本企業はそうだね。
JR西日本の現社長の 佐々木隆之 氏が「 井手体質と情報漏洩問題とは無関係 」と報告書を批判しているのは正しいと思うね。