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Ryu-chan6708

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2010.03.30
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名ばかり大学生

:少子化に対して大学の定員を絞るというのは、まず、国として 高等教育を国民に提供するという、近代国家の理念 に反するね。

A氏 :国として 人材も不足 するね。

:ところで、 1970年から1980年の約10年間 で、 普通高校への進学率が約1割上昇し ている。
  同時に起こったのは 全国の実業系高校の「権威」失墜 だという。
  それまでは、優秀な中学生でも、家庭の事情で、 工業高校や商業高校に進学し、安定した職業を得ていた。
これが 普通高校の競争を緩和 していた。
   ところが、これが崩れると、 普通高校進学者が増加 し、競争は激しくなり、 普通高校の格付けが始まる。
中学生に対して、 大人側が「競争」の設定を誤る。
大学進学率も向上する。

A氏 偏差値と塾の登場 だね。
  そして、奇妙なことに 並行して「校内暴力」が始まる。

:1970年から1980年とは日本の高度成長が最高潮に達した時だが、 学生たちにも大きな環境変化 が起きたんだね。
愛知県 では 高校進学率を90%に限定 し、仮に進学意欲があっても、学力最下層の高校への進学を拒否した。
  結果、 愛知県 は、 校内暴力の先進県として有名 になり、暴れる中学生に手を焼く。これに対して「 管理教育 」を徹底する。
  教師の暴力と暴言によって、中学生の暴力を抑えた。

 そして、 高校の学力は向上し、国公立大学合格者が続出 するようになる。

A氏 :管理教育は成功だね。

:短期的にはね。
シッペ返しは、この世代が親になったときに出た。
1996年の幼児虐待死の件数で愛知県はトップ
となる。
1000人あたりの「いじめ件数」でも最多 となる。

A氏 :こわいね。

:よりよい大学に入るには、 大学の一発勝負のペーパー試験 にいかに高度に対応するかだ。

A氏 塾の効能 だね。

:教育、子育てに関心を持つ親は、 最終帰着点である大学入試 に、いかに有利に働くかということを中心に子供を育てる。
  公立を見捨て、 私立中学ブーム を起こし、 低学年、低年齢からの塾通いは一般化 される。
   ここには、 子供が将来何を学ぶのかという視点は全くない。
つまり、現代の子供たちは、 勉強とは競争のためだと、幼い頃から完全に洗脳 されている。
  だから、 競争を降りた瞬間に勉強から離脱する。

A氏 :離脱しても、少子化で下位大学にはやすやすと入れるし、卒業もさせてくれるというわけか。

:なぜ、浪人しても上の大学を目指さないのか。
  それは、「甘え」や「弱さ」でなく、 入学試験の「問題」、特にその難易度 にあるという。

  それが明日の課題だね。






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Last updated  2010.03.30 20:30:45
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