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Ryu-chan6708

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2010.03.31
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名ばかり大学生

:俺が高校生の頃、ある大企業でアルバイトしたが、社員の人が「 あの人はどこの大学卒だ 」とウワサしているのをよく聞いたね。
  そして、 大学別に生涯給与カーブ が違うんだというわけだね。

A氏 :高学歴が人生における甘い果実だと信じられていた状況下では、 多くの子供や家庭にとって、学力そのものよりも序列が重要問題 なんだね。

:それが戦後日本教育の特徴だろうね。

  著者は、 1970年と2008年の東大の英語の試験 を比較のため、全文掲載している。
  そして、 2008年の問題の方が質、量とも圧倒的にあがっている。
合格率は同じ程度だ。
トップ層の試験レベルは低下していない。

A氏 :学力低下ではないね。

:著者は、 1970年代に大学生になった者 は、 現代の子供に対して学力低下を言う資格はない と厳しいね。
  少子化が進んでいる以上、学力は低下していくが、 その低下は下位の大学からゆっくりせり上がるように起こり、それが現在は中堅大学まで進んでいるだけだ という。

  次に、著者は、東大や国立大学医学部に多数の合格者を送る 私立桜蔭中学女子校 の入試問題にふれている。
1982年と2006年の国語の問題を比較 しているが、 2006年のほうが難しくなっている。
さらに著者は、 1995年の和歌山大学の現代文の入試問題 を掲げているが、これが 2008年の桜蔭中学の問題と同一筆者、同一著書の引用 だ。
  質問は、むしろ桜蔭中学のほうが難しいくらいだ。
  和歌山大学だって、中の上くらいの大学だ。

A氏 12歳と18歳の試験問題 が同じとはね。
絶望的な学力格差 だね。

:21世紀になって、 勉強は一部の資産家の占有物になりつつある と著者は言う。
   ちょっと、勉強すれば、すぐに成績が伸びた 1970年代 と、 勉強しても格差が消えない21世紀 とでは、背景が全く違ってきたわけだ。
  著者はこれでも「 ゆとり教育 」によって勉強しなくなったと言えるのかと厳しい。

 今朝の朝日新聞では、小学校の教科書が厚くなったと報じているが 勉強ギライが逆に増加 することも考えられるね。

 明日は、文科省の学力テストで小学校が1位になった 秋田県 の話から始めよう。






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Last updated  2010.03.31 08:33:48
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