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Ryu-chan6708

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2010.11.09
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経済成長という病

:図書館で待ちなしで借りた。
  読んでいくうちに、繰り返し、同じことが書かれている。
 「あとがき」でわかったのは、この本は書き下ろしでなく、 いろいろな雑誌に投稿 したものをまとめたものだという説明で理解できた。

  それから、「 贈り物 」という言葉が登場したり、不祥事が起きるとマスコミがすぐに 一方的な犯人探し をしたりして、 知的な視野 に欠けているという指摘は 内田樹 氏の書いたものと似ている。
  そしたら、著者は 内田氏の小学校同級生 で、 共著 もあるというのでナルホドと理解できた。
  もっとも平川氏のほうの 文体 は読みやすいように感じた。
  それは、「あとがき」でこの本にまとめるのに、 大幅に修正 したということでもわかる。
  氏の ブログからの引用 もあるが、理解のために、 言い回しや漢字など一部を修正 して掲載したという。

A氏 :ブログだと一般の読者には分かりにくい文体もあるだろうね。

  それにしても、 君がブログ でとりあげた 11月7日の朝日新聞の読書欄の「著者に会いたい」 で著者の 平川克美 氏の記事を見たが、この「 経済成長という病 」という本にある 経済成長否定論 は、 経済成長論者 からは大分、問題にされたとあるね。

経済成長の論理 は、規制撤廃、 自由競争 効率向上 テクノロジーの革新、株主への貢献 などだね。
  一方で 格差の拡大 、貧困層の発生 という負の部分もある。

  「 年越し派遣村 」問題をとりあげているが、 企業を擁護するコンサルタントや評論家 、そして 一部の経営者 が、 派遣労働者 は自らその職を選んだのであり、その働き方が不安定なのを承知していたはずだといい、 自己責任論 を持ち出す。
  それに対して、 労働者側 からは 自己責任論 は、 企業の責任の放棄 であり、 自己を正当化するための詭弁 だという反論がなされた。
  氏は、この場合の自己責任論はそれが正しいか間違っているかでなく 「的外れ 」であるということを指摘すべきだという。
派遣労働者 の中には、選択の自由もない人もいるし、自ら選んだ人もいる。
  人間だから、真面目に働く人もあれば、いい加減なやつもいる。

A氏 :こないだ NHKテレビ討論 であるトラックドライバーの人が「私が40年間、一生懸命に働いてきたが、、 昼間からパチンコ屋にいる多くの若者 を見ると、その人達のために私の税金を使いたくない」と言っていたね。
 昨年の「 年越し派遣村 」では、 派遣村に来た人々に何万円か現金 を渡し、その後、 金銭をもったまま行方をくらました人 もいるね。

:氏は、それは当たり前のことではないかという。
  労働力が 商品 と同じように必要なときだけ必要な分だけ手に入り、不要になったら返却できるシステムがあり、それが企業側に利益を生み出すなら、 企業経営者はその誘惑には勝てない。
今のシステムを温存したままで、 それ以上の倫理 を企業に求めても、ムダだというわけだ。
  同時に 派遣社員に対して自己責任を求めるのもお門違い だというわけだ。

A氏 経済成長優先のシステム の中では、それは 当たり前の現象 だということか。

:そのシステムの問題まで追求しないと、この議論は意味が無いね。

  話は違うが、この本で扱っていた 北九州の病院で看護師が入院患者の高齢者4人の 爪を剥がす という事件 があったね。

A氏 :マスコミは、この 看護師が老人を虐待 しているとしてとりあげていたね。

:当時、 テレ朝の報道番組 ザ・スクープ 」でこの「 爪はがし 」は高齢者に多い「 肥厚爪 」の治療の一環であったと報じていたという。

  俺はこれについて 納得 がいったね。
  実は、俺は若い時に無 茶な登山 をしたせいか、 足の両方の親指 が「 肥厚性爪 」なんだ。
水虫 の症状に似ているんだが、医者に行っても 菌が発見されない。
治療は、大きくなると自分で 大きな爪切りで、剥がすようにざっくり切る んだね。
  死んでいる爪だからあまり痛くはない。
  しかし、孫はこれを見ていると怖がるね。
  しかし、俺にとっては 治療行為 だね。

A氏 :マスコミの報道は、知性がなくすぐ 一方的な犯人探 しだね。

:冷静な目で視野を広く持って判断することが必要だね。

 明日は、 人口問題と経済成長の関係 にふれよう。






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Last updated  2010.11.09 10:21:03
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