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2011.02.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類

人類の星の時間 (みすずライブラリー)

  どこかの 書評 で興味をもって 図書館 から借りた。
数年前に出版 されているので待ちが短く、すぐに借りられた。
 人類の歴史の分岐点 に立って、 その運命を決めた 12人の物語 だ。
人類の星の時間 」とは、星のように瞬間的に光を放ち、そして、人類の歴史に大きな変化を与える時間をいうようである。
  そして、この本では、 12の「 人類の星の時間 」をあげている。

1.「不滅への逃亡・太平洋発見 1513年9月25日
コロンブス
アメリカ発見 で、 を持ち帰った。
スペイン人 は、 新天地 に殺到した。
犯罪者や債務者 新天地 に逃れようとした。
 その中に、 バスコ ヌネス バルボア がいた。
  彼はいろいろ苦労して、最後に ヨーロッパ人で最初に太平洋の発見者 となる。
  これが 1513年9月25日 の「 人類の星の時 」だ。
  しかし、後から来た スペインの総督 と対立し、彼は 断頭台で死刑 となる。

2.「ビザンチンの都を奪い取る 1453年9月29日
1451年
トルコ皇帝マホメット2世 は、 ビザンチン王国 の征服 を企てる。
ビザチン王国 の唯一の名残りは 都市 コンスタンティノーブル である。
  この都市が生き残っているのは、その 厚い市壁 である。
マホメット は、馬鹿でかい大砲をいくつも作り、これを運んで砲撃するが、なかなか落ちない。
  最後は 人海攻撃 となるが苦戦する。
  ところが、とんでもないことが起きた。
外側の市壁 の砲撃によるたくさんの 破れ目 の一つをくぐって、 2、3人のトルコ兵 が侵入して、 第1の市壁 第2の市壁 の間を好奇心にかられて、あちこち歩いている時に、 内側の壁にある小さな門が1つだけ空いているのを見つけた。
 通用門
らしく重要なものでないので、 つい閉めるのを忘れたようだった
  最初は罠かと思ったが、さらに多くの兵を呼び寄せて、入ったら、 抵抗なしで内部に入り込めた。
かくして、 些細なミス から、歴史的な ビザンチン帝国の崩壊 となった。

3.「 ゲオルク・フリードリッヒ・ヘンデル の復活 1741年8月21日
あるとき、 ヘンデルの下男 は、 ヘンデル が部屋で倒れているのを発見する。
  医者に行き、 脳溢血 であることが分かり、 右半身が不随 となった。
  しかし、彼の気力は、衰えなかった。
アーヘンの温泉 で、毎日、 熱い湯に9時間 も入っていた。
  そして、医者が奇蹟だというように、 完全に回復した
  こうして、音楽家としての活動を 活発に再開 する。
  しかし、たまたま、 女王の崩御やスペイン戦争 のため、仕事がない。
1741年8月21日 、悄然として散歩から帰ると、 詩人 ジンネンス からの手紙 があった。
  その詩を読んでいくうちにヘンデルに 楽曲がひらめく
3週間 不眠不休で集中 の後、作品は完成し、 ヘンデル は疲れで深い眠りに入った。
  この 聖曲「メサイア」 は、たちまち有名になった。
  しかし、数年後、 彼は盲目となる
  そして、 キリスト受難の日の 聖金曜日 4月13日 )に死にたいと言った。
  これは「 メサイア 」が 世に出た日 でもあった。
  そして、その日に メンデルは息を引き取った。

4.「一晩だけの天才・ ラ・マルセイエーズ の作曲 1792年4月25日
1792年
フランス オーストリア プロシア に対して 宣戦布告 をした。
  戦争に向かう集会で、市長は彼の傍にいた ルジェ クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール という名の 若い中尉 に明日進軍する軍隊のための 軍歌の作成を依頼 した。
 彼は、 4月25日 一夜で作曲 した。
  これが後に「 ラ・マルセイエーズ 」と呼ばれ、 フランス国歌 にもなる。
  ところが、最初、一部にしか評価されなかった 彼の軍歌 が、次第に広まり 戦意高揚の歌 になる。
  しかし、作曲した ルジュ は平凡な生活をしていた。
76歳のルジュ 1836年 に死んだ時、誰一人として、彼の名を言う者もなく、知っている者もいなかった。
第1次大戦 になって フランス の前線に再び 戦闘的な力を持って「ラ・マルセイエーズ 」は鳴りひびいた。
  その頃、 ルジェの遺骨 アンヴァリード廟 に納められた。
  結局、 不滅の歌を1つだけ作った無名の詩人 は、 たった一晩だけ天才詩人 であったこと以外の何ものでもなかった。
 しかし、最後には、 その幻滅 から救い出されて、 彼の祖国の名誉ある霊廟の中に眠っている。






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Last updated  2011.02.23 10:01:11
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