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私
:原発の「 想定外
」「 想定内
」の 知的街道
は 昨日から続く
。
昨26日
の 朝日新聞
では、原発の「 想定
」問題をまた、追及しているね。
今度は「 電源喪失
」の問題だね。
A氏
: 非常用の冷却電源
は、本体 原子炉同
様に強固なものでなければならない。
これは、 昨日のブログ
で、 97年
に 石橋克彦
神戸大名誉教授
(地震学)の論文にあったことだね。
地震で 原子炉を停止
しただけでは 危険は回避できない
。
続いて、 すぐに冷却しないと
原子炉融解につながり
、地震の被害と 放射性物質による汚染
が 広い地域
で重なり、救援も妨げられる事態となる。
石橋教授
はこれを「 原発震災
」と名づけて警鐘をならしていたね。
福島原発
は 原子炉本体
はよかったが、 非常用電源
をやられ、今、この予言通りに危機を迎えている。
私
: 石橋論文
では、 非常用電源による
冷却用装置の重要性
を指摘しているね。
ところが、この 朝日新聞
が報ずるところによると、すでに、この 非常用冷却電源
の安全性問題は 2006年10月
の 衆院内閣委員会
で、 吉井英勝
衆院議員
(共産)が、 非常用電源
が失われた場合の事態
について質問しているという。
吉井議員
は 京都大学で原子核工学
を学んだという専門家だね。
A氏
:今回の福島原発で危機を迎えているのは、地震で 原子炉は即停止して安泰
だったが、 非常用ディーゼル発電機
などが 津波で破壊
され、 原子炉が冷却できなくなっている
からだね。
消防車などの海水放水
など
いろいろやっているが、 冷却が成功しないと
、さらに「 炉心溶解
」という 大惨事
に発展する恐れがある。
俺の知人で原子工学にくわしい奴が東京脱出、日本脱出を考えているよ。
私
:ところで、この 吉井議員の質問
に当時の 鈴木篤之原子力委員長
は「 問題ない
」というような回答であったという。
吉井議員
は 10年5月
の 経済産業委員会
でも、この問題をとりあげている。
このとき、 原子力安全・保安院の 寺坂信行
院長
は、「 安全設計をしている
」として 事故発生の可能性を否定
した。
最悪の場合、 消防車などの放水による冷却
をするなどの返答はなかったね。
A氏 : 吉井議員 は今は「 地震と津波は 自然災害 だが、原発事故は 人災 だ 」と言っている。
私 :現在の 原子力安全委員長 の 斑目春樹 氏は、 東大教授だった 07年3月 に中電の浜岡原発をめぐる訴訟で 中電側の証人 として出廷したとき、「 原発内の 非常用電源 がすべてダウンすることを想定しないのか 」と問われ、「 割り切りだ 」と答えたという。
A氏 :学者らしくない言葉だね。
私
: 今月22日
に、 参院の予算委員会
で 社民党の 福島瑞穂
党首
から、この裁判での証言を問われ、 斑目
氏は「 割り切りが正しくなかった
」と答弁しているという。
翌23日夜
、事故以来最初に開いた 記者会見
では、 斑目
氏は、原発の状態について「 非常に懸念している
」と語り、「 想像よりも、どんどん先にいっちゃっている
」と認めているとして朝日新聞は報じているね。
A氏 :こういう人が 原発の安全管理 をしているのだったのだから恐ろしいね。
私
:日本は原爆の被害を受けた世界で唯一の国だ。
原爆の怖さを知っている国だ。
そして、地震国だ。
どうも今回の事故の問題の背景には、 地震国に原発を設置するときの技術的な慎重さが欠如
しているようだね。
A氏 :今回の問題の原点は 自民党政権時代 の 原発電推進 の際の 安全性軽視 の「 負の遺産 」だが、 民主党 も 他の野党 も「 原発の安全性確保 」というテーマを マニュフェスト に掲げたところはなかったのではないかね。
私
:しかし、「 割り切り
」とは恐れいったね。
原発事故
は大変なんだから、本当に 安全は最優先に「真面目に
」やってもらいたかったね。
やはり「 人災
」だろうか。