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Ryu-chan6708

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2012.10.28
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柳田邦男 氏の「 原発事故・私の最終報告書 」は文藝春秋の 9月号 から連載がはじまっていて、今月号は 3回目 だ。
  まだ、来月号に続く。

  今月は、事故発生当時の 1号機 ベント 水素爆発 海水注入 初期重要問題 に焦点を合わせ、現場責任者の 吉田昌郎 所長の動きについて記述しているね。

3月11日 23時56分 過ぎに 1号炉 の格納容器の圧力が最高使用能力を超えているのが分かる。

A氏 :そこで、格納容器の圧力をさげるために ベント 問題が登場したのか。

:もう日が変わり、 12日 になっている。
吉田所長 は、対策本部で声を張り上げ、 ベント の準備を指示する。
 ところが、 ベント の各種弁の 遠隔操作テスト をしたら、 全電源喪失 で動かない。

A氏 :大体、 ベント というのは緊 急事態 で操作することだから、一般電源とは別に 独立して操作 できるようになっていないといけないのにね。
設計の欠陥 が、トラブルが起きると現場にしわ寄せされるね。

:東京では、 午前3時 海江田万里経産相と東京電力の小森明生常務が記者会見し、これから 1号機 ベント を行う旨の説明をするが、 ベント が簡単にできるような説明だった。
  「 本店と現場はずれている、何故だ 」と会見をテレビで見ていた 吉田所長 は思ったという。

 こうなると、 ベント は手動でやるしかないが、現場に入るには 高放射線 で難しい。
 現場では現場図面を出して検討する。
ベント に時間がかかる。

午前6時50分 、ついに 海江田大臣 から、原災法に基づいて命令として「 手動で速やかにベントを実施せよ 」というのが本店経由でくる。
吉田所長 は怒りを抑えて、精一杯やりますと回答したが、後日、語ったところでは腹の中では 「いろいろやってもできないんだ。この状態じゃできるわけないよ。さっさとやれというなら自分でやってみろ 」と叫んでいたという。

 " 決死隊 "が編成され、高い放射能のある現場に行く準備を整える。
 そのさなかの 午前7時10分 菅直人首相 が現場に活を入れようとヘリコプターでくる。
ベント の困難さの説明をするが「なんとでも ベント を急げ」と言って、 20分 ほどで帰っていく。
  その頃、" 決死隊 "の準備ができ、 9時 過ぎに 1号機建屋 に入る。
  弁が2ヶ所にあるので、2組に分かれる。
第1の弁 は、手動で動かした。
  地下にある第2の弁は、近づくとあまりの高放射能で、さすがの" 決死隊 "も諦めて後退。

A氏 :"決死隊"による ベント は成功しなかったのか。

:そこで考えられたのか、 強力なコンプレッサー で弁を壊すことだ。
 ところが、そんな コンプレッサー はない。
  ここにも、「 強力な弁 」をあけるという事態が生じるというのは「想定外」だから、準備がないという事態が明らかになるね。

 結局、協力会社の 大型コンプレッサーで ベント に成功する。 14時30分 だった。

A氏 :海江田大臣や菅首相が騒いでから、 数時間 たって ベント したが、吉田所長はじめ、現場は「 想定外」の設計 のため大変な努力をしたわけだね。

:明日は、 海水注入 をめぐる本部と現場の問題にふれよう。






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Last updated  2012.10.30 22:50:19
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