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私
: スポーツと体罰問題
は、このブログでも 長い知的街道
をなすくらい扱ったが、この 大久保氏の記事
はよくまとまっているね。
まず、 彼女自身水泳選手
として、 コーチからにひどい体罰を受けていた
ことだね。
そして、 高校で国体予選で平泳ぎで敗れる
が、そのとき、まだ 小学6年生の 長崎宏子
が別の組で出ていた。
彼女はこの大会で 日本の頂点
に立ち、 以来日本選手権8連覇
。
A氏 :後に バルセロナオリンピックで200m平泳ぎで金メダルを獲得 するね。
私 :この 国体予選 で大きな力の差を見せつけられ、 高校生活 を後1年残していたが、思い切って 水泳部 はやめる。
それから、 33年
たって、 大久保
氏は、スイミングクラブを主宰し、3人の娘をもつ 長崎
氏を訪問する。
長崎
氏は 選手時代
に 体罰を受けたことがない
という。
体罰で強くなるか という質問には驚き「 ほめられて育ててもらったので、体罰があったらムリかな 」と答え「 強い選手に育てたいなら、強くなるにはどうすればいいかを考えられる選手にすべきで 体罰は必要ない 」と答えたという。
さらに興味ある記事は、最近、 60歳になったかっての体罰コーチ に会ったことだ。
彼の目を見据えて 何故、殴ったのか 問い詰めた。
「 憎くて叩いていない。強くなってほしいという気持ちだった
」という。
彼も 高校、大学の水泳部
で 暴力を受けて育ち
、大学を出てすぐにコーチになった。
A氏 :見事な 体罰の世代連鎖 だね。
私
:しかし、そのコーチは、今は、 体罰はいけないと考えていた
。
指導する技がないから手が出るんだという
。
コーチが 33歳 になったとき、結婚して子どもが生まれ、そのかわいさに我が子が他人にたたかれるなんてとんでもないと思ったという。 それから暴力を振るわなくなった という。
それと 1年半
、 米国にコーチ留学
し、 米国
では 指導者は絶対に手を挙げない
ことに目を見開かされた。
彼らが指導した選手
は、 自分が育てた選手
より強かったという。
その事実は重かったという。
ただ、 米国
は 選手の責任が重いが
、 日本
は コーチの責任
になってしまう点が違うという。
A氏 :社会的に 自己責任、自立の精神の根付き方 が違うのか。
私 :こないだ NHKテレビ だと思うが、 中国のプロサッカーチームの監督 になった 岡田武史 氏の ドキュメント をやっていた。
選手たちは最初、練習でグランドに集まると、 岡田監督
が集合の声をかけるまで、各人 グランドの隅
に腰を降ろしてぼんやりしていた。
それが、あるときから プロ意識
が出てきのか、 練習が始まる前
にグランドに腰を降ろす選手はいなくなり、各自、ボールをけったり、足を使ったりするようになったという。
A氏
: 個人の自主性
が生まれたのだね。
だから、 強制されなくても、必死に自分を磨く
。
私 :この記事の筆者の 大久保 氏は、 水泳選手時代 をふり返り、 コーチの顔色をうかがう自主性のない選手 だったことを思い返しているね。
先月末 、コーチの還暦祝い
があり、全国からかっての選手ら 約100名
が、 コーチから受けた暴力バナシ
を 笑いのネタ
にして盛り上がったという。
コーチ
は「 オレはみんなに助けられたな
」としみじみ言ったという。
A氏 :しかし、自分自身もムダな体罰で育ち、人に体罰を加えたという 損をした人生 だと思うがね。
私
:自分の体罰体験、体罰が問題化してから、かってのライバルだった長崎選手への訪問、体罰をしたコーチとの再会、そのコーチの反省談など、 具体的なポイントを突いた良き体罰否定論
だね。