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私 :トラブル続きの JR北海道 では会社側が記者会見で、「 すみません 」と頭を下げ、「 あってはならないことだ 」で終わりだね。
記者側 も、こないだの 非常ブレーキ問題 では「 そのような安全に不安な特急に貴方は乗りますか 」と 禅問答 みたいな質問をしている。
記者は次のような質問ができないものかね。
定期点検モレ
が問題とすれば、 定期点検チェックシートに非常用停止装置の項目
はあったのか、あったとすれば、点検のときに チェックマーク
があったのか、 誰のチェックマークか、新人なのか
、 重要な箇所はダブルチェックしたのか
。数人で点検をしているとき、その点検箇所の重要度、難易度に応じた 分担指示
と、 点検後の確認
は誰が責任をもってやっていたのか。 責任者の確認のサイン
はあったのか。
A氏
:そういう質問は記者会見で 記者からは皆無
で、JR側も「すみません」で実態の説明は 皆無
だね。
私
:個々の問題に対する 現場意識がない体質
は、 JRも記者団も同じ
。
すぐに問題を 会社の体質だ
、 組合問題だ
と大きくして、 明日から改善できる現場作業レベルの問題
は放置され、 明日からできない大きな問題
にすりかえられる。
それが 体質
なのかもしれないね。
「 真実は個別に宿る
」のにだ。
A氏 :しかし、 昨日の朝日新聞朝刊 では 比較的具体的 に、 10月7日 の 定期検査 で発見された 非常ブレーキがきかない異常状態 の原因を報じているね。
同社の取材でわかったというが、 会社の誰に聞いたのか 報じていないがね。
私
:それによると 定期検査
を終えた車両を 運転所に回送
して戻すとき 、回送方式
に 2つ
ある。
「 自力走行方式
」回送
と
別の機関車が引っ張る「 引っ張る方式」回送
だ。
「 自力走行方式 」回送 の場合は 非常ブレーキ がかかるように「 非常ブレーキのコックを開ける 」。
「 引っ張る方式 」回送の場合、 機関車が非常ブレーキをかけるから、 車両の方は非常ブレーキがかからないように「 非常ブレーキのコックを閉める 」
A氏 : 定期検査後の回送方式 によって、 非常ブレーキのコックの開閉 が 逆 になるわけだ。
私 : 札幌運転所 に回送するときは 「引っ張る方式 」 回送 だから「 コックは閉じる 」を確認して回送する。
苗穂運転所
に回送するときは、「 自力走行方式
」 回送
だから「 コックを開ける
」を確認して回送する。
A氏
:問題の車両は 昨年7月
の定期検査
のとき、 コックが開かれていることが確認
されているという。
ところが、この車両は 昨年9月、
札幌運転所から苗穂運転所に配属が変更になった
。
すなわち、 回送先変更とともに回送方式も変わり、 コックの開閉が逆 になる 。
ところが、 定期検査員ら は、 変更に気づかず 、 札幌運転所に回送されると思って 「 引っ張り方式 」回送 の「 コックを閉じる 」にした。
私 :「 コックを閉じた 」まま、その車両が向かった 回送先は苗穂運転所 だ。
苗穂運転所 は車両が 「 自力走行方式 」回送 で回送されてきたので、 てっきり「 コックは開いている 」と思ったという。
A氏
:しかし、実態は 「非常ブレーキは効かない」状態
であり、これが、 今年の10月7日
の 定期検査
で 異常
が発見された。
かくして、 1次原因
は、 検査員の回送方式の変更に気付かなかった
ミス
だと新聞は報じている。
これがストーリーだが、 つじつまが合わないのは
、 定期検査の時期
だね。
昨年7月の定期検査 では 異常がない が、 昨年9月の定期検査 のときに 上記のようなミス をしたということは「 定期 」が 2ヶ月間隔 だね。
ところが、 今回の定期検査
は 今年の10月7日
で、 1年も間が空いている
。
定期ではなくなるね
。
私 :まぁ、 1次原因 は分かったが、 何故、回送方式の変更に気付かなかったのかという 2次原因の究明 がまだだね。
この場合、 回送方式 で コックの開 閉が違うので、 2種類の回送方式 に応じて、 検査チェックシートは2種類 あることになる。
エラーした昨年9月の定期検査 では、 どっちのチェックシートを検査員は渡されて検査したのか?、渡したのは誰か?
これが 2次原因 の追及のポイントだね。
A氏
:そこには 組合問題
はからんでいないようだね。
再発防止策
もすぐにできそうだね。
私 ;今後の調査に期待したいね。
新聞ももっと 深い、本当の具体的原因 を報じてほしいね。
すぐに、 体質が問題だ、組合が問題だ
、と逃げないでね。