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私 :8日の夕刊の 文芸批評 は「 自殺のない社会へ 」という 本の書評 になっていたね。
これは3 人の経済学者と政治学者 が珍しく自殺に関する本を書いているという。
そして 政府が防止策に取り組むべきだと提案 しているという。
A氏 : 自殺 は 個人の選択 でないのか。
私
: 自殺
は、その人個人の問題ではなく、まず、 遺族に影響
を与える。
親が自殺した未成年者
の自殺リスクはそうでない若者の 3倍
近いという。
著名人の自殺報道 があった直後には自殺者が 7% 増えていたという。
A氏 : 鉄道自殺 などは 乗客や鉄道会社に多大なコスト負担 となるね。
そういう意味では 自殺は社会問題 だね。
私 : 国際比較 では 日本 は「 経済状況」と自殺の相関関係 が他の OECD諸国より強い という。
中でも 「所得格差」と自殺率との関連が強い という。
A氏 :ということは、失業者が『 ダメな人間 』という「 烙印 」によって、 幸福度が下がる影響 が大きいからかね。
日本人 は他国に比べて「 個人として生きるしぶとさ 」が少ないのかね。
私 : 日本 では 2006年 に 自殺対策基本法 が制定され、本格的な 自殺対策 が始動した。
例として 首都圏の駅
で 青色灯
を設置した駅では 自殺者
が少なかったという。
しかし、効果を疑問視する声もあるという。
相談窓口の情報を記した絆創膏 を市民に配る 名古屋市 の「 こころの絆創膏 」 キャンペーン では実施の数カ月後に 自殺が減っていた という。
A氏
: 1998年
に一挙に 3万人台
になった自殺者が、 2011年
まで続いたね。
昨年、やっと 3万人
を割って、 2万7766人
になった。
私:
いろいろな政策が検証され、 効果的な政策
が実施できるようにしたいものだね。
ところで、 2012年 のWHOの資料によると 自殺率 では、 日本8位 、 韓国2位 、 ロシア3位 、 フランス20位 、 中国27位 、 ドイツ29位 、 米国42位 、 英国59位 、そして 経済危機 の ギリシャは80位 、 スペイン56位 で、 この2国は 「 経済状況」との相関 が少ないようだね。
この本は早速、 図書館 に予約した。
数人の待ちがあったが、余り待たないで借りられるだろう。