PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
A氏 :今朝の 朝日新聞 の「 耕論 」 欄 で、 3人の識者 が JR北海道 のトラブルの背後に潜むものは何か、 解決する課題 は何かを論じているね。
私 : 3氏に共通する問題点 は、 カネ不足 の問題だね。
最初の 阿部等
・ 交通コンサルティング会社ライトレール社長
は、 JR北海道の赤字体質
にふれ、 広大で厳寒の北海道の鉄路2500キロ
は、 現在の人員と予算では維持する限界を超えている
という。
現在何名で、後何名必要で、予算はいくら増やすべきかはふれていないね。
カネは他からの援助
をいろいろ提案している。
例えば、 大都市の運賃
を 1%値上げ
するだけで 年350億円
となり、これを JR北海道に交付
するという案だね。
だから、氏の寄稿の見出しは「 地方交通網、都市も負担を 」となっている。
A氏
:二番目の 元国鉄総裁で元西武鉄道社長の 仁杉巌
氏
は、 鉄道の安全を確保する大前提はカネだ
という。
カネ
がないとたとえやりたくてもできないし、いい人も集まらない。
労使関係も最終的には財源次第
。
しかし、 JR北海道
を 分割民営化前
に戻すような議論は現実的でないという。
そして、北海道だけでなく、 日本全体の交通インフラのマスタープラン
が必要だという。
鉄道より道路のほうがよい場所
も計画に含める。
机上論でなく、 現場がわかる専門家
も含めて議論し、 その全体計画の中でJR北海道をどうすべきか考えるべきだ
という。
だから、氏の寄稿の見出しは「 インフラ管理、全体計画で
」となっている。
私
:最後の 慶応大学教授 土居丈朗
氏
は、JR北海道の問題は、 国が株主としての責任を果たさなかったのが根本原因
だという。
株主と経営者であるJR北海道の間に 緊張関係がなかった
という。
そして 、北海道の国鉄時代の債務
が膨れたのは、 自動車社会が進んだ北海道
で 自動車と競合するローカル線の採算性が急速に悪化
したのが 大きな原因
だという。
JR北海道
に必要なのは、 さらなる税金の投入
や時間を巻き戻す「 再国有化
」ではない。
株式会社の長所を生かした地道な自助努力
だという。
A氏
: 土居
氏の「 地道な自助努力」
は具体的に何なのかわからないね。
株主の監査責任
というのは 国交省の監査
でいいのではないのかね。
氏の寄稿の見出しは「 株主の国に経営管理責任 」となっている。
私
:3氏とも、 提案
はすぐにできるものではないね。
それだけ、問題は難しいということか。
その間も、毎日、 JR北海道
は 厳しい冬に向けて保線の作業
をしなくてはならい。
国交省の改善命令
で解決するだろうか。