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私 : ダニエル・ヤーギン 氏は、 エネルギー問題の世界的な権威 として知られているね。
この ブログ では以前「 新エネルギー 原子力の次にくるもの 」という氏の 寄稿文 をとりあげたね。
氏 は、 21世紀 に入っての 最大の技術革新 は シェールガスの採掘技術 で、同じ技術で タイトオイルという石油 も採掘されている。
2008年 以降、 米国の天然ガス の 44% をシ ェールガス が占め、これにより、 価格 は 欧州の 3分の1 、 アジア の 5分の1 だという。
タイトオイル も 56%増 となり、これは OPEC12カ国中、 8 カ国の年間総産油国量 を上回る。
数年以内 には、 サウジアラビアとロシアを抜き 、 世界最大の産油国 になると予想される。
A氏 : ガス だけでなく、 石油 も シェール技術 で増産とはすごい技術だね。
私 : 米国 は シェールガス のおかげで LNG を輸入しなくなったので、 輸入 が 年間1000億ドル減少 した。
さらに 石油 のほうも 1000億ドルの輸入減 となっている。
これらの シェール革命 で 200万人以上の雇用 を生み出した。
A氏 : 日本のアベノミクスの3本目の矢 でそういう 技術革新 が生まれると経済は成長するのだがね。
私 : 世界経済への影響 も大きい。
米国のLNG需要 をねらって 世界各国でのLNG産出拠点開 発は、米国のLNGが 自給自足 できるようになったので、 売り手を失って市場にだぶついた 。
A氏
: 日本
は 東日本大震災
で発電が 火力
に頼るようになったが、幸い、この だぶつき
で日本は偶然救われたことになるね。
シェールガス様々だね。
私
: 中国
も 米国の成功
を見て 自国に眠るシェールガス開発を優先政策
とした。
中国
は 大気汚染問題
からしても、 石炭から天然ガスに早く切り替えたい
。
ところで、 米国
は シェールガスエネルギー
により、 製造業のエネルギーコスト
が低減し、 強い国際競争力
を得た。
中国の国際競争力も低下し始めた。
欧州も米国に製造業が移転
することを警戒している。
A氏 :特に ドイツ は GDPの半分を輸出に依存 しているので、 エネルギーコストの高いドイツの競争力が低下 して、 世界のシェア を失うおそれがあるね。
私 : イランが軟化 したのも、 米国の石油増産 で イラク産石油の強み が弱まったからとも言える。
しかし、 米国 が 中東政策 から手を引くことは考えられないという。
タイトオイル の生産が拡大する前から、 ペルシャ湾岸産の石油 が 米国の総供給量に占める割合は 10% 程度 に過ぎなかったという。
A氏 :世界の経済と政治における 石油の重要性 は続くから、 中東の重要性 は続くし、 米国 も戦略上、 中心的な位置 はを占め続けるだろうね。
私 : シェール革命 が 米国 に 新たな回復力 を与え、 世界における米国の立場 を高めている。
米国 による シェールガスとタイトオイルの資源開発 は、 技術革新 がいかに世界の経済力、政治力のバランスを変えることが出来るかを、改めて示す事例となったと ヤーギン 氏は言う。
2014年 は、それによる具体的な出来事が世界で起きることが予想されるね。