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私 :一昨日の ISO9001 の話にもどるが 、 ISO9001 審査員がいくら頑張っても 品質向上 はできないだろうね。
マネジメント・システム審査 と、品質を織り込む 現場活動 とは別だからだ。
マネジメント・システム を改善しても 現場の改善 につながらない限り品質は向上しない。
マネジメント・システム規格
は、 自動車メーカー
であろうと、 家電メーカー
であろうと、 食品メーカー
であろうと 共通
だね。
それがマネジメント・システムの特徴
だ。
しかし、企業はマネジメント・システムだけで構成されていない。
中心部分(コア部分) は 自動車生産 であり、 家電製品生産 であり、 食品生産 だね。
これは 共通性がなく、それぞれの企業固有のシステム だね。
A 氏 : ISO9001 的に言うと企業は 共通性のあるマネジメント・システム と、 固有の生産システムの 2 つのシステムの合成 だね。
私 :俺はこの 企業固有のシステムの活動 を「 コア活動 」と言っている。
自動車メーカーでは自動車生産が「 コア活動 」だ。
品質はこの「コア活動」で決まる。
だから、 品質改善コンサルタント は、 確立した分析手法 を使って、まず、「 コア活動 」の 現場観測、測定 から開始し、現状を正確に把握するが、これには時間がかかる。
マネジメント・システム監査 のように簡単にいかない。
10 年ぐらい前に、 ISO9001 の内部監査員の研修 に来た人たちに次の 用語群 を知っているかとアンケートをとったことがある。
「にんべんのついた自動化」「ポカヨケ装置」「あんどん」「セル方式」「内段取り」「サーブリッグ」「セット生産」「セル方式」「運搬活性分析」 など。
これらは「 コア活動 」の 品質改善に必要な手法 だが、その内部監査員研修に来ていた人たちは皆、「知らない」「使ったことがない」と返事をしていた。
A 氏 : 改善コンサルタント はこういう手法に精通していて、品質向上を行う「 コア活動 」を改善するね。
私 :そういう訓練や経験のない マネジメント・システム審査員 には「 コア活動 」の品質向上は最初からムリだね。専門が違うね。