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Ryu-chan6708

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2015.09.06
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 【中古】文庫 第2図書係補佐 / 又吉直樹【画】

又吉直樹 氏の「 火花 」を読んで見たいと思い、 文藝春秋 を買って、読み始めたが、なんだか、つまらなくなり、 2、3頁で放り出した
芥川賞の選考員の一人の村上龍 氏も似たようなコメントをしていたようだ。

 ところが、 今朝の新聞読書欄 の「 売れてる本 コーナー 又吉直樹著「第2図書係補佐」 の紹介があった。

A :「 火花 」の売れ行きにつれて 過去の本 も売れているのだろうね。

本作 は、 又吉のエッセー集

エッセーの題名 には 太宰治から村上春樹 まで、 名作文学の題名 が並ぶ。

だが大半は、これらとは関係のない話が語られるという。

又吉に小説の執筆の依頼をした編集者 は、 彼のエッセーからその文才を見出した という。なるほど、確かに エッセーのうまさは際立っている と評者は言う。

エッセー だから、気軽に読めるし、 彼の文才 にふれてみたいと思い、 図書館に予約 した。

A 書評によると、 テレビで マラドーナ を見た又吉少年は、その日以来、サッカー部の練習で 左でしかボールを蹴らなくなる 。周りは大変困る。 又吉は元来右利き 。蹴ったボールはコースをずれ、パスがつながらなくなる。周りからは「右で蹴れや!」と怒号が飛ぶ。だが、 怒号はむしろ、ギャップのあった又吉とチームの間の交流のきっかけになっていく のだという。

カフカ「変身」 の項では、珍しく 小説の中身 についてたっぷり触れられる。

虫に変身してしまうという異常な状況に晒されながら、 主人公は自分がセールスマンという職業を選んでしまったことを悔いている

又吉 は、 そのずれに笑う

一方、 本作 戦時下 運命に身を委ねるしかない」一般市民の不条理 が描かれていると知り真剣に再読する。

でもやっぱり「 笑ってしまう 」のだという。

A 小説「火花」 には、 世間一般との「ずれ」を追求する天才肌のお笑い芸人 が登場する。

彼は、それを追求し過ぎて 苦難の道 を歩むことになる。

お笑いとは「ずれ」である 。そして、 文学との間に「ずれ」は意外とない のかもしれない。

実際、 カフカも自作を爆笑しながら友人に読み聞かせた逸話 があるようだという。

お笑い芸人と文学 ギャップ があるようでない。

それがこの一冊から強く感じられるという。

読むのが楽しみだね。






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Last updated  2015.09.06 08:53:04
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