PR
Calendar
Freepage List
Comments
Keyword Search
ユナイテッドシネマとしまえんには初めて行ったのですが、郊外にあるためか観客数が非常に少なく座席は7割がた空いていてびっくりしましたが、ゆったり観れた点は非常に良かったと思います。この映画はご承知の通り、ナタリー・ポートマンがニコール・キッドマンやジェニファー・ローレンスなどを凌いで、見事2011年アカデミー主演女優賞を勝ち取った作品です。
監督は「レスラー」を作った、ダレン・アロノフスキーで、アメリカのとあるバレイ団で「白鳥の湖」の主役に抜擢されたが、ニナ(ナタリー)が真面目すぎるがゆえに黒鳥を演じきれないニナ(ナタリー・ポートマン)が、プレッシャーで精神的に追い込められ、どんどんぶち壊れていく、化粧して演出家(ヴァン・カッセル)に役を取るために口説こうとしたり、ライバルのリリー(ミナ・クニス)に主役を奪われるのではないか?と悩んだり、過保護な母親との葛藤などショッキングな映像、ざわざわの効果音特に鏡を使ったVFX、最後にリリーに襲われそれがニナに変わっていくシーン等 妄想と現実がごちゃまぜに映し出され恐怖感を盛り上げていく演出は流石で、アカデミー賞には相応しいのだろうが娯楽映画が好きなので、映画的には後味が良くなかった。
この役は、子役で出た「レオン」でのイメージが強すぎて大人の穢れ役も演じられる女優に必死に脱皮しようともがくナタリーとかぶる感じで、1年半ものバレイの特訓をこなし、ボディダブル(スタント)を務めたサラ・レーンが「ナタリーはすべてのダンスシーンの5%ほどしか踊っていないの」と暴露したというが、監督も「映画中139回のダンスシーンのうち111シーンはナタリーによるもので、28シーンはサラが担当した」と語っているが、スタントダブルの割合がどのくらいかは見る側にとってはさほど重要なことではないし、性的シーンも見事に演じ切ってアカデミー主演女優賞に相応しい大人の女優に脱皮した。

奇跡のシンフォニー Feb 8, 2013
The Astronaut's wife(日本語タイトル;… Feb 14, 2010
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 Oct 17, 2009