August 19, 2010
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カテゴリ: 映画
原題はthe visitor。2007年のアメリカ映画。

妻を亡くした孤独な大学教授が、久しぶりにニューヨークの別邸に戻ると、そこには不法移民のカップルが無断で住んでいた。そのカップル騙されたことを知った教授は滞在を許すが、パーカッショニストであるシリア移民の男は逮捕され施設に収容されてしまう。

そこで何とか彼を助けようと奔走する中で、それまで心を閉ざしていた教授が変わっていく、というお話。

これは、どちらかというとニューヨーク・テロ以降、アラブ系住民に排他的になったアメリカ社会を批判し告発した映画である。孤独な中年男が、移民の若者を助けることで心を開いてゆく、というもうひとつのテーマの方は、あまり心に残らない。ただ、アメリカ社会に対する批判も強烈ではなく、どっちつかずの映画になってしまった。

だからこの映画を観たことは数年後には忘れてしまっているだろう。

しかし、映画館のリーフレットにも書いてあるが、たくさん人が死にクルマや建物が火を吹いて壊れる映画ばかりのアメリカ映画界にあっても、こうしたシリアスな問題に目を向け、ひとりの人間の人生をかけがえのないものとして描いている映画もあり、映画監督もいるのだということは、知っておく価値がある。






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最終更新日  August 31, 2010 05:10:52 PM
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