October 8, 2013
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カテゴリ: 映画
劇団ポツドールの同名舞台の映画化という。登場人物は男5人に女4人。場面は四つの部屋のみで、ほぼ会話劇。制作予算は10万円で出演俳優は全員無名というが、上映劇場では大ヒットしたらしい。蠍座も、この映画だけをめあてに来たとおぼしき観客で盛況だった。

どこでこういう映画の評判と情報をききつけて来るのか、まったく不思議。

特にストーリーのようなものはない。5人の男と4人の女の恋愛(もどき)やセックスのからみあいがあるだけで、男の身勝手さも女の身勝手さも、なんの演出もなしに「ありそうなこと」としてさくっと提示されていく。

大都会の中で浮き草のように生きている「いまどきの若者」はこういうものかもしれないと思わせるリアリティがある。

それをおもしろい、かっこいいと思うか、バカにもほどがあると思うかでこの映画への評価は分かれると思う。

どちらかというと後者に感じるが、いまどきの若者の、人とのかかわり方のデリケートさ、ごく表面的な意味での「優しさ」には笑えるし、長所なのかもしれないと思える。

ただ700円で観られたからまあまあおもしろかったという感想になるので、これが一般的なフルプライスで観たのだったら後悔したかもしれない。





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最終更新日  October 27, 2013 09:43:50 PM
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