September 1, 2014
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カテゴリ: 映画
原題はスタンド・アップ・ガイズ。立ち上がった男たち、とでも訳すのだろうか。70代の名優3人の競演が印象深く、結末はわからなというのに妙なカタルシスのある良作だった。

28年の刑期を終えて出所した73歳のアル・パチーノは、昔の仲間で親友のクリストファー・ウォーケン(70歳)の出迎えを受ける。しかしウォーケンはマフィアのボスからパチーノを殺すように命じられていて、そのつもりで出迎え、タイムリミットとされる時間までの時を過ごす。ウォーケンには孫娘がいるが、孫娘はウォーケンが祖父だということを知らない。だがそれを知るマフィアのボスは、それをタネにウォーケンをゆすり、そこから話が思いがけない方向へと展開していく。

もうひとりの仲間だった79歳のアラン・アーキンを老人病院から「救出」し、遊び歩く。このシーンなどは不道徳ながら奇妙なセンチメンタリズムを感じる。それは、パチーノとアーキンの人生の残り少なさを逆に強く感じさせるからだ。

のこされた短い時間を少しでも悔いなく生きようとする老ギャング3人の、ベタベタしない友情がすばらしい。登場する女性陣も、この老人名優たちに位負けしない魅力的な美人ぞろい。

3人がそれぞれに際立って個性的なところに、アメリカ映画の長所を感じる。どんな局面でもギブアップしないタフさも痛快。ギャング出身ではなくても、こんな老人になるのが理想的だと思う人は少なくないだろう。





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最終更新日  September 9, 2014 12:58:18 PM
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